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保科
2026-04-11 13:07:29
42210文字
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超かぐや姫!
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ニュー超かぐツイまとめ
誰もとめられやしない(マジで止まらない)呟かずには居られない(助けて)
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〜4/23
「なんかさ〜現実の彩葉お仕事中も普段もすっかりかぐやが何言ってもしらーっとしててさぁ、もうかぐやのことなんか全部数値でしか見えてないのかなぁ」
『え〜?ヤッチョはそんなことないと思うけどな〜(管理者権限でツクヨミのバイタル見放題のため、「かぐやあんた、勝手にその辺走ってかないの
……
ほら、手ェ繋いで」と素知らぬ顔で手を差し出す彩葉の心拍数が全力疾走レベルに跳ね上がってることを知ってる管理者、高みの見物コメ)』
「
……
うっわぁ、後方腕組み面。ねえ、絶対かぐやと同期してない情報あるよねヤチヨ。出しなよそれ」
『えー嫌でーす』
「マジで隠してる情報あんのかい!出せい!」
「彩葉はさ」
「ん?」
「ヤチヨにはあんまり、カッコつけないよね。色々」
「あー
……
、うん、まあ」
「今も顔真っ赤〜」
「
……
指摘やめて下さーい、距離近くて本当に心臓やばいんだって」
「拗ねてたよ?かぐや。かぐやばっかりドキドキしてずるい〜って」
「え、何それ。何可愛い事言ってんのあの子
……
えー
……
」
「うんうん。故に、彩葉ももうちょい素直になってもいいんでないかな、とヤッチョは思うよ」
「
……
でも、私が動揺してるって分かるとつけあがりそうじゃん、あの悪童
……
」
「さりとて、かぐやも8000歳ですよ〜、お爺さん!」
「だからお爺さんはやめんかい。
……
それもそっか。ちゃんと伝えてみる事にする」
「私をよろしくね、いーろは?」
「ふ
……
はいはい、よろしくされました。
……
で、なんだっけ。ヤチヨは
……
まあ、バレてるしね、全部?」
「
……
えーとぉ。バイタルいつも見てるわけじゃないよ?」
「見てない、と言わない時点でお察し。だし、まあ、もう私のカッコ悪い所とか、全部見られてるし?とかかな
……
」
「
――
神々の皆〜?『めでたし』しちゃう
……
?」
「こ、の距離でファンサやめて本当に
……
!」
「ひひ、彩葉、かわゆし〜」
「あーもう、こんの悪童め
……
。
……
ね、かぐや」
「ん?」
「私、あんたの前でも、カッコつけた方がいいかな」
「
――
んーん、私の彩葉で居てほしい」
「
……
それ一番難しくない?」
「はてさて?」
「
――
かぐや姫の難題は叶えてなんぼでございますよ、貴公子様?」
「言うじゃん。
ちなみに。
……
もう叶えてる場合ってどうなるんですか、姫?」
「そりゃあもう、ハッピーエンドまっしぐら!『帝』の出番、なし!」
「ふ、はは、違いなーい。お兄ちゃん泣いてるよ」
ーーーーーーーーー
かぐやが情報を情報としてインプットするのとエンタメをエンタメとして楽しむときの挙動があからさまに違うといいし、真実に貸して貰った漫画は「うわー!やばいよ彩葉、コイツ53万!53万だって!」「うるさ
……
」って逐一実況中継しながら感想言って楽しんでるけど、ネットサーフィン中のwiki閲覧とかは上から下まで爆速スクロール関連リンククリックでこの間3秒、を延々止まることなく繰り返してる
