matukumo
2026-06-28 11:58:54
59460文字
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ゲーミング部の3人+αでTRPGやってみた!

ンドラ現代パロ
ゲーミング部の澄野君、面影君と、
部員ではない川奈ちゃんと、ゲームマスター(KP)飴宮ちゃんが、クトゥルフ神話TRPGを遊ぶリプレイ風小説です。
いつも拓歪を描いてる人ですが、今回はカップリング描写は無いです。仲はとても良いです。

・ト書き小説でほぼ台詞
・ダイスロールは実際に振っています
・ハウスルール適用や、神話生物への自己解釈や捏造あり
・自作シナリオによるパロディ(オマージュやリスペクトのつもり)、残酷描写、オリジナルキャラクターや劇中劇的要素、とにかく色々あります

基本4人が仲良く身内ノリでやってるよ!みたいな軽いノリで書いています。
よろしければどうぞお付き合いくださいませ。













★地図に載せられた場所★

◯役場
●小学校
◯資料館
+◯友人の家
(水野タクが得た情報により追加)
◯アイスクリーム工場
◯神社
◯山道
+●蟲の家
◯診療所
+●蒼井家
+●日下部家




澄野「行ってないのは小学校、蟲の家、蒼井家、日下部家か……

面影「さっき行ってた、三吉透以外の失踪者についても調べたいな。そこから犯人像が割れるかも」

川奈「じゃあ、日下部家に行こうよ。一人だけ中学生の失踪者なんて、絶対訳ありだよ」







★二日目の昼の行動①日下部家

飴宮「日下部家に向かってぴんぽーんすると、中からは少し老け込んだ感じの、大人しそうな女性が出てきたよ」

面影「母親かな……。流石に当事者に、失踪した人について探る時は、素性を明かしたほうが良さそうだよね」

澄野「じゃあ、さっき黒原先生に言ったみたいに、事件について調べてるって正直に伝えよう」

川奈「門前払い喰らわないと良いけど……

飴宮「つばさの予想に反して、日下部零の母親は『息子のことを調べてくれるんですね』と穏やかに微笑み、全面的に協力してくれるよ。零の部屋を調べてもいいって」

面影「ふむ、部屋に痕跡が残ってるといいな。この様子なら母親がクロってことは無さそうだし」

澄野「じゃあ遠慮なく調べさせてもらおう」

飴宮「日下部零の部屋は、シンプルな家具でキレーに片付けられてるよ。怠美の部屋とは大違いだね……ゴミとかそんなんないよ。机の上には写真立てが置かれてるのと、机の棚には鍵がかけられているね」

川奈「写真立て?」

飴宮「写真の人物は、行方不明のビラで見たことのある日下部零。
それと、同い年ぐらいの女と男だね。男の方は身長が高く、女の方は普通の背丈。心無しか男女は雰囲気が似てるかも?」

