森野 霞
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変わらない8月と君がいる9月_メインストーリー_8月

公式Twitterアカウントで画像で投稿しているメインストーリーを文章の形でまとめ直しております(複数画像やツイートに分かれていて見返しにくい部分もあるため)。
日付でページを分けています。こちらは8月更新分です。ストーリーをまとめて見返したい際などにどうぞ。
※多少修正や変更、増減している部分もあります。内容に大きな違いはありません。


■8月3日(水) 雨のち晴れ


「最近あめばっかりでやだね~」

……別に俺は嫌じゃないけど?」

「アオバくんは雨っぽいもんね!」

「は?」

「ふふ二人は相変わらず仲良しだね」

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今日も他愛ない話をして、私たちの配信は進む。

クールで厳しい言葉も遣うけど、優しいアオバくん。
いつも穏やかで優しく見守ってくれるお兄さん的存在のトアくん。

そして一応、リーダーの私、コハレの3人は、同期組として活動をしている。リスナーさんからは3人のキャラ設定を天気になぞらえて『天気雨』と呼ばれることもあり、私はとても嬉しく思っていた。

(今日は前から楽しみにしてたコラボ配信だし、色んな話して……それで、リスナーさんにも楽しんでもらえたらいいな!)

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――それで、今日は何すんだよ?」
アオバくんは相変わらずぶっきらぼうにそう話す。
「今日はみんなで心理テストでもしてみようと思って!」
「心理テスト?」
トアくんは驚いたようにそう言うが、構わず私は続ける。
「そう!私たち、一緒に配信してきたけどあんまりお互いのこと分かってないな〜と思ったら、心理テストしよう!てなって!」
「思考の飛躍の仕方ヤバすぎだろ」
「や、ヤバくないよ〜!」
辛辣なアオバくんに対し、少し動揺しつつも、私は進行を続ける。

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――心理テスト――

『雑誌の編集者からあなたに取材依頼がありました。どんな雑誌だと思いますか?』
『A.ファッション誌 B.料理雑誌 C.旅行雑誌 D.情報誌』

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「どうどう?!アオバくんとトアくんはどれ選ぶ!?」
「何でお前が楽しそうなんだよ……
「ふふ、コハレちゃんが楽しそうで良いと思うよ」
「お前なぁ、甘やかすからコハレはずっとこんななんだぞ」
「ちょ、ちょっと〜!どういう意味!?」

私たちの配信で話が脱線しない回はあまりないと思う。今回も早速脱線してしまって、話が前に進まない。

「それはもういいから〜!どれにするか選んで!コハレはね〜ファッション誌!バーチャルとは言えタレントだし呼ばれる可能性あるよね!」

「それはないだろ。そうだな……、バーチャルって意味では情報誌とか有り得そうと思うけど」

「う〜ん、それなら俺は旅行雑誌かな?もしそんな依頼が来たら喜んで受けちゃうし」

アオバくんは『情報誌』、トアくんは『旅行雑誌』と画面上にテロップを流す。

「みんなバラバラだね〜!やっぱり個性があるってことかな!」
「それはそうだろ。お前と同じとか普通にやだ」
「し、失礼じゃない!?」
「まぁまぁ、アオバくんも悪気があるわけじゃないから
「悪気なくてその言い方はないでしょ〜〜!?」
「そうだな、悪気はある」
「あるんだ……

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――心理テスト・結果――

『どんな雑誌に自分が載ると思ったのか?から貴方が他人から抱かれたいイメージ、つまりどう見られたいのか?が分かります――

『A.ファッション誌を選んだ貴方は【華やかで存在感がある人】だと見られたいようです』

『B.料理雑誌を選んだ貴方は【家庭的で優しい人】だと見られたいようです』

『C.旅行雑誌を選んだ貴方は【行動力があって活発な人】だと見られたいようです』

『D.情報誌を選んだ貴方は【知的で頭の回転が早い人】だと見られたいようです』

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――ほえ〜、トアくんのが意外だったな〜!」
「そう?でも確かに、コハレちゃんは華やかだもんね。理想の自分を見せれてるって事だと思うよ」
「えっ、そ、そうかなえへへありがとう! アオバくんも【知的で頭の回転が早い】って感じするよね!理想の自分……
「それが俺の理想とか言うのやめろ!恥ずかしいだろ!」
「照れなくてもいいのに。アオバくんは確かに知的ってイメージが似合うよ」
……俺がそうなりたいって思ってるってこれから思われるんだろ!?嫌すぎる……
「あははっ、アオバくんは可愛いねぇ」
「可愛いワケねぇだろ!!」

3人の意外なような予想通りなような、心理テストの結果にわいわいと盛り上がる。
こうして私たちのコラボ配信は今日も楽しく進んでいくのだった――