─6つ子の屋敷
(ガチャッ!ギギ~!)
ただいま~っ!ふうっ!
偵察完了~っ!
あ~笑ったぁ~!あ~!おかしかった!
どうだったー?
何がそんなにおかしかったのー?
まず!どうもこっちに覚えが無い物も
盗まれてるらしいんだよな!?
う~ん。・・・なんだろね?
どういう事っ!?
どさくさに紛れてそんな物の分まで
僕達のせいにされたらかなわないよね。
あの美術館の成金オーナーが嘘をついてるの?
どうも、そう言う感じにも
見えなかったんだよなぁ、あの奥さん。
相っ変わらず趣味は悪いけど!
勘違いとか?
・・・もしくは、他にも同業者がいるか・・・
だな?
お!そうか!その可能性もあるよな!
へっへ~ん!
そういう所、本当さえてるな。
ブルー!
でもさぁ!お前のあのメッセージ!
くっくっくっく~!
犯行の物証にもならない
「下手クソなラブレター」って
探偵に言われてたぞっ!だっはっは~!
ええ~っ!?
・・・え~・・・。
あんまり意味無いからやめなよホント!
そこから足が憑かなくてホッとしたけどさ!
さ~ってと・・・!
俺、思ったんだけどさ?
これから自分の身を守る為にも、
みんな変装の腕前を
もっと上げる必要があると思うんだよなっ!
確かにそうだよね。
6人同じ背格好の6つ子だって怪しまれても
隠れるだけじゃ脳が無いよね。
ふん。それもそうなんだけど・・・
これからは明らかに接近戦になるよな。
特に、あの探偵っ!
接近戦!ボゥエ!どうやって戦うのーっ?
そうか。変装の技術が高くなれば
かく乱も出来る。
いざっていう時に、戦うよりも
スマートなやり方を選べるように
しないとなぁ!?・・・だろっ?
・・・ふん。スマートなやり方というフレーズ
気に入った!
それでは、教えを乞うとしようか。
変装の天才である長男の俺が
直伝してやろうってのよぉっ!?
みんな、しっかりマスターしろよ!