面影「雰囲気が似てる男女……仲が良いって話だった、双子の男女だろうね。姉と弟だっけ。一卵性ほどは似ない二卵性双生児だね」

飴宮「写真立てに関する情報は、これ以上は【目星】だねー」

川奈「私が【目星】使ってみるよ、写真に注目したのは私だし」

澄野「よし、オレも参戦」


佐川【目星】60%→出目66で失敗
水野【目星】65%→出目98でファンブル


飴宮「ファーwwwファンブル〜!ファンブルは致命的失敗って奴だよー!水野は写真立てを落として小指にダメージ!あと母親にもっと丁寧に扱ってくださいと怒られろ!」

澄野「き、傷ついた……!二重の意味で!」

面影「大丈夫かい澄野君?いやこの場合水野君かな?いたいのいたいのとんでいけしてあげるね?」

澄野「エナドリをしまえ」

川奈「ねえ、机に鍵かかってるのはどうしたらいいの?鍵を探せばいい?」

面影「鍵があるなら親が開けてると思うよ。鍵はどこかに行っちゃったんじゃない?」

飴宮「机の中が見たいなら【鍵開け】ヨロ!」

澄野「全員持ってないんだが……

飴宮「じゃあここの探索は終わりだよッッ!!」

川奈「写真見ただけで終わっちゃう!?な、なんかないか、なんかないか……ハッ、そうだ、失踪者のサンダル!写真撮ってる!」

飴宮「お?じゃあ夏がそれを母親に見せると、それは息子のだッと驚きますね。これをどこで?とも聞いてくる!」

川奈「さ、”山道”です……!」

飴宮「息子の手がかりを回収したいあまり、母親は探索者達を家から出すと、鍵を締めて”山道”まで駆け出していきました」

澄野「どっちみち探索が終了した……!!」









★二日目の昼の行動②蒼井家

面影「日下部家でなんの成果も得られないまま、こちらに来てしまった」

川奈「こっちが何か知ってるといいんだけど……

澄野「双子は何も知らないって言ってたらしいし、どうなんだろうな……

飴宮「ぴんぽーん!がらがら!ザ・一般女子って感じの女が出てきたよ。ちょっと無愛想かも!両親なら祭りの準備に行ってる、ってぶっきらぼうに言うね」

澄野「やっぱりさっきの、写真で見た女の子か?」

飴宮「タク達はその顔を知ってていいね。スマイルとは程遠いけど、確かにその女子は写真に映っていた、双子の姉の顔だよん」

澄野「よし、切り込んでいくぞ。えーと」



水野『……蒼井さん家の双子のお姉さん、だね。日下部零君のことについて、話を聞きたいんだ』

双子姉(KP)『…………帰って』

澄野「えっ……

双子姉(KP)『帰ってよ!零のことは何も知らないの。何年も、何度も聞かれて、うんざりしてるの。早く帰れ!』

飴宮「そう言って双子の姉は引き戸を閉め……

面影「私はその戸の間に爪先を挟むよ」

川奈「やり手の手口!」

飴宮「だがそれも長くは持たまい!家に入りたければこの女を納得させてみんしゃい!【説得】とかで!」

水野『お、おい!君の友達だったんだろ!?友達がいなくなってしまって、悲しくないのか、悔しくないのか!?』

佐川『そうだよ、私達、私達はこの失踪事件をなんとか止めたいの!これ以上悲劇が起きないように!』

飴宮「レッツ、説得!!」


水野【説得】45%→出目3でクリティカル
佐川【説得】30%→出目74で失敗


飴宮「おーっとタクが巻き返したー!クリティカル成功はただの成功じゃない!なんやかんや、お得になるやつ!」

澄野「なんやかんや、ってなんなんだ」

飴宮「なんやかんやはなんやかんやだよ!!とにかくはよ家に上がらんかい!!」








飴宮「蒼井家は二階建てで、今ちょーど階段を降りてきたメンズがいるよ。写真でも見た、背の高い男だね。なんだかおどおどした印象だよ」

澄野「双子の弟の方か」

飴宮「姉が弟に、『アンタはいいから2階に上がってて』と言うけど……

影山『いや、弟君にも話を聞きたい。話が無理なら、同席だけでもしてくれないか』

飴宮「ですよねーひずみならそう言うと思ってましたー。じゃあ渋々、姉は弟と探索者達を連れて居間まで行きます。居間に双子仲良く座って、探索者達を座らせて……

双子姉改め空(KP)『……姉の空です。こっちは弟の風。話ってなんなんですか?』

面影「つばさちゃん、いや夏ちゃん、ここで突然お腹を壊してくれ」

川奈「変態だとは思ってたけどまさかそんな」

面影「いや、そういうことじゃない。トイレに行くフリをして、無人の2階を調べられないかなと思って」

川奈「姑息!私はしがないカメラマンアシスタントだからそんなこと思いつかないと思うよ!?」

面影「私の入れ知恵があったってことで一つ……

飴宮「ほーん、じゃあ幸運ロールしてみ、夏」

川奈「幸運65だけど出目91……

飴宮「じゃあそんなもんはなかった。解散!」

澄野「解散はまだしない!そうだ、さっきオレがクリティカルしただろ!その恩恵ってことでどうだっ。なんやかんやの使いどきだ」

飴宮「拓海〜ナイスフォロ〜。じゃあ佐川夏は影山ひずみの悪知恵により、お腹を痛めてトイレに向かう……と見せかけそれは演技。このターン中、2階に上がれるよ。さっきの二人の説得の効果もあってか、真面目そうな二人だと信用してもらえてるから、滅多なことじゃ疑われないとしよう」