勉強集中しきってた彩葉が3時間後とかに手以外微動だにしないかぐやに気付いて、その画面を見つめる虚みたいな顔に思わず面くらいつつ「
……
かぐやさーん、おぅい、生きてる?」とおずおず声をかけると「
――
うい?あ、彩葉勉強終わった!?今ねえ、これ、ジャンボタニシの記事見てた!なんかめっちゃやべーねコイツ!」ってにぱーッと笑うので、思わず安堵しつつ
「
……
ったく、また絶妙にマニアックな
……
その知識どこで生かすの」
「
……
田植えの時?」
「このアパートのどこですんねん」とツッコミを入れる回
いや、プログラミングめっちゃ楽しんでたしもうちょい閲覧楽しんでるかも 1ページ3秒でガンガン遷移するのはするけど、都度都度「ひぇー!ほー、はぁー!へー、え、あわー、わー、おお、へぇー!!」ってずーーーーーーっと言ってるので耐えきれなくなった彩葉がシャーペンへし折りながらキレてるかもしれん
ーーーー
「彩葉ってさー、結局かぐやの作るご飯どれが好きなん?」
「
……
決めないとダメ?」
「『かぐやの作るものなら
……
なんでも』に絆されるかぐやにも限度はあるのー!決まんないよ今日のごはんがー!」
『そうだよー!ドラゴンだって好きな惣菜言うんだから彩葉も言うべきだー!』
「何その局所的需要を補う謎のドラゴン」
『やび。ごめんつい野次入れちった。ヤッチョは捨て置いて』
「で!どれ。どれ!じゃあ直近一週間の献立から選んでよ〜!」
「あんたの説明、毎度フルコースみたいに名称長いから覚えてらんないのよね
……
」
「正式名称がわからなくてもいーから!味とか具材とか!」
「えー、直近だとなんだろ
……
あの
……
ほうれん草とシャケ炒めたやつ
……
?」
『きんぴらごぼうだ〜』
「違うよ?」
「ヤチヨはさっきから何言ってんの?」
ーーーーーーー
「いや
……
ヤチヨ、いくらなんでもそれは無茶だよ。そんな無茶
……
例えば、私がヤチヨのこと本当に大好きなためにお願いされたら即OKを出して無条件で請け負ってやるやらの判断は動き始めてから決める位に無計画にヤチヨにメロメロじゃないと
……
え、じゃあ無茶じゃないな。やろっか。おっけー、明日から?」
「
……
えーーーと
……
やっぱり、1日置いて検討しませぬ?」
「なんで振ってきたヤチヨが日和るの。やるよほら」
「怖いよぉ〜!なんか彩葉の覚悟決まった顔がカッコよくて怖くてヤッチョの情緒ぐちゃぐちゃだよ〜!」
「元気に喋ってるなら余裕あるね。行くよ」
「待って待って待って落ち着いてぇ!?」
ーーーーーー
諸々の彩葉のプレゼンを見届けたヤチヨ、先生やお母さんが退室した後片付け中、泣きエモートで『い、い、彩葉〜、立派になったのぉ〜』とタブレット越しに声をかけると、
「いや、よっぽどヤチヨのが親みたいな態度取られても困るけど
……
まあ、伝えたい所は伝わったかな」
と疲れたように息を吐くので、
『
……
変わったねえ、彩葉。こう、なんだろう。譲らない!って感じ、ずっと強くなった』
「ん、ありがと。結構意識してるからね。
……
私じゃなくても問題ない、代わりの何かになるんじゃない。私が、なりたい私になるために、
――
譲るものは、もう、1個もないからさ」
と、ぐっと手を握る彩葉の横顔に、かつてお悩みチャットに投げられた悲痛な文章を不意に思い出したヤチヨが、胸中感極まってるのをバレないように、『
……
そっか』と柔らかい相槌をすると、固い顔で遠くを見据えていた彩葉がふ、とヤチヨを見て表情を緩めて、
「だから、あれかもね」
『ん?』
「えっと、」と、そっとディスプレイ越しに
ヤチヨの頬に触れながら、照れくさそうに
「私が、わがまま言われて、お願いされて、全部ほっぽって仕方ないなぁって譲っちゃうの。きっとこの先、ヤチヨだけだ」
