Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
サブさぶれ
2026-05-09 19:03:58
18530文字
Public
ワンドロワンライ
Clear cache
ワンドロワンライ②
ワンドロワンライまとめ②
1
2
3
4
5
6
7
8
魔法の時間
お題「マジックアワー」「セカンドキス」45min
海中エレベーターから降りた途端、金色の光に包まれた。一日にほんの数分しかお目にかかれない魔法の時間。自然の神秘。きっと誰もがこの金色に焼かれた空と海に見とれてるだろう。けれどもアオイの心は動かない。つい一時間前、もっと美しく輝く金色を見たからだ。
「あのさ」
「なに?」
声の方に視線を移す。初めての遊園地デートを共に楽しんだ人はなぜか自分の爪先ばかり見つめていた。斜陽が真っ赤な頬を照らす。落ちた影で彼のまつ毛の長さを再確認する。心臓がドキドキして痛いのに、それでも彼から目を離せない。やわらかくてあったかい唇が短い息をはくはく漏らし、少しの間の後ゆっくり開いた。
「
……
二回目って、いつする?」
スグリが顔を上げる。ピカピカキラキラ。二人にしか分からない問いを投げかけた人は、さっき見たのと同じくらい魅惑的に瞳を輝かせていた。
「そうだなぁ」
スグリに手を取る。隙間に自分の指を滑らせ強く深く握りしめる。数センチしか残ってなかった距離をさらに縮め、コツンとおでこをくっつける。白い喉が大きく揺れた気配を感じたが、気にせず鼻も触れ合わせる。
「今、とか」
——
ほらね。やっぱり。
大好きの気持ちで燃えるアオイだけの黄金は、太陽よりも美しい。
1
2
3
4
5
6
7
8
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内