いまち
2022-01-23 02:10:36
28972文字
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ティナの借金返済記(とちゅーかも

いただきネタその3。続きは書けたら書く(゜ω゜
8/28  6P~増えた。ついでに借金も増えた。


+++閑話

「キースリンクさんに特別な接客をさせようと考えています」
「特別な、ですか?」
 えぇ、と頷くアズールにジェイドは首を傾げた。アズールがティナを使い儲けようとしているのは重々知っている。どうやらまた金儲けの手段を思いついたようだ。
「今日ディアソムニアの皆様がいらしていたでしょう?」
「あー、ウミウシ先輩のせーで雑魚がみーんなフナムシみたいにになったやつ?」
「それです。そこで、キースリンクさんに彼らの席に着いていただき、事なきを得ることができました」
……。あぁ、なるほど」
「え? どーゆーコト?」
「マレウスさんたちにしたように、他の方にもキースリンクさんをテーブルに着かせて接客させようとしてるんですよ」
 もちろん、有料で。とジェイドはアズールに笑いかけた。
「なんせこの学園には奥ゆかしい方が多いですからね。ちょっとでもキースリンクさんとお話したい、けれど恥ずかしくて話しかける勇気がない――そんな方の助けになってあげたいのですよ」
「でも金とるんじゃん」
「こちらとしては、従業員一人拘束されるわけですからね、その分の補填は必要でしょう?」
 喜々として話すアズールに対し、興味のなさそうな顔で長椅子に寝転ぶフロイド。
「でも、どうするんです? チケットでも売るんですか?」
「それなんですよね。紙のチケットでは偽造や転売の恐れがありますからね。確実に申込者本人にしか使えないような仕組みを考えなければいけません」
「それと、キースリンクさんに『おいた』をする方がいないとも限りません。その対策も必要でしょう」
「えぇ、考えねばならないことはたくさんあります」
 にっこり笑うアズールを横目にフロイドは大きなあくびをした。

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