ろく
2026-07-07 11:18:23
12604文字
Public 極光の流星
 

序章 失われた流星へ

CCA後if。シャアは直前にアムロから離され生存。



ネオ・ジオン代表、シャア総帥による会見

(一部抜粋)

 私は、アムロ・レイの喪失は、人類の損失だと確信する。
 それに追いやった当事者が何をと言われるのは尤もなことだ。
 だが、失われたと直面させられて、愚かな私は、改めて理解したのだ。アムロ・レイという人類の希望を。

 最後の戦いで、彼は、アムロ・レイは
「人の心の光を見せなければらない」
 と告げた。まさか、現実になるとは誰も思わなかっただろう。
 あのオーロラのような光は、アムロ・レイの優しさが起こしたものだと断言する。
 愚かな私の罪を、彼の優しさが止めてくれた、人類への愛だと、今は思う。
 彼の最後の意思を公表するのが私の義務だ。

 だが、私は君の死を受け入れられない。君の優しい心を感じ取った私は、今は後悔しかない。
 どうか、償う機会を与えてほしい。
 もし、姿を見せられない支障があるのなら、その障害を取り除きたい。
 君を、蔑ろにし傷つけてきた地球連邦の仕打ちを、白日の下に晒す準備がある。

 どうか、アムロ・レイ、アムロ君。この私を赦し、この手を取ってほしい。