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保科
2026-05-02 15:14:42
61984文字
Public
超かぐや姫!
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(新)ニュー超かぐツイまとめ
鼓動のよう途絶えずに溢れてるよ
※Twitterに投稿したツリーとかのまとめです
5/5 4/30まで更新
5/9 5/3まで更新
5/14 5/7まで更新
5/20 5/11まで更新
5/26 5/18まで更新
6/5 5/31まで更新
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7
4/28〜
「
……
よっし、電気消した、忘れ物なし
……
」
と高校への登校準備整えた彩葉が呟きながら、
――
ぱん!とリビングに設置した神棚のヤチヨ拝んだ後、鞄横のタブレットの中で曖昧に微笑むヤチヨ御神体にも
――
ぱん!と拝むので、
『
……
彩葉、毎朝確認してごめんだけど、
……
その拍手本当にいるかなぁ〜?」
「いる。絶対いる。必ずいる」
「
……
命より?」
「命と同じ位大事」
「わー終わりの優先度直りきってない〜!」
とみょんみょん泣くタブレットにはにかむと、手に取って充電ケーブルに挿して、
「じゃ、行ってきます」
『いってら〜!今日も頑張れ、彩葉っ』
「うん。今日も頑張れ、ヤチヨ」
と互いにエールを送ってお家を出る朝の一幕
「忘れ物なし。ヤチヨ
――
」
『
…………
』
「
――
はスリープ中だっけ。じゃあ、代わりに様子を見に来てくれたFUSHI大明神に祈っとこう」
『
……
やめろ。お社を建てられたことがある身の上として反応に困る』
「うーん、神様本格派だ。二礼二拍手
……
」
『思ったより作法がしっかりしてるぞ!?』
「2割冗談」
『8割本気だそれは』
「あはは、そりゃそう。っしゃ、じゃあ、行ってきます」
『
……
ん。「いってらっしゃい、彩葉」
――
これはヤチヨの分もだ!』
「
――
うん。伝言ご苦労さま。ね、FUSHI。今日もヤチヨのこと。宜しくね」
『ふん。任されてる!ずーっとな!』
ーーーーーーー
「私はツクヨミタウンの彩葉。こっちは相棒のFUSHI」
『シャーッ!』
「え、鳴き声それでいいの、色んな意味で」
『ふふん。ボクの生涯のライバルの声だ!』
「猫、そんな怖い?」
『
……
こわい』
「
――
い、い、彩葉の相棒枠は私なのに!FUSHIの相棒枠は私なのに!!ずるい!!!ずるい!!!返して!」
「この管理者欲望のまま喋ってる
……
」
『二枠共に占拠するな、
――
というかヤチヨはどっちを返してほしいんだ』
「
―――
」
「あ、フリーズした。ね、かわいいよねヤチヨ」
『ボクに同意を求めるのをやめろ。ヤチヨも、ちゃんと彩葉を選べ』
「何でそんな事言うの?」
「なんでそんなこと言うの
……
?」
『
…………
』
ーーーーーーー
「ね、彩葉、夜ご飯何食べたい?」
「何でもいいよ、かぐやの食べたいので」
「もー、そればっかじゃん!?」
――
と怒られた彩葉、本当に全部美味しいので希望がなく途方に暮れるものの、言われた事はごもっともなため何とかリクエストに足るメニューを見つけねば
……
と持ち帰った家庭科の教科書を読み返せど、学校の夏期講習ついでに図書室のレシピ本を読めど別にかぐやが作ったトンデモメニューがある筈もなく、というか何を食べたいとか本当にないな、という事実に思い至ってしまい、
「おっかえりーいろ
……
は?何かあったん?」
「いや、別に
……
」
「
……
そぉ?あ、今日のご飯はねえ
――
」
と帰宅早々にかぐやが口を開くのに思わず肩を震わせていると、
「
――
炒飯にするよっ!」
と、告げられ、拍子抜けした彩葉が
「
……
そ、なんだ?」
「うん。かぐや考えたけどさ、彩葉、ご飯であんまり何がすきーとかないっしょ」
「
―――
」
と自覚していた内心を当てられてしまい、思わず黙るのをスルーして
「だからかぐやで勝手に探すことにしたんだ」
「
……
探す?」