川奈「っていうかやってること泥棒じゃない?私、犯罪の一歩手前だよ?」

面影「無人ではないから空き巣ではないよ」




飴宮「ほなほな、まずは双子とバディのターンだね」

澄野「バディ言うな。日下部零がいなくなる前日、4年前の8月15日、何があったか聞きたい」

風(KP)『…………

空(KP)『……零とは山の中ではぐれました。それ以降、ずっと会ってません』

水野『それは……祭りの時に?』

空(KP)『お祭りの夜、ふざけて3人で山の中入ったんです。あたしと風は山から出たんだけど、零は出てこなくって。それっきりで。
いなくなってから、大人や警察が毎日、山の中探したりもしたんですけど、出てこなかった』

風(KP)『…………

面影「………この話、本当かな?【心理学】使っていい?」

飴宮「55%がなんかゆうてはりますわ、どーぞどーぞ」

面影「あ、出目53じゃないか」

飴宮「ぎゃふん!!!じゃあ影山ひずみは分かっちゃうよ。


この双子は、本当に日下部零の話をしてほしくなさそう。また、空に至っては、話しながら、目が時折泳いでいる。何かを隠そうとしている、または嘘をついている…………

面影「…………この双子は、日下部零について、何か知っていると考えるのが妥当、か。隠したいということは、後ろめたいことがあるということだよね。だから、話もしたがらない。ところで、弟の方はどう?」

飴宮「ずっと怯えてる感じで、縮こまってる。同じように、日下部零の話はしたくなさそう」

澄野「……弟の方になんかありそうだな。飴宮、勾玉だ。同時に二人って見れるか?」

飴宮「いいけどMPは2つ減らしてもらうにょ」

澄野「じゃあ、MPを9から7だな」

飴宮「ほいじゃータクには双子のオーラが見えるッ!

姉の空は、黄色いオーラ。少し疲弊したメンタルってことだけど、直ちに影響はない。

弟の風は、オレンジのオーラ。かなりメンタルが参ってて、なにをしだすか分からない。何かしてるかも、しれない」

澄野「……どうなんだ、これ……?弟の方が危なさそうだけど、ただ怖がってるだけか?」

面影「怖がっているにしても、理由があると思うよ。そしてその理由も、あまりいいものではなさそうだ」

影山『ところで、例年の失踪者についてなんだけど……日下部君だけが中学生で、他は皆、小学生の男の子なんだ。なにか日下部君に、小学生の子たちと共通点みたいなのは無かったかな?』

空(KP)『……共通点?さぁ……小学校は一つしかないから、母校が同じだろうけど……共通点というには……

影山『そうか。たしか、一之瀬陽太、不二優、三吉透で合ってた、かな。彼らについてなにか知ってること、ないかい?』

空(KP)『……特にないけど……なんで私達にそれを?』

影山『いや、皆に一律に聞いてるだけさ。深い意味はない。……風君の方は、』

空(KP)『あたしが知らないんだから、風が知るはずない』

飴宮「と、このよーに、弟に話しかけても姉が応えます。残念っ」

面影「……」コロコロ

飴宮「黙って【心理学】使うな!ほんで失敗してるし!あとそろそろ姉が限界来てるね、『カメラのお姉さんまだ……?』とちょっとそわそわしてるよ」

面影「じゃあ机の下でこっそり、夏ちゃんにメッセージでも送ろう。そろそろ降りてきて〜って」

澄野「いつの間に連絡先を……

面影「しーっ。怠美ちゃんにツッコまれちゃうよ」

飴宮「聴こえてるし歪にツッコむのは拓海でいいっしょ」

澄野「ツッコまないぞ、二重の意味で」







飴宮「時を少し戻してッ!2階を探索、夏のターンだよ!階段を登った先、2階には部屋が二つあるね〜。手前と奥、どっちも引き戸になってて鍵なんかはかかってない」

川奈「気が引けるけど、来ちゃったものは仕方ない!なんか情報掴むぞ!まずは手前の部屋から」

飴宮「手前の部屋はー……インテリアから察するに女の部屋。机の上には写真立てがある。ただ、伏せられた状態」

川奈「ふーん……恐る恐る見てみるよ」

飴宮「日下部家で見たのと同じ写真だね。日下部零と、双子達」

川奈「…………他、なにかある?」

飴宮「【目星】よろにゃん」

川奈「出目89で失敗!あー、60%しかないもんなー……

飴宮「じゃーこの部屋からはなんも見つかりませんでした!!」

川奈「ぐぐ、次行くよ次!」

飴宮「あいよ。今度はインテリアがシンプルすぎて性別を察することが出来ない部屋。男女どっちでもあり得るなって感じ。机の上に写真立てがあるけどお察しの通り同じ写真だよ。これ以上の情報が欲しいなら……