ってはにかむので、もうエモートなし泣き始めたヤチヨに「え、何!?は!?ちょ!?」とプレゼン中もないレベルの焦りを見せる彩葉の回
ーーーーーー
「彩葉がさー。『そうしなければならない』『そうする必要がある』『そうした方が良い』っていう世間体とか自分ルールじゃなくて、『どうしてもしたいから』でかぐやに我儘言ってくれてんのが、一番うれしーなって、思うんだよね」
「
……
」
「てゆーのはヒミツの独り言。
――
ね、だーまってっちゃわっかんないよ?彩葉。
ま、黙ってても分かってしまうのが?かぐやちゃんですけどもね」
「
……
ただいま」
「うぃ。おかえり〜」
「あ゛ー
……
ダメだムカつく、このままだとかぐやを喜ばせてしまう
……
」
「お鍋の火に負けたのそんな不満なんだ?」
「だってあんた最近毎日出迎えて、」
「出迎えて〜?」
「
……
くれてたのが嬉しかったですねハイ
……
」
「んひひ。じゃあ彩葉のTier表、鍋の火より上げとく?」
「いや火事は危ないし、そこは継続して私を下げておいて」
「
……
そゆとこかわんないよね彩葉」
「え、なんで不満げなの」
「べっつにー。じゃあ鍋の火、FUSHIぬい、トーテムポームのトテ太郎、河原のつるつる石、ついで彩葉だかんね」
「待って釈然としない、トテ太郎にはせめて勝てない?てか誰だトテ太郎」
ーーーーー
仕事用のカバンにボロボロのメンダコキーホルダーを付け替えようとした彩葉、ヤチヨから
『折角だし心機一転、新調するのはどうだい?』
と提案され、
「確かに。中学の修学旅行から長い付き合いか
……
」
『じゃあヤッチョがポチっといてあげるよね〜』
「ありがと。ヤチヨってなんで通販の買い物ポチるって言うの?」
『
…………
』
「なんで無言で泣きエモート
……
?」
というやり取りの後、メンダコとキツネとウサギのミニマスコットストラップが家に届くので、物量に圧倒された彩葉が「え、これ全部付けるの?」
『つける!』
「あの、一応私めも社会人でして」
『つける!』
「ヤチヨ」
『つける!』
「
……
はい」で押し切られる回
「見てヤチヨ。この、あんたプロデュースの、すっっっごいじゃらついてるビジネスバッグ」
『前に流行った女子高生のバッグってこんな感じだったよね〜。よきかなよきかな』
「よかないがな??」
『なんで?可愛いし、彩葉にヤッチョにかぐやもいるのに?』
「それ言われると何も言えなくなるんだって!」
『3匹いるの嬉しい?』
「
……
嬉しい」
『並んでて可愛い?』
「可愛い
……
」
『さんにん一緒でめでたし〜?』
「しちゃおーッ!(やけ)」
『いよォーし、出勤もウキウキでじゃらつかせてこうね彩葉っ!』
「
……
はぁ
……
引っ掛けて千切れないようにチェーンの補強だけしておくかぁ
……
」
通勤鞄にウサギとキツネとメンダコつけてる酒寄所長、あまり事情知らん職員に「可愛いのお好きなんですか?」と聞かれて、
「あー、まあそうですね。このメンダコは超素晴らしく可愛くて
……
ウサギは超びっくりする位可愛くて
……
キツネは
……
キツネ何なんだろうな。こいつ何?」
「知りませんが
……
」とかやってる
ーーーーー
ご都合軸であらゆる巨大感情をカートゥーンスマイルの下に押し込んで「
……
好きな所は、やっぱりヤチヨを見ててくれる所〜!」って笑うヤチヨに、へへそんなオタクとして当然スから
……
と鈍感デレデレ彩葉達を半眼で見ながら、マーージで我ながらこいつら
……
のため息ついてる全知全能かぐやちゃん、見たい
ーーーーーー
「彩葉っ!今日のかぐやちゃんの髪は何が違うでしょー、か!」
「え?あー
……
昨日より髪伸びてる。やっぱ早くない?」
「
……
ふむふむ」
「なんのメモ?」
「足元どう?」
「足?
