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ちっちゃん
Public
現パロ転生(雑伊♀️)
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善法寺伊佐子です。今日も今日とて保健室で雑渡先生の包帯を替えているんだけど
…
「
…
ん?どうしたの?考え込んじゃって」
「あの
…
先生の包帯を巻いているところって火傷跡に見えますが、アザですよね?」
「そうだよ、よくわかったね。此処の学校に採用された時に『そのアザは包帯なり布なりで隠しなさい。此処には女子生徒も居るんだから』って校長先生に言われたから包帯で隠してるの」
「なるほど」
「以前勤めてた男子校では隠してなかったんだけどね。むしろ『先生のアザ、カッコいいですね!』って生徒達が憧れてたよ」
「なんか想像つきます
…
」
先生と別れた後、私は図書室に来ていた。私立の進学校なので此処の図書室は凄く大きくて、来るのは入学した時の校内案内以来だ。
図書室の案内を見ながら私はぶつぶつと呟く。
「アザを治す方法が書かれた本とかないかな
…
?分類としては医学書のコーナーか。えーと医学書の場所は
…
」
「図書室ではお静かに」
私が案内を見ながら考えていると後ろに背の高くて何か怖そうな図書委員さんが居た。
「すみません!あの図書委員さんですか?私医学書を探してて
…
どこにありますか?」
「もそ
…
こっちだ
…
」
怖い人かなと思ったら案内してくれるみたいだ。私はその図書委員さんに着いていく。
「医学書はこの3冊だ」
「ありがとうございます。あの図書委員さん、口元の傷は痛くないんですか?」
「
…
これか。アザだから痛くない。それに私のこのアザは私が私であるという証明だ。治すつもりはない」
図書委員さんはそう言うと仕事に戻ってしまった。
「証明か
…
なんかカッコいい人だな
…
」
私は医学書を少し読み漁って、図書室を後にした。
放課後。
「伊佐子、伊佐子」
HRが終わってぼーっとしてたらと仙に話し掛けられる。
「あ、ごめん。ぼーっとしてた」
「何か考え事か?」
「ちょっと悩んでたけど、口元に傷がある図書委員さんが答えてくれたから大丈夫」
「口元に傷
…
?その図書委員と会ったのは今日か?」
私が図書委員さんの話題を出すと仙は表情を変える。
「えっ、うん」
「用事を思い出した。私は図書室に行って来る。お前はさっさと帰れよ」
仙はそう言うと教室を飛び出していった。
仙が私以外の人と話すのは想像つかないけど、知り合いなのかな
…
?
私は人が居なくなった教室で、考えをまとめるためにルーズリーフに文字を書き出す。
「先生のアザを治したいって思うのは私のエゴなのかな?」
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