「うん!今日からいろんなご飯を頑張って作って、食べてる彩葉ちゃんと見て、それでねえ、
――
彩葉の一番、かぐやが見つけたげる!」
なんて言葉と共ににまーっと笑う顔に面食らってる内に、
「んじゃあ、暫しお待ちよぉ〜」
とエプロンつけながら台所にかけていく背に、思わずぼんやり見惚れてしまう彩葉の回
「彩葉やーい」
「ん?」
「買い物行くけど食べたいのある?」
「んー、
……
この前の夜に作ってくれたボンゴレ、あれまた食べたいかも」
「砂抜きしないとじゃん!今日はダメ〜」
「だよね。大丈夫、かぐやが食べたい物でお願い」
「
……
」
「どうかした?」
「
……
昔さ。彩葉、何作っても美味しいしか言わないし」
「あー
……
」
「食べたい物聞いても、かぐやにお任せか、なんか好きでもなさそうなもののローテしか喋らないから、結構不安だったんだよねえ、と、思い出した」
「それは
……
ごめん。本当に食事、興味なくて
――
ローテはあれ。何でもいいって言うと、お母さんに怒られるから、それらしいやつをね」
「
…………
」
「い、今は違うわよ?」
「知ってる。他の店のスパイス使っただけで『なんか味変わった?』って見抜くのヤバすぎるし、てかリクエスト多いし、そのくせ今みたくかぐやにぶん投げるし?」
「だってかぐやのごはん全部美味しいから」
「
――
これ本心って分かってればなぁ〜!」
「昔の私が天邪鬼でゴメンて」
飯ローテ、彩葉に執拗にリク聞くと渋々三通りくらいのメニューを言うので、でも作ってあげても「
……
美味しい」と絶妙にトラウマ刺激されてそうな声でいうために自然と作らなくなるやつ
「実家で泣きながら『泣くのは甘えや』って叱られつつえづきながら食べてたお浸し思い出しちゃって」
「彩葉さぁ
……
」
ーーーーーーー
「聞いた?FUSHI。いろPのメンシが始まるらしいですのよ」
『へえ?まあ、一定の登録があれば申請次第で開設できるけど
……
でも珍しい、あの彩葉が?どんな心境の変化だ?』
「え?駄々捏ねて説得した」
『他人事みたいに言いやがって!ヤチヨが下手人じゃないか!』
「だって彩葉のメンシ加入したくてぇ!」
『
……
あー
……
、うん。だとして、彩葉がそんな器用に普段の配信とは別に、メンシ向けの企画とか
……
できるのか?』
「それなら大丈夫ぶい。説得の時に一般的な企画例とかの一連のレクチャと、彩葉に合わせた配信内容の提案はしたから
――
」
『もうヤチヨがプロデューサーじゃないか!?』
「あれ!?本当だ!?」
ーーーーーーー
彩葉、メン限のアーカイブなし配信とかで弾き語りやるか
……
と告知した所、天守閣で会うヤチヨがそわそわしてるので、
「どうしたの、何かあった?」
「ほら、きょ、今日の夜11時だから
……
」
「
……
え、もしかして私の配信?まだ1時間あるけど」
「ノンノン、1時間しかないのです!もう、ネットのオタク達とセトリ予想に忙しくて!」
「オタク言うな。そ、そんなに楽しみにしてくれてるんだ
……
」
「してます!子ギツネちゃんは皆楽しみです!」
「その『黒鬼の妹のファンネは子ギツネでよくない?』ノリのやつあんたが乗るのだけはやめて!?」
「んーふふふ、えへへへ〜」
「
……
そのさ。ヤチヨがね?楽しみに、してくれてるのは嬉しいけど」
「?うん
……
?」
「
……
わた、
……
しの、
……
『彩葉』の事は、その、特に、楽しみではないでしょうか
……
」
「
……
、
……
」
「
……
ヤチヨと、話せるなぁ、って。私も、楽しみに、
……
来たのですが
……
」
「
――
彩葉のこと待ってたよ!?」
「
……
でも『いろP』がいいんじゃんヤチヨさんは」
「どっちも好きなんだよ〜!」ってやってる
ーーーーーーーーー
勝手に成長しきったかぐやのが彩葉(10年後込み)よりデカい思ってるんですけどどうなんだろう
「どったの彩葉。ヒール痛いの?」
「いや、
……
あんたの視点が低めなの大分新鮮だから、ちょっと見てた」
「え。
……
あー、確かに?彩葉のが今は大きいか。あんま意識してなかったや」
「はー
……
こちとら設計段階で死ぬほど意識させられてたってのに
……
」
「
……
んー?」
「何よ」
「ちょっと気にしてた?」