……
ってなんだその靴下。ゆるキャラ?」
「100均で買った!サカバンバスピス!」
「何?誰?」
「ふむふむ
……
」
「だから何のメモなの」
「えっとぉ、後は
……
ヘイ彩葉、今日の気分どう?3つくらい教えて!」
「3つ
……
眠い、問5分からない、お腹すいた」
「あ、もうお昼だ。待ってなー!今日のお昼はねえ、かぐや特製スペシャル具材炒飯だよん」
「え、やば。結構楽しみ
……
じゃなくて。結局今の何?」
「あ、忘れてた。えっとー
……
なんだろ?」
「はぁ?何それ」
「えへへ、うーん、
……
やっぱよくわかんないなーって」
「
……
。
……
かぐや」
「んぃ?」
「手ェ出して」
「うん
……
なんで右手握るの?」
「
……
。ポニテ似合ってる、靴下いい感じ。
……
歌詞理解したいなら相談して、別に、それ位付き合うから」
「
――
彩葉」
「何」
「ちょっと、わかった、かも?」
「
……
あっそ。よかったね」
「ヤオヨロ〜、彩葉!今日もこのボロアパートまで来てくれてありがとねえ」
「あんたがボロアパート言うな
……
あれヤチヨ、髪型ツインテール?珍しいね」
「のんのん!人に感想を伝える時は〜?」
「
……
似合ってる、可愛いデス
……
」
「えへへ。ありがと〜」
「う、照れる
……
あれ。ねえ、くつろぐ用のスリッパ、デザイン変えた?」
「すばら!よく気づいたのです!ま、あくまでテクスチャだけだけどね。彩葉のはキツネ柄〜、ヤッチョのはフグ柄!」
「後者聞いたことない柄すぎるって。でもいいね、気分転換だ。それで?今日は何するの?」
「んー?うん、うーん
……
」
「ん?」
「ちょっと順調でびっくりヤッチョ。ねえ彩葉」
「はいはい、何企んでんのさ」
「ヤチヨのこと、好き?」
「
――
好きだよ。大好き。四六時中考えてるってまだあんまり伝わってない?」
「
…………
、
……
」
「カウンター食らうってわかって仕掛けるのは、流石にKASSENのプロとしてどーなんですかヤチヨさん」
「彩葉だって顔真っ赤のクセにぃ
……
」
「勘弁してよ
……
。で?」
「
……
で?え、と」
「右手がお留守なのを、私めに何とかさせていただきたいのですけど?」
「
――
私の完敗じゃんかぁ!」
「そりゃ、世界で一番『押しも押されぬ』お姫様の扱いは心得てますって。
……
てか、いい加減、私のことそうやって引っ掛けようとするの懲りなよヤチヨもさぁ?」
「ゔ〜〜〜〜〜!」
「手握ったまま床転がらないの!」
「い、いちごの乗ったショートケーキ
……
こだわり卵のとろけるプリン
……
」
「どや!召し上がれぇ!」
「いやいや、これ、手作りなの流石に嘘でしょ
……
?」
「嘘じゃないよ、現実だよ!芦花のクリームは脂肪控えめだよ〜」
「気遣いまであるんだ
……
」
「
……
かぐやちゃんの事これからかぐや様ってよんでいい〜
……
?」
「えー、真実との距離感じるのやだなぁ。かぐやちゃんさまはダメ?」
「かぐやちゃん様〜っ!」
「わ、私の友人達が
……
かぐやの手の内に陥落していく
……
」
「んー?でもさ、一番最初に落ちてるのって彩葉じゃないの?」
「チョロ葉だよねえ」
「反論できんっ
……
何一つッ
……
」
「ぬははー!ここはかぐや帝国ー!」
ーーーーーーー
「っぱかわいーーのがサイキョーーっしょ!」って私は〜の歌詞書いてるかぐや、添削とか依頼された彩葉が
「私そんなんできないし
……
」
って弱腰のまま読み進めてその自己主張の強さに
「いや、これ
……
」
「どう?どや?」
「
……
」
――
……
一般的な感性からするとマジで何言ってんねんって歌詞すぎて全ボツだけど、
「
…………
」
「い、彩葉?あのぉ、だまってると、ちょっと、不安になるなぁ〜
……
?」
――
でもかぐやの歌う歌だし、メロディから外れてないし、何より、
「
……
好きになっちゃうよ」
「!そこ、キメ台詞ならぬキメ歌詞!どうどう?」
と、口ずさんだのに食いつかれ、
「い、いーんじゃないの、好きにすれば
……
」
「放任〜。
……
本当に大丈夫そ?」
「誤字脱字だけ赤ペン入れとくけど、フレーズ自体は別に。歌いたい事歌いなよ。あんたの曲でしょ」
