藤花詩空
2026-04-01 00:00:00
12810文字
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2040487

【イケメンオタク四天王】悪の四天王幹部編

メイン制作ゲーム【イケメンオタク四天王】純空のオタク転校生:2026年エイプリルフール企画「もしイケメンオタク四天王が悪の幹部だったら」プロット



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 脱出出来たアリスの目の前で洋館は大きな音を立てて崩れ去るが……どうしてかアリスの前にはケガの療養で戦いに参加出来なかったハズのキョウヘイが居た。
「良かった、キミが無事で」
 そう言ってホッとした様子のキョウヘイに……
「実は……
 何があったのかを説明すると……
「え……戦いに勝ったわけじゃないの?」
「はい。ユキヒサ先生の行方も……結局わからなくて」
「そっか……しょうがないね」
「すみません……
「ううん。怖かったのにありがとうアリスちゃん」
「キミの頑張りは……きっと無駄じゃないから大丈夫だよ」
「でもわたし……何もできなくて」
「そんなことないよ……ほら見て」
……え」
 キョウヘイの示した方にアリスが視線をやると……
……!」
「気づいた、アリスちゃん?」
「洋館の跡地に……今までなかった道があるでしょ?」
「本当ですね!」
「師匠はこっち方面にさらわれたって情報だから……もしかしたら先に進んだら居るんじゃない?」
「はい、きっとそうですよ!」
 キョウヘイの言葉にそんな気がしてきて、嬉しくなって応えるが……
「じゃあ今度は……ボクが行ってくるね」
……え!?」
 その言葉に一気に心配になる。
「でもキョウヘイ君は……ケガをしていたハズですよね!?」
「そうだったけど……キミが回復してくれたからもう大丈夫」
「今度はボクがキミのこと……守るから。キミは帰って休んでて」
「でも……
アリスちゃんは今ので消耗してるでしょ。だけどキミは回復魔法を自分に使えないし……
「ボクの魔法じゃ……キミを完全に回復させることも出来ない。わかってるよね?」
……はい」
 諭すように言われて、ついシュンとして頷く。
「だからキミが師匠を探しに行くのはちゃんと休んで、キミ自身が回復してからにして欲しいってこと」
「キョウヘイ君……
……約束してくれる?」
……はい」
 心から信じる彼にそう言われれば……頷くしかない。
「キョウヘイ君……先生のこと、お願いします」
「うん、行ってくるよ」
「キミも帰り道……気をつけて」
 その言葉を合図にするように……キョウヘイとアリスは別方向に向かって歩き出した。