「だから何が」
「かぐやより小さいこと」
「は?そんな事ないけど」
「ないんだ」
「
……
、
……
まあ、昨日まで肩下だったくせに〜、とは、思った」
「たはー。成長期だもんでごめんあそばせ?」
「あれを成長期とは呼ばない。異変とか変態とかにして」
「変態はやだ!!!!」
「意味が違う意味が違う」
「はい、はい。
――
ありがとうございます。
……
かぐやー、取り敢えず予約したものは受け取れたからこれで
……
かぐや?」
「ん、あ、ごめん。何だい?」
「今日の予定は終わり。
……
疲れてる?」
「違う違う。さっきのいろはの話思い出してただけ。ごめんよ〜ん」
「さっき?」
「確かに彩葉のほうが少し大きいなぁ〜って」
「あー。
……
あんたも何か思う所あった?」
「んー?やっぱり、彩葉きれーだなって」
「
――
……
それ身長関係なくない?」
「あるよ!こう角度的なアレ
……
あーでもいつもの見え方の彩葉も好きだし。んー、悩ましいぜい」
「私はあんたの言動のが悩ましいですけど」
「およ」
「公共の場」
「
……
あいらびゅー?あっ待っ彩痛い痛い痛ッ゙」
ーーーーーーー
(がるさんのかぐヤチブラックジョーク雑談ツイを踏まえて)
「もうね、墜落して2400年あたり一番ヤバかったからねぇ」
「そーそーそー!あの村落滅びたやつ!」
「見知った人間が全員野晒しはねー、こりごりというかキツイというか今も夢に見るのです〜」
「おん?てかあの辺りショックで意識断絶してた筈じゃん、え?ヤチヨ覚えてんだ」
「んー?まあに、整理したから」
「
……
あー、忘れないようにか。てかだとするとそのあたり私の記憶ぼやけてんだけどかぐやから意図的に削ってない?」
「まさかまさか〜」
「
……
でもさ、少なくとも各地巡りながら死に方収集してた時の奴とかアクセス権消してるよねぇ」
「あれは文字通りの悪趣味でありますゆえ、禁書でーす」
「あー!なんかずるい!」
「だーめ。こういうのは全部、ヤチヨが持っていくって決めたから。どうせ、あの時の仮想意識じゃ何一つ実行できなかったしさ〜。試したって何にも残らなかったって、かぐやもわかってるでしょ?」
「けちんぼ。ん、まー、それはそうだけ、
……
」
「?かぐやどうし、」
「
…………
」
「「あ"っ、彩葉!?」」
「
…………
」
「
…………
」
「
…………
」
「
――
彩葉、早いお帰りだね!いやぁ今日も絶好調すか〜?」
「あー
……
えー
……
えへへ、ヤッチョ急用が」
「
…………………………
」
「絶不調だね!?彩葉!?絶不調だね!?」
「ヤッチョ急用なくなったなー!?彩葉とお話というか弁明したいから泣かないでほしいなー!?」
ーーーーー
ツクヨミに来た彩葉が黙々とツクヨミ内のツールで現実向けのプレゼン資料を作っており、離れたところでヤチヨも自身のメモリー整理をしながらその横顔を見つつ、話したいなぁと思っても真面目に仕事してる彩葉を邪魔するのはどうかなぁ、よくないよなぁ、うん、と袖が上がっては下がってを繰り返して、
……
2時間、2時間経ったら休憩ってことで声をかけよう、うん、それなら大丈夫
……
と深々頷くヤチヨの挙動を、実際ヤチヨが気づかないだけでそれとなく眺めていた彩葉の方が先に耐えられなくなり、
「
――
あーダメだ」
「んぇ?あ、終わったの、彩葉
……
?」
「いや、終わってないけど、流石に」
「さすが?」
と首を傾げるヤチヨの元に、端末閉じながら歩み寄って、
「話したいこと、きっとあるよね。ごめん、蔑ろになってたか」
「え、え?」
「折角仕事するならヤチヨと一緒にって来たけど、良くなかったね」
――
まで言われればあー、と己の邪な感情が筒抜けであることが察せられてしまい、顔を赤くしたヤチヨが、
「その、彩葉の邪魔をしたい、わけじゃないのですよ?」
「分かってる」
「というか、ヤッチョとしましては、そもそも彩葉がこの空間にいてくれるだけでもう大マンボウ大満足」
「それは嘘」
と即隣に腰掛ける彩葉に笑いながら指摘されて、
「
……
」と膨れっ面をするヤチヨに、
「はい、
――
私はヤチヨと居たい」
「
……
う」
「ヤチヨの望みは?」
「
……
私も」
「うん」
「私も!
