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ちっちゃん
Public
現パロ転生(雑伊♀️)
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私の名前は善法寺伊佐子。今日から高校3年生。人よりちょっぴり不運なのが悩みかな。
学校に着いて靴箱に向かおうとすると
…
ズルッ
ボチャッ
どうやら足元の石につまづいて、目の前にある水溜まりにダイブしてしまったようだ。カバンはこける時に投げたみたいで無事だが、制服の上が見事にびちゃびちゃになっていた。
「これから始業式なのに
…
なんでこうなるかな~とりあえず保健室に行ってジャージ借りよう」
私はカバンからタオルを取り出して巻いて保健室に向かう。
保健室の鍵は閉まっていたが、持っていた鍵を使って開けて中に入る。
私は保険委員且つ、この体質のせいで保険室を利用することが多いので、保健室の先生から『善法寺さんは毎日保険室に来てるから、先生のスペアキーを渡しておくわ。失くさないように首にかけれるようにしてあげる。卒業時に返してくれたら良いから』とご丁寧に鍵を貸して下さったのである。
私は引き出しから体操服とジャージを取って、びちゃびちゃになった服と下着を脱ぎ、脱いだ服をベッドにかけて、タオルで自分の体を拭いていく。
すると
…
ガラガラっと扉が開く。
「キャッ」
「すまない」
扉を開けたのは男の先生ぽかったが、事態を把握してすぐに扉を閉めてくれた。
保健室を利用する人を待たせるのは保健委員としてダメだなと思い、急いで体操服とジャージに着替えて保健室の扉を開ける。
「お待たせしました
…
入って大丈夫ですよ」
すると背が高そうな男の人が入ってきた。
「
…
ノックして入ったら良かったね」
「いえいえ、私の方こそ呑気に着替えててすみません」
お互いペコリと謝る。
「いきなり頭に包帯つけた男の人が来たらびっくりするよね。今日の始業式で紹介があると思うけど、今日からここの学校の教師になる雑渡です」
「あぁ新しい先生だったんですね。私は3年の保健委員の善法寺です。ところで先生はなんで保健室に
…
?」
「あぁ、顔の包帯を替えたくてね」
「自分でやるの難しいですよね?私やりますよ」
「いいのかい?」
「はい、私は保健委員ですから!」
先生の古い包帯を取り、新しい包帯を丁寧に巻いていく。
「出来ましたよ!」
「ありがとう」
するとチャイムが鳴る。
「あ、予鈴だ!」
「遅刻する前に早く行きなさい」
「はい」
カバンを持って教室へと急ぐ。
「はぁ~間に合った」
教室に入り机にカバンをドンッと置くと、後ろから声をかけられる。
「新年度早々ギリギリだな」
彼女は立花仙。私とは中学からの友達で、学校一クールな優等生。文武両道、才色兼備という言葉は彼女のためにあるのかも。
「実は
…
かくかくしかじかで
…
」
「お前な
…
もう少し危機感を持て!いつも言ってるだろうが」
「今日は始業式だから油断しただけだよ!」
「その油断がダメなんだよ。それにしても新任の先生か
…
もしかしたらうちのクラスの担任になったりしてな」
すると教室の扉が開く。
「この度3年1組の担任になった雑渡です。担当教科は日本史。一年間よろしく。始業式で紹介があると思うけど、前は男子校の先生やってました。共学の先生は初めてなので、色々教えてくれると嬉しいな」
キャーと新任の教師に沸く教室。それとは逆に私の顔は暗くなっていく。
「静かに。先生は一旦職員室に行くから、大人しく待っててね」
先生は軽く自己紹介をして出ていく。
私はグルッと後ろに向いて、仙に話しかける。
「どうしょう
…
仙が言うから本当に雑渡先生が担任になっちゃったじゃないか
…
」
「ハハッ、面白いことになったなー」
「笑い事じゃないよ!私、先生に上裸見られてるんだよ
…
これから一年間どうやって過ごせばいいんだー!」
私の悲痛な叫びが教室に響いた。
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