Skorca
2026-02-28 23:21:42
6108文字
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語彙トレ2026(2月後半)

Blueskyで参加させていただいている語彙トレ2026の投稿作2月後半まとめです。

語彙トレの詳細については主催のKiri様の記事をご覧ください。
創作365日語彙トレーニングことはじめ

カクヨム小説家になろうにて公開中の下記作品の世界観で好きに書き綴っています。

禁書屋の常連客
遺形の承継者
親愛なる我が従弟殿 ~遺形の承継者 番外編~
ある空隙についての物語

最終ページに各話の登場キャラクターと関連作品の一覧があります。


執着(2/18)

 執行者である餌撰りと遂行者である餌狩り、両者によって成り立つ両翼の神官は、皇族を除けば唯一、明確に神の力を揮うことができる存在である。
 それだけに彼らの自負は概して強烈なものだった。そうした異様な熱量を孕んだ集団の中で、唯一自身が餌狩りであることに価値を見出せなかったルーシは明らかに異質な存在だった。
 そんな彼を片翼とする餌撰りのリブが、不満と苛立ちを抱えるのも無理からぬことではある。餌撰りの意思に従って餌狩りは力を行使するのみであり、ルーシがいかなる心情にあろうと務めに支障は無い。しかし自らを正義と疑わないリブはルーシの異質さを否定することに執着した。


---解説---
 『禁書屋の常連客』における相容れない『両翼』のルーシ(バルサム)とリブ(オリバナム)。
 この両翼の不仲が千年の帝国を滅ぼしたと言っても過言ではない……