川奈「【目星】だね!今度こそ行くよー!!……出目63で失敗……

飴宮「うぉw」

川奈「冷笑やめい!!」

飴宮「まあでも部屋を引っ掻き回すように探したんだよね。それならこの情報をあげよう。人の家を荒らすほどのアウトロー精神に目覚めた佐川夏は、ふとベッドの下を覗き込んだ。ベッドの下はお宝の山と相場が決まっているからだ」

川奈「……そうなの?」

澄野「こっちを見られても!」

飴宮「案の定、ベッドの下にはダンボール箱があった!果てさてどんなオカズが隠れてるのかと引きずり出したところ……

川奈「佐川夏ちゃんはそんなんじゃないやい!」





飴宮「Lサイズかそれ以上はあろう、白いワンピースと、白い帽子がありました」





川奈「ワ……ワァッ!!!」

澄野「川奈が驚きすぎてなんか小さい奴に!」

面影「カワイイを忘れてるよ、失礼な澄野君」

川奈「え……えーと、さっきの女の子っぽい部屋がお姉ちゃんの空の部屋なら、ここは弟の風の部屋になるはず。ということは……これは弟の風が……?」

飴宮「はい、そこでひずみからのメッセージ〜。そろそろ降りないと危険が危ないみたいな」

川奈「やばやば、早く降りなきゃ」










澄野「さて、ほとんど話も聞けずに蒼井家を出た訳だが」

面影「つばさちゃんの見た情報だけでほぼ断定してもいいんじゃない?ここに来てまさかただの女装癖ってことはないだろ」

川奈「女装が趣味じゃないなら…………

赤坂天音とは違う、細長くて白い女……は、

誘拐犯は、双子の弟、風ってこと?」

澄野「弟の風は、精神状態が普通じゃなかった。それを考えると、何かやってしまってる、もしくは何かやろうとしてる、そう見ていいかもしれない」

面影「ミスリード……にしては証拠が決定的すぎるしね。あからさまに怪しいのが逆に怪しい、とも言えるけど、それを言ったらキリがない」

川奈「犯人が風だとして……今年も犯行は起こるよね。起こるとしたらそれを防ぐのが、今回の目的……ど、どう止めよう!?」

澄野「オレたちの【説得】で止められる気がしないのは確かだ」

飴宮「上から45、45、30だかんね」

面影「犯罪を未遂に防ぐ方法が無いのなら、現行犯逮捕だね。子供を誘拐したところを捕まえれば、文句の付けようがないよ」

澄野「いや、子供を危険に晒すわけにはいかないだろ……!」

面影「ふーむ……。それなら、どこで、どうやって誘拐したか、それを探れば、先手は打てるんじゃないかな?」

川奈「あ、それならまゆちゃんの目撃証言にあるよね。山道の上り階段で、細長く白い女が、担ぎ上げて登っていったって。……それが風、なんだよね、多分」

面影「登った先は井戸しかないはずだ。そこから導き出される私の答えはあれしかないんだけど……

澄野「井戸近くで失踪って、まさか、いやまさかだけど……

面影「ロープがあれば井戸に降りるんだけどなぁ」

川奈「じゃあ、井戸近くで待ち伏せしておけば、犯行現場を押さえることは出来そうだよ。問題は子供が巻き込まれることで……

澄野「山道に来た子供を皆追い返せばいいんじゃないか」

面影「確かに誘拐は防げるけど、犯人はどこでどうやって捕まえるんだい。怪しんで出てこなくなっちゃうよ」

澄野「じゃあもうお前が怪しい薬飲んで幼児化して囮になれよ!」

川奈「アポトキシン4869!?」

面影「じゃあ【薬学】を使って薬を作ってみよう」

飴宮「やってみ」

川奈「いいんだ!?!?」

面影「【薬学】21%、出目49で失敗。くっ」

飴宮「ウケたからダイスロール許可したのに。くっ」








★二日目の昼の行動③小学校

澄野「子供のことを考えていたら、なんだかんだでここに来ちゃったな」

飴宮「そーだねー……昼行動③だから、校庭にはまばらに子供たちがいる。急がないとそろそろ帰っちゃう頃合い、話を聞くならとっととした方がいいかも〜!」