「ちっちっち、それは違うよ〜、彩葉と、かぐやの曲!」とピースされ、想像だにしない自曲の現状に「
……
これ私の曲になるの癪だなぁ〜」
「うわひっど!」とか悪態ついてる
「
――
拙いですが今日は弾き語り枠ってことで、何がいいですかね。コメントで是非
……
え?あー。
……
はは、うわ〜、懐かし。いいな、じゃあこの曲からいきます。
自分のことを好きになれたかは、5年経っても分からないけど
――
少なくとも私はあの子のことが好き、なんてね。
――
『♪朝起きて、今日は何しよう?』」
ーーーーー
「
――
じゃあ。メンテするから一時的にスリープモードに落とすけど。
……
本当にいい?」
「だからいーって言ってるじゃんか、単にかぐやがちょっぴり寝るだけでしょ?」
「
…………
厳密には違うというか、そもそもシステム上のシグナルの切り替えが」
「彩葉」
「何」
「ながい、だるい、本音一言で」
「
…………
。心配で
……
」
「そーーーやってさぁ、彩葉が毎回駄々こねるからメンテの時間伸びちゃうんだってば!今日の夕方パンケーキのお店予約したよね!?」
「しました
……
」
「このままだと何時まで経っても終わんないよ!?」
「スミマセン
……
ハイ
……
」
「ほらかぐやの電源切るなりなんなりやる!」
「いやでも現状まだリスクが何とも」
「うだうだしな〜い!」
「なんでメンテされる側がそんな警戒ゼロなの?怖くないの?」
「は?そりゃ怖いよ。でも、かぐやの彩葉なら大丈夫でしょ」
「
……
くそぉ、くそー
……
かぐやがカッコいい
……
」
「気づくの遅いよ〜、何々、かぐやちゃんの新たな魅力に沼っちゃう?」
「ノーコメント。分かった、分かったよ、ハァ
……
。
……
じゃあ、いい加減始めるから。かぐや」
「ん!」
「
――
おやすみ。起きたらパンケーキね」
「ん。起きたらパンケーキ!おやすみ!」
ーーーーーーー
あんまり彩葉の私生活に干渉しすぎるのはよくない、ヤッチョはできるオンナ
……
と頷いてるヤチヨの目の前で
『彩葉、買い物か?』
「うん。スーパーまでだけど
……
あ、FUSHIも行く?」
『行く!』
「OK。じゃあスマコンつけたまま行こうかな。やっぱりあんたって散歩好きなの?」
『うん。結構好きだぞ』
「へー。何、前世の本能的に?」
『どうだろうな?ヤチヨに体を貸してきた時期を含め、世俗や風習の変化を実際に肌で感じて見られるのは面白い』
「それ散歩ってかフィールドワークじゃん?」
って当然のように出かけていくのをあれ!?!?!!?!?って呆然と見送るペット後手敗北ヤッチョの回
(ヤチヨが張り切ろうとして部屋の家具配置変えたことをアピールするなどから回るちぐりすさんのツイートを見て)
『ヤチヨは8000年かけて観葉植物の配置をずらしたかったのか?『ボクと張り合ってどうする?ヤチヨが戦う土俵にボクはいないんだぞ?『今できることは本当にそれだけか?まず彩葉に素直に「連れて行ってほしかった」と口にすることを何故怠った?』
「はい
……
はい
……
その通りです
……
滅相もございません
……
」
「(説教されてる
……
リビングのダイニングテーブルで
……
超有名人ツクヨミ管理人が、ウミウシに滾々と説教されてる
……
)シュールだ
……
。
……
?え、ヤチヨ、行きたかったの?」
『彩葉オマエもだぞ!!!!!』
「うわヤバ矛先こっち向いた」
ーーーーーーー
あんま事情知らん職員、「酒寄所長、キツネモチーフとかお嫌いなんですかね
……
?」って同僚に尋ねたら「え?でも所長の小物ってキツネで揃ってるよ」
「所長キツネ好きですよね」
「てか所長のファンマキツネだろ」
「確かに〜」
「所長のファンマって何です?」って話してる 皆!ツクヨミ楽しんでる!?✌
「
……
かぐやの作ってくれた朝ご飯を、リスナーと同時刻に食べる配信になんの需要が
……
?」
「でもこれだと、いろP、枠内だから嫌でも食べるじゃん。『ごめん今日inゼリーでいい本当ごめん』って言わないじゃん」
「根に持ってる?」
「はいじゃあリスナーもいろPも両手を合わせて〜!」
「ねえごめんて」
↑配信タイトル『おはかぐ』 いただき卍ィ〜!
