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akinoshiroihana
2025-04-14 21:35:33
12874文字
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名刺置き場2
2022入院中ゲッター
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名刺ネタ文字数オーバーリョハヤ
モッコウバラの花言葉ははちゅこいとかそういうのです、かゆかゆ😳
*
なにしてるんだ、そんなとこで
そう尋ねられた彼は、ハヤトは、ユキヤナギの低い茂みとモッコウバラの間に身をひそめて、人差し指を立てしーっと応えた、元気ちゃんをやりすごしてんだよ、と。
オセロで手加減ってバレずにするにはどうすりゃいいんだか、博士の碁盤での五目並べはコドモだし、ちゃんと指すのは難しいんだとさ。
それでジャガー号よろしく盤面を真っ白にしてしまったのだろうか。しかしそれにしても
「それで隠れてるつもりなのか?」
「駄目かい」
遅い雪のような無数の白い小花がふるえてゆれる。色白な彼が纏う、色鮮やかな彼のシャツのまわりで
「そこにいるよりもそうだな、ほら」
「来てないの?ハヤトさん」
もうしょうがないなあ、遊んであげてるとすぐこれだよ、との言葉にははっと笑えば、赤い花枝の向こう、背中合わせの彼が肘で小さく小突いた
「行ってくれたかな、それでなんだい、この赤い花は」
「うーん、たぶん木瓜(ボケ)かなあ」
「おばさん」に頼まれてリビングに飾る花を切りにきたところだったので、剪定鋏を手にしたまま、ううん、と考える仕種を竜馬はする。と、その名の響きが残念だったのか、ふうんとだけ言って立ち木の間から出るのを手伝おうとする手を取ろうとはせず、ハヤトは砂利道に下りてそのまま子供とは反対側に歩き去った、どこか出掛ける気なら言っていけよとの声に片手を挙げて応じただけで振り向きもせず。
その、撫でられたことに不満はないが、「期待した程の満足至極ではなかった」ので膝から逃げる猫のような采配に竜馬は肩を竦め苦笑いした。しょうがないじゃないか
モッコウバラに赤はない
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