enoki181
2023-04-22 22:56:44
49533文字
Public リプレイ
 

【フタリソウサ】グレイ・スター・デイ(雅信×真矢)【リプレイ】

PL:黝さん、エノキ
シナリオ https://talto.cc/projects/I0RwWqZgY-bmcLmfs_hv2


◇捜査フェイズ

サイクル 1ー1 探偵:伴野雅信

雅信:1d6 異常な癖 (1D6) > 5
5.異常な癖・もどかしい表(怪盗p16)
異常な癖・もどかしい表(8) > うまくいかなかった少し前のことを思い出して悶々としている

雅信:……思い出してしまった。
少し前に一緒に行った店、カルボナーラの味が微妙だったんだ。俺が紹介したのに。

「あの、次は絶対美味いとこ見つけますから」

硬い声で告げる。
情報収集しないといけない。桐ケ谷さんの持つスマホ、こいつには負けられない。

真矢:「え?はい。美味しいカルボナーラは楽しみですけど……真剣な顔でどうしたんです?」

きょとんとして先生を見てしまった。普段はそんな事ないのに、何か思い出してしまったのだろうか?

俺は先生となら、別に美味かろうが普通だろうが不味かろうが、そんなの大したことないのに。
なんて思いながらふふっと笑みが漏れる。

「でも、楽しみにしてますね」

雅信:よし、名誉挽回のためにも早く解決しよう!
変なことに巻き込まれて困っていたけど、モチベーションが上がってきた。

雅信:現場にて/頑なな関係者

GM:では、二人のもとに、一人の男が現れます。先ほどはいなかった男でした。
公演のパンフレットを見ていた二人は、彼が劇団員の役者・千速陽治(ちはや・ようじ)であることを知っています。

千速陽治:「あの君たちが曙館くんの言ってた探偵さんかな?」

GM:男は、君たちをあまり歓迎していない様子です。
少し話せばわかりますが、どうやら彼も公演が中止になることを避けたい様子です。

真矢:「ええ、貴方がお聞きしている通り、俺達が今回の事件を任された探偵です。俺はその探偵の助手をしている桐ヶ谷で、こちらが探偵の一色です。よろしくお願いします」

ペコッとお辞儀をする。

雅信:「……どうも」

口を出す前に慣れた調子で紹介されこそばゆい。嫌じゃなくて、嬉しいっていうか……まあ、照れるんだけど。

「亡くなった向坂さんって、最近どんな様子でしたか?誰かと揉めていたとかは」

事件のこととなればスラスラ話すことが出来た。早く解決しようって気概十分だからかもしれない。

GM:千速は「あまり変わらず真面目だったよ」だとか返します。しかし、どうも肝心なことはぼかされているように感じます。
決定的なことを聞くには判定が必要でしょう。
《嘘》《説得》

雅信:3DT 3DT(1,10,4) > 成功

真矢:3AS 3AS(4,5,3) > 成功(余裕1点と、探偵から助手への感情を獲得)

[ 真矢 ] 余裕:6 → 7

雅信:「本当に?一年間公演が延期されたんですよね?何かあったんじゃないですか?」

真矢:先生の言葉は最もだ。何かあったのは確実だろう。

「真面目、それ以外に何か変わったこともないんですか?一緒に劇をやってきた仲間、なんですよね?」

それはおかしいですよね?と言うように首を傾げる。

GM:その言葉に千速の体が強張った。

「いや……すまない、勘弁してくれ。公演に集中しないといけない」

そう言い残し、逃げるように千速は出て行ってしまう。

そのとき、雅信は改めて現場を見回す。
キーワード②を獲得します。

GM:②死因の傷以外

雅信:「まだ何かありそうだけど、逃げられたな」

ぼそっと呟き、遺体の傍にしゃがみ込む。

「ここ、争った跡がありますね。でも、この人には死因……後頭部の傷以外は見当たらない」
「もう少しこの場所を調べてみましょうか、桐ケ谷さん」

真矢:「さっすが先生〜!やっぱり先生にもなると色んな事見つけちゃうんですね!」

そう言って一緒に遺体の傍でそれを見ながら先生の言葉に頷く。

「わかりました、ではまだ何か事件に関する証拠がないか探してみましょう!」

雅信:(+):俺の助手かぁ……

真矢:(+):早いとこ事件解決して先生とご飯行きたいな!

