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ちっちゃん
Public
現パロ転生(雑伊♀️)
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「先輩の名字って格好いいですよね?」
「そうかな
…
?」
「今まで先輩と同じ名字の人を見たことないですよ!レアな名字憧れちゃうな~」
私は家に帰り、自分の部屋で同じ保健委員の後輩に言われたことを思い出す。
なんとなくで持っていたスマホの検索欄に自分の名字を入れてみる。すると検索欄の候補に『善法寺伊作』という単語が出てきたので、思わずタップしてしまった。
一番の上に出てきたネットのニュース記事をタップして読む。
「善法寺伊作を讃える記念碑がタソガレドキ城跡に発見
…
?」
何やら胡散臭い見出しの記事。内容は『室町の時代を生きた善法寺伊作(享年17才)を讃える記念碑がタソガレドキ城跡(現在の京都の山奥)で発見された。記念碑に書かれている内容はタソガレドキ城の雑渡昆奈門が幼く死んだ彼に対する手紙のようだ』
「これって
…
」
先生の探し人って、この善法寺伊作って人
…
?でも既に亡くなっているし、雑渡先生は私を通して善法寺伊作を見ているっていうこと
…
?
考えてもよくわからなかったので、今日はもう寝よう。
その日、私は夢を見た。
私に似た人物が戦場で手当てする夢。色んな人を手当てしているんだけど、最後には手当てしている人が持っていた矢を胸に刺されて死んでしまった。
学校に行って授業を受けるも、夢の内容が気になって授業の内容が全然頭に入ってこない。
昼休みになって仙と弁当を食べながら話す。
「仙、後でさっきの授業のノート見せてー」
「お前、今日は隈が酷いぞ。ちゃんと寝たのか?」
「ちょっと怖い夢見ちゃって、あんまり寝てない」
「しっかりしろよ、保健委員長」
「あのさぁ
…
仙は自分が死ぬ夢って見たことある?」
「ないな。普通、夢の内容って起きたら忘れていないか?」
「いつもは忘れるはずなんだけど
…
やけにリアルな夢だったから怖くて。もしかして前世の自分だったり
…
」
私が笑いながら言うと、仙は驚いた顔をした。
「
…
!?どんな夢だったか話せるか?」
「うん。私に似た人物が戦場で手当てする夢。その人は敵味方関係なく人を手当てしていたんだけど、最後は手当てしている人が持っていた矢を胸に刺されたの。そこで私の目が覚めちゃった」
「なるほどな
…
それは怖い夢だったな」
「でしょ~。でも仙に話して楽になったかも。聞いてくれてありがとう」
私はさっさと弁当を食べて、仙から借りたノートを休み時間に写すのだった。
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