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藤花詩空
2026-04-01 00:00:00
12810文字
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【イケメンオタク四天王】悪の四天王幹部編
メイン制作ゲーム【イケメンオタク四天王】純空のオタク転校生:2026年エイプリルフール企画「もしイケメンオタク四天王が悪の幹部だったら」プロット
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誰の気配もない静かな古城で
……
。
悪魔と
アリス
は
……
ただ2人きりだ。
「
……
どうしてわたしを連れて来たんですか」
「貴様が厄介な力の持ち主だからだ。汚す場所なら
……
2人の方が良いだろう?」
「汚すってどういう
……
」
「どういうものだと思う?」
悪魔は愉快そうに笑いながら
アリス
を壁に押し付けるようにして、動きを封じる。
「そろそろ泣いても良いのだぞ? もう誰一人
……
貴様を助けてはくれまい」
「わかってますから
……
そんなことで泣きません」
「
……
何」
「それで彼が助かるなら
……
わたしはどうなったっていいんです」
「大切な人をもう二度と失わないなら
……
それでいいんです!」
「
……
やれやれ、本当に貴様は厄介な娘だ」
呆れたように呟いた悪魔は
……
そのまま
アリス
を壁に押し付けるのをやめた。
「怖くはないのか
……
死が待ち受けているやも知れぬぞ?」
「
……
大丈夫です」
「間抜けだな。そんなに震えては何1つ隠せていない」
「
……
気のせいです!」
「そうか
……
だがそれが貴様の強さ
……
そういうわけだ」
そう言って悪魔はゆっくりと
アリス
から距離を取る。
「この城はどこへも行けない閉じた空間だ
……
どうせ逃げられはしまい」
「そして貴様が逃げなければ
……
我らの被害数は変わらない」
「
……
好きにすればいい」
「なら
……
わたしとお話してくれませんか!?」
「
……
何」
「こんなところで1人は
……
寂しいと思います。あなただってきっとそうだと思うから」
「何でもいいです。好きなものでも嫌いなものでも
……
悲しいことでも嬉しいことでも」
「だから
……
ここに居てくれませんか?」
「
…………
」
悪魔は少し沈黙して
……
。
「
……
本当に君は
……
厄介な相手だ」
呟くようにそう言って
……
静かに微笑んだ。
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