matukumo
2026-07-08 15:21:23
34775文字
Public
 

ゲーミング部と漫研部員でTRPGやってみた!

また書いてました!!

ンドラ現代パロ(O山先生のifを元にしています)
ゲーミング部の澄野君、面影君、九十九兄妹と、
漫研部員の凶鳥ちゃんが、クトゥルフ神話TRPGを遊ぶリプレイ風小説です。
いつも拓歪を描いてる人ですが、今回もカップリング描写は無いです。仲はとても良いです。

・ト書き小説でほぼ台詞
・ダイスロールは実際に振っています
・ハウスルール適用や、神話生物への自己解釈や捏造あり
・自作シナリオです
・パロディ(オマージュやリスペクトのつもり)、残酷描写、オリジナルキャラクターや劇中劇的要素、とにかく色々あります

仲良く身内ノリでやってるよ!みたいな軽いノリで書いています。
よろしければどうぞお付き合い下さいませ。










今馬「で、探索に時間制限とかあるんすか?一定期間内に探さないと失踪者が死ぬとか」

澄野「物騒な発想だ」

面影「ネタバレにならない程度に言うと、朝、昼、夜の三つの時間帯に動いてもらうよ。
1日に行ける場所は、それぞれの時間帯で1つずつになります」

過子「ドキドキしてきた……!自分達は今、どこにいるのかな?さっそく探索をしたいな!」

面影「君達はフェリーを降りたばかりだから、まず、島のフェリーターミナルにいるよ。最初にたどり着いたばかりだし、ここの探索は時間を消費しないものとされる」

凶鳥「何があるでござるか?」

面影「小さな売店と、待合室だよ。閑散とした場所で、あまり賑わいもなく、そこまで広くもないから、探索はすぐに終わりそうに見える」

過子「こう言う時はまず聞き込みだよ……小さな売店に向かって、店員さんに島尾ランさんについて聞いてみる」

面影「売店の店員さんか。特に、何も知らないようだね。スマホの写真を見せても、思い出せることは何もなさそうだ」

過子「そっかぁ……

凶鳥「拙者は待合室に行くでござる。誰か人はおらぬか?」

面影「窓口に人はいないかな」

澄野「人じゃなくて、場所になにかあるのかもしれないな。【目星】いるか?オレは待合室にいる」

面影「【目星】は使わなくても分かる情報があるよ。待合室には、簡単な島内マップがある。
それによると、以下の場所が記されている。

●フェリーターミナル(現在地)
●港町
●民宿
●原生林
●牧場

そして、原生林については簡単な説明が書いてあるよ。

『希良原生林は、太古の昔、巨人が歩いた跡から生まれた森である。
巨人の歩いた後に動物が着いていき、足跡からは植物が生え、それらがやがて今の形となったそうだ』……とのこと」

澄野「巨人……?」

凶鳥「その日、人類は思い出した……?」

今馬「巨人に着いていく動物すか。もしかしたら行方不明者もふらふらと巨人に着いていったとかかもしれないすね。今もその巨人がいるとかなら」

凶鳥「でっかい誘拐犯でござる」

澄野「そんな……巨人なんていたらそれこそ島の人類全員SANチェックだろ」

今馬「不思議と事件にならないもんすよ。目撃した人はいない、何故なら目撃したその時、既にこの世の人ではなくなるから」

凶鳥「やっぱり食われるんでござるな?」

面影「さあ、どうだろうね、うふふ」

過子「えっと、それじゃあ自分も、売店になにかないか探したいな」

面影「一際目立つものといえば、オススメのお土産である『巨人の足跡クッキー』だよ。水かきがついたような変わった足をしている」

過子「買おう……もぐもぐ」

澄野「もう食べてる」

面影「甘くて美味しいです。良かったね」

今馬「カコは頭使うだろうから、探索中の糖分補給は必須っす。良かったね!」

過子「帰りにもう一箱買っておこう……もぐもぐ」







澄野「売店と待合室には何もなかったと仮定して、次はどこへ行く?」

過子「自分は”民宿”がいいと思う……。島尾ランが島の外の人……だとしたら、宿を取っている可能性が高いと思うから。それに、自分達も宿を取ってるだろうし」

今馬「冴え渡る妹ちゃんの推理ィ!マジ賢さ1000%っす」

面影「確かにその通り。宿は取ってるってことで大丈夫だよ」

凶鳥「では、探索時に持ち歩く以外の荷物を置くのと、聞き込みも兼ねて民宿へ向かうでござる!」