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冬暁
2025-12-15 20:40:05
6792文字
Public
鳴保
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NRHS Calendar 2025 No.3
12/15〜12/20、12/25の鳴保カレンダーまとめ。
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12/19 『冬暁』
地平線の向こうからゆっくりと登る金色。凍てつくような空気は照らされ、宝石を散らしたように眩く輝く。
伏せがちの瞳が溶けるように輪郭を薄くしている。赤みを帯びた空を背後に、白い息を吐いて振りむいた。
身の丈よりも大きな武器を軽々と扱った彼が、くしゃりと前髪を下ろす。
その後を同じ目をした刀使いが納刀しながら追いかけた。
「寝ぼけてました?」
「それはお前だろ。雑魚に吹っ飛ばされたくせに」
「吹っ飛ばされたんやなくて、跳んだんです。鳴海隊長こそ、手間取ってたみたいで」
「お前が潰されんように『敢えて』討伐しなかっただけだが??」
冴えた暁の光を背負いながら二人は歩いていく。その背中は頼もしく、まさに防衛隊の希望に相応しい。日本最強である鳴海隊長。そして近接最強である保科副隊長。二人がタッグを組めば向かうところ敵なしだろう。保科副隊長が道を開き、亜白隊長が撃ち抜く。それとはまた違う安心感。
「朝飯どうします?」
「あー
……
。何でも良い」
「何でも良いが一番困るわ。もう出てもうたし、どっかで食べるのもありやと思いません?」
「おすすめでもあるのか?」
「実は旨そうな朝定食出す店が出来たんです。行ってみません?」
ピッ、と保科副隊長が人差し指を立てる。微かに首を傾げて問い掛ければ、鳴海隊長が頷いた。
「
……
ん? あれ? 二人で朝食ですか?」
思わず出た声が聞こえたのか、鳴海隊長に向けられていた視線がこちらへと動いた。
「たまには外で食べるんもええやろ?」
「ボクは家で食べる方が好きだが」
「鳴海さんは朝弱いもんなぁ。でも、ちゃんと食べなあかんですよ」
「ボクが食べたくないと言ってもお前が食わせてるだろ」
「体が資本の仕事ですから、鳴海隊長に体壊されたら困ります」
「ボクの体はそう簡単に壊れん」
二人はまた歩き出す。その背をぼんやりと見送ったところで、また困惑した。
「もしかして一緒に暮らしてる
……
? いや、そんな、まさかぁ
……
」
はは、と笑っていると背中をバシンと叩かれた。
「お前知らなかったのか? あの二人のこと」
「え?」
「おら、撤収だ、撤収ー!」
「えーー!?」
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Posted by 冬暁/
薄明
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