matukumo
2026-07-08 15:21:23
34775文字
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ゲーミング部と漫研部員でTRPGやってみた!

また書いてました!!

ンドラ現代パロ(O山先生のifを元にしています)
ゲーミング部の澄野君、面影君、九十九兄妹と、
漫研部員の凶鳥ちゃんが、クトゥルフ神話TRPGを遊ぶリプレイ風小説です。
いつも拓歪を描いてる人ですが、今回もカップリング描写は無いです。仲はとても良いです。

・ト書き小説でほぼ台詞
・ダイスロールは実際に振っています
・ハウスルール適用や、神話生物への自己解釈や捏造あり
・自作シナリオです
・パロディ(オマージュやリスペクトのつもり)、残酷描写、オリジナルキャラクターや劇中劇的要素、とにかく色々あります

仲良く身内ノリでやってるよ!みたいな軽いノリで書いています。
よろしければどうぞお付き合い下さいませ。










 
面影「さあ、二日目の朝を迎えるよ。民宿で朝食を食べ終えたであろう君達は、これからどうするかな?」

過子「民宿と港町はお話聞いたし……牧場は行けないし……邸宅も終わったから……やっぱり原生林だよね」

今馬「朝から自然に触れるのはカコの健康にも良いよね〜」

澄野「セロトニン?だっけ、なんかいっぱい出そうだな」

面影(二日目の朝に原生林か……それならどうしよう、他と帳尻合わせるなら……どう動かそうかな……)

凶鳥「面影殿?」

面影「ん、ああ、ごめんね。原生林だったね……それなら、まず、全員【幸運】を振ってほしいな」

PL達「「「「??」」」」




カコ→幸運75、出目33(成功)
イマ→幸運65、90(失敗)
ジョウカ→幸運45、89(失敗)
クミオ→幸運65、96(ファンブル)




面影「あのさぁ……………

今馬「リプレイ風に書きつつちゃんとダイスロールもしてる作品なのにこれじゃ疑われますよ!!」

過子「メタいよ……!!」

面影「じゃあ、君達は……
今、最も警戒すべきだと君達が思ってるであろう存在、上野大吾に原生林の入り口でバッタリ出会ってしまうね。上野は君達の存在を認知した。特に……宮田クミオ、君は上野とバッチリ目が合う」