サイクル 1ー2 助手:桐ケ谷真矢

雅信:1d6 異常な癖 (1D6) > 2
2.パートナーが突然いなくなるのではと不安になる

雅信:「え、まって」

離れそうになった桐ケ谷さんの腕を掴んだ。
いなくなるんじゃないかって……。いや、そうなんだけど。高校の時のアイツみたいにずっと会えないんじゃないかって、急に。

「勝手にどっか行くなよ……や、行かないでください……事件の犯人がいるんだから、危険だし」

真矢:「わっ……!え、はい……えっと?」

一瞬何が起こったのかわからなくて先生の言葉に返事をするのが遅れた。
「勝手にどっか行くなよ」「危険だから」って聞こえた気がした。えっと、もしかして俺が変なとこに行きそうって思ったから引き止められた?

やだなぁ、俺は先生みたいに事件に首突っ込む人間でもないのに〜。

なんて思ってまた緩く笑みを浮かべながら先生に声をかける。

「大丈夫ですって、不安なら先生も一緒に行きましょ?ね?」

そう言って俺は先生の手を繋ごうとする。

雅信:「は、え?いや、いやいやいや!男二人で何やってんですか!?」

ぱしっと手を払ってしまった。

「あ、あの、嫌っていうんじゃないけど……動きにくいし……とにかく早く調べましょう」

申し訳なさと照れから逃げるよう、すすっと目を逸らした。

真矢:「あらら、振られちゃった」

「まぁ、先生が大丈夫ならいいですけど。それじゃ、もう少し詳しく調べましょっか」

そう言って特に先生を気にすることなく周囲を調べ始める。

GM:原始的捜査/見る
真矢は現場をよく観察する。判定しましょうか。
《現場》《変化》

真矢:3AS 3AS(1,5,2) > 成功(余裕1点と、探偵から助手への感情を獲得)
雅信:3DT 3DT(5,4,10) > 成功
[ 真矢 ] 余裕:7 → 8

GM:では、真矢はこの練習場に雨漏りを見つける。遺体の近くだ。
キーワード③を獲得します。

GM:③雨漏り

真矢:「あれ?」

遺体の近くを調べていた時に、何かが顔に当たった気がした。それは液体で、上から振ってきている事に気付いた俺は濡れた顔に触れながら天井を見上げる。

……雨漏り?」

見ると、天井に濃いシミが出来ている。どうやらそこから雨漏りがしているようだ。

少し気になってじっと見ていると、先生がそれに気付いて近づいてくるのがわかった。

雅信:「ああ……これに足を滑らせたのか」

ピンときて、納得した様子で。

「じゃあ、事故……いや、争いの形跡はあるんだよな。それを明かす方が物語としては美しい、のか……?」

ぶつぶつと呟く。

真矢:「先生は本当に好きですねぇ。まぁ、そういう先生を見ているのも好きですけど~」

なんて話のネタが増えているのをニコニコと見ながら、俺は改めて遺体を見る。

「ほんと、事故だったら苦労しないんですけどねぇ」

雅信:ハッとして桐ケ谷さんを見た。

「あ……面白がってるんじゃないですよ」

「ただ……人が一人消えるなら、それなりの理由がないと納得できなくて。俺以外にもそういう人がいるなら、解き明かしたいだけです」

遺体を見下ろす瞳は決意に鈍く光っていた。

真矢:「大丈夫ですよ、先生の言いたい事はわかってます。職業柄じゃないけど、そう考えたりとか何かがあるんじゃないか、真実は?と物事に真剣に向き合って考えることは悪いことではないですから」

そうして俺は先生を後ろから見守っていた。

真矢:(+):真剣に物事を考える先生は素敵だと思いますよ

雅信:(−):あそこで手を握っておけばよかったかもしれない。

雅信:フタリソウサを宣言。

GM:ひとつ強い感情に変更してください。

雅信:強(+):俺の助手かぁ……

真矢:強(+):真剣に物事を考える先生は素敵だと思いますよ

フタリソウサ❹:劇場のほうでブザーが聞こえる。どうやら一幕が終わったらしい。
君たちは控室へ向かう。休憩と最後の読み合わせを行なっているようだった
GM:パンフレットを見るに、一幕はジョバンニが銀河鉄道へ乗る直前までだ。
これ以後、ジョバンニとカムパネルラの演技を中心として劇が進む。カムパネルラは“銀河鉄道の夜”で最も重要な役柄のひとつだ。
彼なしでどう演じるつもりなのかと案じる探偵たちをよそに、劇団員は成功を疑っていない。

