Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
とこり
2026-05-11 20:49:01
10853文字
Public
Clear cache
Wデートをした話
自分が描いた長編小説のみかづきさんとリアルの審神者さんと歌とこというカップルでダブルデートをした話。次元とか時間とか飛び越えてて、私の中でわけがわからないことになっていますが、楽しかったんです。
1
2
3
4
5
6
7
残り時間は帯に短し襷に長し。
帰りまでの時間を少し持て余しながら、あいるさんに少し歩いてもらう。
私が来た駅は、あいるさんと合流した駅とは別の駅だ。
あいるさんがどちらの駅でも帰れると言ったので、お言葉に甘えて、私に付き合ってもらうことにした。
地図は読めないけれど、来た道ならわかる。
任せて!とばかりに
「駅までの道はわかりますよ!」
と胸を張ると、あいるさんはすごく褒めてくれる。
「すごいですね!見える景色が反対になると、わからなくなったりするのに」
私もする!
それで何度も迷った!
考えてなかった!
それをそっくり伝えるが、今日は一人じゃないから大丈夫だろう。
うちの歌仙さんは地図アプリは苦手だが、幸い方向音痴ではない個体だ。
現にちょっと私が
「ん?この道あってる?」
となってもこっちだよと、迷いがない。
途中、法被にさらし、黒の股引きを着たお祭りの集団とすれ違う。
とっさに愛染くんの顔が浮かんだ。
その法被集団に最初に気付いたのはあいるさんだ。
下町の風景が好きなのかなと思った。
馴染みがあるのかもしれないし、憧れかもしれない。
私にはわからないがすごく好意的に見ているように感じた。
通り過ぎてゆく風景をつぶさに見られる人なのかもしれない。
その表情をこれまた三日月さんが、とても好意的に見ている。
程なく合流した駅に着いた。
ここからは私
……
と歌仙さんが道をリードするぞ!!
決意をしたけれど、方角がわかっているので、とりあえずそっちに向かって歩けば良いやというざっくりぶり。
電車の音が遠く離れて、緑が多くなっていく。
午前中に展示を見に行った博物館の横を通る。
五月の若葉が木漏れ日を透かしている。
想像以上に気温は上がったが、新しく芽吹いて大きく育っていく若葉の緑は好きだ。
これから育っていく命を感じる。
と、ここで自分がカーディガンを持っていないの気付いた。
あれ?と思い探せば、歌仙さんの腕にかかっている。
忘れ物だよと説教されていないので、持ってくれているのだろう。
「ありがとう」
というと不思議そうな顔をされた。
「上着」
「ああ、どういたしまして」
ドキドキするな、と思う。
これが歌仙さんの行動に対してだったら、これはきっとロマンチックなんだろうけど。
私は見つけてしまった。
なぜか腕のところが卵の白味で汚れている。
わあああああ!
これ見つかったら説教コースだよ。
どこでどうやってあんなところに着いたの?
意味が分からない!
見つかりませんように!
突然、挙動不審になって、あっちこっちに目をやると、あいるさんと三日月さんが見えた。
おそらく三日月さんがねだったのだろう。
手を繋いでいる。
なんだかちょっとほっとした。
いつもの二人に戻ったのかな?
造物主とか、運命握られてるとか怖いよねえ。
私たちも手を繋ごうかなってちょっと思ったけど、やっぱりやめた。
はしたないとか言うんだよ。
きっと。
1
2
3
4
5
6
7
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内