ーーーーーー
「いやここだけの話!さるお方のお願いでお二人のライブ見に来たんすよ〜」ってのもアリだよな、オタ公のいろかぐパフォーマンス参戦理由
「ええ
……
誰ですかその物好き。こんな新人ライバー共を?」
「ねーいろP。さるお方ってあれ?高貴な人だっけ」
「合ってる
……
と思うけど。あんたよくそんな単語知ってるね」
「まね!昨日広辞苑読んだし〜」
「読んだ?読んだっつったか?辞書を?」
「えー!オタ公さぁ、つまりその人、もうかぐやたちのファンってこと!?でもなんか事情があって人前にこれない的な!?」
「お〜慧眼だねかぐやちゃん。そうそう、でも私自身もファンなっちゃったからなぁ、関係なくまた次のライブも来るよ」
「ありがと〜〜!」
「あ、ありがとうございます。えっと
……
さる方?にも、どうぞ宜しくお伝えください」
「はーい。っつっても、多分まあ
……
連絡はいらないと思うけど」
「
……
?」
「オタ公、何で空見てんの?」
「んー?
――
いやいや何でもないない。んじゃあ、ヤチヨカップ頑張って下さいね!」的な、ね!
「で?どうですご所望の『ファン視点』録画データは。ちゃんと撮れてる?」
「
…………
ヤッチョも行きたい」
「答えんかい。行けばいいじゃんよ」
「行けないの!説明したでしょオタ公!」
「『詳しくは話せないけど2人のライブを見たいから代わりに行ってくれ』は説明でもなんでもないが?」
「
……
正論」
ーーーー
イヤホン越しに会話しながら公園とか散歩してる彩葉とヤチヨ、勿論傍から見ると通話してる女性一人なのでぬるっとナンパ達に声をかけられるなどしてしまい、「あーいやすみません今ちょっと
……
」と愛想笑いでかわそうとする彩葉の耳元で、それまできゃらきゃら楽しそうだった声が途切れる代わりに、『
……
ヨヨヨ、ごめんねぇ彩葉、ちょ〜っと我慢して?
――
後30秒で足りるから』という、感情全部ドブに放ったような不穏すぎる声が聞こえてきて、あ、今進行形でヤバイの、詳細不明だけど私じゃなくてこの人達の方だな!?と悟った彩葉がヤチヨの蛮行の候補で頭が一杯になりながらもこの場を去ろうと、
「いや!あの!すみません人を!」
――
ヤチヨを、とは!言えない、こういう時の定型文だからええとかぐやが前に見てた下らない映画のヒーローは確か「
――
ッ恋人を待たせてますので!」と、らしい弁明を咄嗟に叫ぶや否や、ダッシュで逃げ出すのだけど、
「
……
よし、流石に追いかけては
……
え今私何言った?」
『
――
ふーん?待たせてるんだ、恋人サンのこと』
「え?あ、いや
……
あっ」
『ヤチヨというものがありながら。ヤチヨとお出かけしながら。待たせてるんだ。恋人。へえ、ふぅん。そう』
「いやいや、言葉の綾じゃん!違う、いやヤチヨだって分かってるよね!?この散歩目的ないよね!?」
『ふーーーーーーーん』と、それはそれは拗ねきった声がイヤホン越しに聞こえてきて、あ、今進行形でヤバいの私の方だ〜
……
?になる、公共の場で引き攣った声で虚空に存在しない浮気の弁明をする羽目になる彩葉と、
明らかにナンパの方を彩葉が庇った事と、自分じゃない誰かを仮定でも呼び出してる彩葉の所業に納得がいってない為、ダル絡みをしてしまったものの、自分の面倒さにしっかり自覚があるので、散々拗ねて振り回した彩葉がしょぼしょぼごめんなさいを繰り返すのを聞きながらありえないくらい罪悪感が湧いてきて、しょぼしょぼ彩葉を見送ってしょぼしょぼツクヨミに帰ってFUSHIに説教されるヤチヨの回
ーーーーーー
「『可愛くてごめん』
……
」
「あ、昔の曲だねえ、有名なやつ!」
「謝らないでほしい
……
絶対に」
「え?えっと
……
うん
……
?」
「ヤチヨが可愛いのは森羅万象全てが認める事実だから絶対に謝らないで欲しい」
「ごめん彩葉、ヤチヨは今褒められてるの?どうなってるの?」
「でもこう
……
ざまあって言ってほしい気持ちはあって
……
ヤチヨに
……
」
「彩葉、寝ようか?」
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