藤花詩空
2026-04-01 00:00:00
12810文字
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2040487

【イケメンオタク四天王】悪の四天王幹部編

メイン制作ゲーム【イケメンオタク四天王】純空のオタク転校生:2026年エイプリルフール企画「もしイケメンオタク四天王が悪の幹部だったら」プロット



ED

(結局わたしは……あの人を愛し切れなかった)
 もしそれが出来たなら……彼は消えなかったかもしれない。
(だけどわたしが好きなのは……ずっとキョウヘイ君1人だけだから)
 どんなに悲しいことがあっても……人生が終わるかも知れないと思った時さえ……やっぱり彼が良いのだと思ってしまった。
(そのキョウヘイ君も……今はどこに居るのかわからない)
 全てが終わったあの時から何か悩んでいる様子だった彼は……寝て起きた瞬間からもう居なくなっていて……
(寂しいよ……キョウヘイ君。何で何も言わずに居なくなっちゃったの)
 身体と心の半分を失ったような感覚に……気づけば涙も枯れていた。
……アリス
 名前を呼ばれる度に……あの声じゃないかと期待して……
…………
 わかりきった間違いを突き付けられて……言葉が止まる。
……探しに行くか? アイツのこと」
……え」
「オレじゃ代わりになれねぇことなんてわかってるけど……アンタには本当に世話になったから」
「少しでも支えてやれそうなら……支えるから」
「ショウセイ君……
 枯れていた筈の涙が……久々にこぼれて。
 気づいた時には溢れて止まらなくなっていた。
……泣いてる暇あったら……行くだろ?」
「アンタは……そういうヤツだったろ?」
……はい!」
 力強く返して、涙も自分で拭って立ち上がれば……
 目が合った彼は新たな旅立ちに最も相応しいと思えるような……優しい笑顔を見せたのだった。