――
彩葉と一緒にいたくて、それで」
「それで?」
「、
……
か、構って、ほしいー、かも、なぁ、
……
」
と、ひっくり返ったみたいな声で挙動不審に口にするヤチヨに、目を細めながら、
「
――
はい、よく言えました」って抱きしめてあげる彩葉の回
「見てないで言えばいいのに」
「言えないよー
……
、彩葉、頑張ってるもん」
「
……
」
「
……
何?」
「いや、どうしたら配慮無く、直接言ってくれるかなーって、考えてた」
「
……
『かぐや』みたく?」
「ああ、そういう考えもできはするか。でも私は、ヤチヨに我が儘になって欲しいって思ってるから、ちょっと違う」
「
……
わあ、かなりややこしいこと言ってる。哲学?
ねえ彩葉、
――
それは私に『かぐや』のあり方を求めることと、どう違うの?」
「
――
。あのさ、好きな人に我が儘を我慢して欲しくないのって、そんな変?
かぐやだからどうこうじゃなくて、私は、あんたに、我が儘を言ってほしいって話をしてるんだけど」
「
―――
」
「ちょ、なんで逃げるの」
「びっくりするこというから!!!」
「びっくりするのはその声の大きさだけど」
管理者スタンスで見定める面をしてるヤッチョのこと、あコイツ、今、私のこと試してんな〜と大体お見通しの彩葉さんは軽く口元緩めるだけで特に揺らがないでほしい 『かぐや姫』のような問答要求はまあ甘えですよね いやまあそれもいいけどね?と首を傾げる彩葉の横で藪蛇ヤチヨは撃沈してる
ーーーーーーー
ヤチヨカップ中にショッピングモールとかに来てるかぐいろ、
「んぉあ、ちょい待ち今返信しちゃう!」
「後にしなって
……
」
と声をかけてもすっかりスマホをタプタプ始めてしまったので、仕方ないと溜息混じりにせめて邪魔にならないように通路横へとかぐやの服の裾を引っ張った彩葉が、ふと目を向けた先、壁際に設置された姿身みたいなので並んでる自分とかぐやの姿をなんとなく見比べて、こいつ本当にデカくなったな
……
と半ば呆れた気持ちになり、
「おわたー!いつでもオッケーだよ彩葉!
……
お、反転した彩葉とかぐやだ〜。いぇーい」
「やめんか恥ずかしい」
と鏡に向けてピースするかぐやの手をはたきつつ、
「本当、背はでかくなったのに中身は子供のまんまなんだからさぁ」
「えー!そういうヤンチャな所もかぐやの魅力だってリスナー言ってた!」
「甘やかされんな」
「あ、写真撮っとこうよ彩葉!こういうなんか
……
、ちょっと違う?のがエモ、らしいよん」
「だからあんたは話を
……
てかそれ死語じゃん
……
?」
――
とかなんとか言いつつアウトカメラで撮った写真は、まだかぐやの解約してないスマホの中にあるのだろうか、と、一人で訪れたショッピングモールの同じ鏡の前でぼんやり考えた彩葉が、
「
――
子供のままでもよかったのに」
と小さく呟いて、視線を落として歩いていく9月1週目の休みの日の話
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