面影「思ったんだけど、澄野君やつばさちゃんは無辜の子供を巻き込むのが嫌なんだよね」

澄野「何を言い出す気だお前」

面影「あらかじめ囮になってくれる子供を探そう」

川奈「無茶苦茶なこと言ってる自覚ある!?それ結局巻き込んでるし!!」

面影「最近の子ってアグレッシブだし……。カミュンちゃんとか特に良い例だと思うよ」

澄野「そんな都合の良い子供がいるか!!」

飴宮「ほなら、皆【目星】か【幸運】のダイスロールしてもらいますわ」

澄野「え?じゃあ【目星】……97……ファンブル?」

面影「【幸運】……あ、5だからクリティカル」

川奈「【幸運】65……62で成功」

飴宮「【幸運】に成功したひずみと夏は、こっちをじっと見てくる小学生の男の子に気づくよ。聡明そうな顔立ちをしてる。4、5年生くらいと見てよい。あとタクは周りを色々見てたけど砂埃が目に染みて痛い」

面影「彼はこちらをじっと見て、逃げる様子はなさそうかな?」

飴宮「迷ってたようだけど、むしろ子どもの方から近づいてくるねー……(これがクリティカル効果と知らんだろう。本来なら【説得】【言いくるめ】の出番だかんね)」



子供(KP)『……おにーさんたち、よその人?それでこんな小学校に来たってことは……子供が行方不明になる事件を調べてる人?』

影山『お、よーく分かったね』

子供(KP)『よその人がこの時期に来るのは、ほとんど夏祭りのことが目当てだと思うんだ。だから小学校に来ることは普通ない。あるとしたら、あの事件のことを調べに来た人だと思った』

川奈「ホントにこの世界アポトキシンあったりする?運命のルーレット廻されてたりする?」

面影「アレコレ深く考えるのはミステリーだよ、つばさちゃん」

澄野「オレはいつまで目が痛いんだ」シパシパ



子供(KP)『僕は鳳大輝。実は去年、行方不明になった透くんを、お祭りの夜に見たんだ』

川奈「目撃者が二人目だ」

影山『へえ……どこで見たんだい?』

子供(KP)『お祭りの会場から離れた、”山道”の、階段の下だよ。たまたま通りかかったから、僕が見たのはそこだけなんだけど。次の日、いなくなったって聞いた時はびっくりした……

影山『警察や大人には?』

子供(KP)『見間違いかもしれない、と思ってたから、ずっと言えてない。それに、まゆちゃんが診療所の先生に詰め寄られてる時に、分からない、知らないって泣いてたから、僕が知っているとも言いづらくて』

澄野「診療所の先生、他の子どもがいる前で押しかけてきたのか……

子供(KP)『……お兄さん、お姉さん。僕は今年、”山道”に行って、真実を確かめようと思うんだ。去年僕が透君を止めていれば、透君はいなくならなかったかもしれない。この事件をなんとかしたいんだ』

川奈「ええ、そんな危ないことさせられないでしょ?肝が座りすぎてるよこの子!」

面影「いや、これを利用しない手はないよ。ていうか、止めても勝手に動くだろうね、このNPC。今年さらわれるのはこの子なんだ」

飴宮「おお、メタいメタい。まあお察しの通り、ここでいくら止めようがこの鳳大輝というおこちゃまは、祭りの夜、”山道”の階段近くを張り込むつもりだよ!」

面影「じゃあ、私達もそれに協力させてもらおう。井戸で待ち伏せする方と、鳳君と一緒に張り込む方で、二手に分かれて、当日作戦を決行してみないか?澄野君はどう思う?」

澄野「止められないなら仕方ないな……じゃあオレが子供と一緒に張り込むから、影山と佐川は井戸で待っててくれ」シパシパ

川奈「もう目が痛いロールプレイはいいから……

飴宮「はーい!というわけで当日の動きが決まりました〜ん。二日目はこれで終わりでよい?」

澄野「まあ、いいんじゃないか?そろそろ役場に戻ろう」