万望泰葉に話を聞くと、彼女は恍惚としたような、安堵したような表情をして語る。

万望泰葉:「この劇団“ほしつくり”は、五年前までは結構有名だったんです。そのころ、私が先代から引き継ぎました。先代は急な病で亡くなってしまって、それすら……彼のファンにとっては物語になってしまったのかもしれません」
……けれど、うまくいかないものです。先代ほどうまく劇団経営も、舞台演出もできず、落ちた劇団とまで言われてしまいました」
「ひとり、またひとりと団員が離れ、今はこんなに小さくなってしまった……でもだからこそ、できると思ったのです」
「私はこの日のためだけに準備をしてきました。かつて“ほしつくり”を有名にした演目、“銀河鉄道の夜”をそのときよりもよいものとして公演するために」

GM:そこへ、百瀬香織が口を挟んでくる。

百瀬香織:「そうです! わたしも団長と一緒に“ほしつくり”の再興のために一生懸命取り組んできました!」
「燈希くんが入ってくれたから“銀河鉄道の夜”は演じられる。彼、本当に演技がうまいんです。たぶん、この劇団で一番」
「蛍地くんは、わたしたち若手の中で一番古株だったから燈希くんに少し複雑だったんだと思いますが。ねえ、陽治さん」

GM:千速陽治は話をふられたことに驚き、それから呼吸を整えて答える。

千速陽治:「えっ、ああ……そうだね。よく思い詰めた顔をして、落ち込んでいたから慰めたこともある。今から伸びるんだから気にすることないって」
「でも……たしかに向坂くんもこの劇の稽古が一番身が入っていたように思うよ。なんといっても二年がかりの準備だ」

GM:奥でひとり、曙館燈希だけが目を瞑ったまま話に入ってこない。
向坂蛍地が死んでいるのに続行する、という言葉の通りの態度だ。異質というほかない。

GM:重要キーワード❹強く執着

GM:・配布:知ってたカード2

真矢:「へぇ、そうなんですか」

相槌を打ちながら話を聞いている。

雅信:「へぇ……

執着に微妙に引きながら話を聞いた。
千速さんだっけ、さっき聞いてもはぐらかしたじゃないか……

「あれだけ今回の公演に力を入れてた団員の人が、主役一人を殺して劇を台無しにしようとするのか?どう思いますか、桐ケ谷さん」

控室を出てから彼に尋ねる。

真矢:控室を出て先生の第一声に俺はふっと息を吐いて正直な気持ちを言う。

「いやぁ、正直それはないと思いますね。そうするメリットも彼にはないと思いますし」

「でもやっぱりあの方々、少し異質な感じがします。まぁ、一般人の感想なんですけどね」

雅信:「だよなぁ。じゃあ多分、向坂さんは事故で死んだんだと思う」

……けど、それだけじゃない気がする。まだ何かがあると思うんだ。一年前の公演延期に、どうもキャスト変更があったっていうし。明確に避けてないかもしれないけど、触れない空気がある」

「どうもすっきりしない……もう少し調べてもいいですか?」

……あ、ちゃんと作品のネタにはするので、その、一緒に。先に帰られると、俺、帰れなくなっちゃうし」

最後は自信なさげに。

真矢:「そうですね、きっとこの裏には何か解き明かされていない裏の真実があるんでしょうね。中々手強い相手ですが、俺と先生なら解決できますよ、頑張りましょう!」

そう言って先生に向けて笑顔を作ると、俺は先生が自信なさそうに言った言葉も受け取ってこう返した。

「大丈夫ですって!今日誘ったのは俺ですし、最後までお付き合いさせてください、先生」

そう言って俺は先生の肩をポンと軽く叩いた。

「それに、美味しいカルボナーラを一緒に食べに行く約束もしましたもんね!」

雅信:ほっと肩を撫で下ろす。
そう言って、俺の誘った用事にも最後まで付き合ってくれたりするのを知ってるけど。

……作品のネタになるからつき合ってくれるんだろうか。
そう思うと、また胸の奥の方がキリキリと痛んだ。
こんなこと、絶対に言えないけど。

GM:サイクル終了です。

[ 真矢 ] 余裕:8 → 6