過子「え、いつの間に島に来たの?」

澄野「なんだなんだ、軽く会釈しておくか……

今馬「バッタリってなんすか。原生林から出てきたところ?それとも原生林に入るところ?」

面影「原生林に入るところだね」

過子「ど、どうしよう、まさかばったり会うとは思ってなかったな」

凶鳥「ここで会ったが百年目!」

今馬「ちょっと落ち着いてください、ジョウカが動かないように肩掴んどきます」

面影「君達が話しかけるかどうか悩む暇もなく、上野大吾は……宮田クミオに近づいて、話しかけてくるね」


上野(KP)『島の外の人、ですよね?こちらには何をしに?』

クミオ『えっと、観光ですよ、民宿にも泊まってます』

上野(KP)『どこからですか?』

クミオ『東京の方ですね』

上野(KP)『おや、そんな遠くからここまで、よく来てくれましたね。……皆さん年齢がバラバラのようですが、どんなお集まりで?』

クミオ『あの、ネットの……オレ達オカルトが好きで、巨人伝説のあるこの島、面白そうだな〜って』

面影「巨人の話をすると、上野はにこりと微笑むね。なんとなく、恍惚としたような顔にも見える」

澄野「なんでオレがこんな奴の相手を……

面影「ファンブルしたから」

澄野「ですよね……

面影「まあ、一見他愛ない話を終えて、上野大吾は島を楽しんで、と一言言って……うーんと………………原生林に入らずに別の道に行くね」

澄野「は?入るんじゃなかったのか?」

今馬「謎いすねー」

過子「いつ来たかも謎だよ……深夜の邸宅にはいなかったし……もしかして今朝、フェリーで来た?昨日の自分達みたいに……

凶鳥「朝、フェリーで来て……一度家には戻ったのでござろうか?」

澄野「それなんだよ、それで大分話変わってくるんだよ、お前が予告状とか残してるから」

凶鳥「ハッ!!確かにオタカラを盗むには、予告状を出す前にパレスのルートの確保が必要……時期尚早でござったか!?」

今馬「頼むから分かりやすい言葉で話してください」

過子「別の道、ってどこに行こうとしてるの?」

面影「うーん…………そうだね、港町以外であることは分かるよ。君達が来た方向とは別の方向に向かったからね」

澄野「なあ、あいつ、このままにして大丈夫か?」

今馬「会ってしまったもんはしょうがないすねー……現代日本じゃ、白昼堂々バンバンキルできませんし」

過子「しょうがないね……とりあえずお腹をくくって、原生林の探索してみよう……





★二日目、朝、原生林


面影「港町の向かい側、すこし離れたところには原生林の入り口がある。
「希良原生林」と書かれている看板と簡単な地図があり、ここから道が整備されている。
地図によると観光ルートが敷かれているので、迷うことはないだろう。
ルートから反れて木々の中に入っていった場合、無事に帰ってこれる保証は無さそうだ」

過子「観光ルートには無さそうだよね。でも闇雲に探しても迷うだけかも……

凶鳥「まずは道なりに進んでみて、技能を使って、それでも何もなかったら入るでござるよ!」

今馬「ジョウカに至ってはスマホという連絡手段がないんで、いよいよ迷えないですしね」

凶鳥「拙者、なにもしてないのに壊れたでござる……スマホもパソコンも……

今馬「壊した奴は絶対なにもしてないって言うんすよ!ほぼ100%なにかしてるのに!」

澄野「……道なりに通ったら何がある?」


面影「木々に囲まれた中、途中で大きな湖を見つけるよ。看板があり、湖の向こうには深い森が生い茂っている」


澄野「看板にはなんて?」

面影「看板には……

「巨人が座った場所に大きな窪みが出来て、そこに恵みの雨が流れ込み、この湖となりました。希良原生林の中でも神聖なパワースポットです。」

と書いてあるね」

過子「湖に【目星】ってできる?」

面影「【目星】だね、どうぞ」

過子「52……自分の【目星】は60だから、成功だよ」


面影「カコちゃんは、湖を見ていても何も見つけられなかった。

だけどそのかわり、湖の向こう、森の中。

数人の人影が、奥へと消えていくのが見える。

大きく迂回すれば、湖の向こうへと行けそうだ。
観光ルートからは外れるけど、ここからあそこまでであれば、おそらく行き帰りに迷うことはないだろう」

過子「怪しい人、見つけた……!」

今馬「追いかけるのに何か技能使います?」

面影「人影はもう消えているから、追いかけると言うよりは、湖の向こう側に行ってみるって感じかな」

澄野「ここまで来たらもう行くしかないか……?準備とか必要かな……

凶鳥「戻ったら戻ったで、予告状を見た上野が、警戒して何か仕掛けてくるかもしれんでござるな。背水の陣でござる」

澄野「その水を背に置いたのはお前自身だ……!!」





過子「湖の向こう……来たよ!何がある?」

面影「湖の向こう側には、土や葉っぱで巧妙に隠された、地下へと続く入り口があったよ」

今馬「おービンゴっすねー。どうする?一旦立て直してから、またここ来る?」

過子「自分の直感では……突撃が吉かな」

今馬「カコの直感を信じて、自分はナイフを構えて、地下に降りるっす。自分先頭で、カコは真ん中に。しんがりは……ジョウカっすね」

凶鳥「ここから先は戦場の予感がするでござるな。竹刀袋から愛刀を出して、いつでも抜けるように帯刀するでござるよ」

面影「場所移動を挟むから、朝から昼になるよ。それでいいなら、このままどうぞ」

澄野「くっ……もうどうにでもなれ……!」