万丈
2025-09-03 18:11:51
7498文字
Public 小説
 

雨宿りと、触れたい衝動

【AI生成】【二次創作】【R18】【天空戦記シュラト】
インドラ×ミトラ【第2話】
ますますお互い意識してしまう2人の話。雨宿り、お風呂、初めてのH。

前の話→好敵手
幕間→見てはならないものを見てしまった俺の、その後の苦悩に関する一考察
次の話→その熱を知ってしまったから
関連の話→見守る会


第三章:触れた指、溢れた想い
若者の去っていく足音を聞きながら、二人はしばらく、湯船から出ることができそうになかった。

湯気だけが気まずく立ち上り、互いの火照った顔を隠すように揺らめいている。

……どうするんだ、これ」

インドラが、絞り出すように呟いた。
その視線は、湯の中に沈んだまま、どうしようもなく熱く昂った互いの下半身へと向けられている。

……知るか」

ミトラもまた、掠れた声で応えた。
もう、ごまかしは効かない。このままでは、湯殿から出ることすらままならない。
沈黙が、鉛のように重くのしかかる。それを破ったのは、ミトラだった。

……方法なら、ある」

インドラが訝しげに彼を見ると、ミトラは意を決したように、その潤んだ紫の瞳でインドラを見つめた。

「昂りを鎮める。……まず、私がお前に手本を見せる。だから……じっとしていろ」

その大胆な提案に、インドラは息を呑んだ。
ミトラの手が、湯の中でゆっくりとインドラの熱く張り詰めた欲望へと伸びてくる。

「やめろ、ミトラ!」

インドラは咄嗟にその手を掴んで制止しようとした。だが、ミトラは掴まれた手に力を込め、決して引こうとしない。

「頼む……インドラ」

その声は、懇願だった。

「手伝わせてくれ。お前が苦しんでいるのを見るのは……辛い」

その言葉に、インドラの抵抗が鈍った。
ミトラの指が、ついにインドラの最も無防備な部分を捉える。
初めて他者の手に触れられたそこは、びくりと大きく跳ねた。

……っ!」

ミトラの手つきは、どこか手慣れているようで、それでいてインドラの身体の反応を確かめるような慎重さがあった。指がゆっくりと熱を包み込み、優しく扱き始める。
背徳感と、未知の快感が、脳を焼き切るようにインドラを襲う。

「ま……て、ミトラ……、ぁ……

それはもはや、抵抗の言葉ではなかった。
ミトラはインドラの表情が快感に歪んでいくのを見ながら、さらに指の動きを速めた。
インドラは、ただ友の手によって与えられる快楽の波に、なすすべもなく翻弄される。そして、堪えきれなくなった熱が、ミトラの手の中でほとばしった。

「は……っ、ぁ……

ぐったりと湯船の縁に身体を預けるインドラ。
その目の前で、ミトラはインドラの熱で濡れた自らの手を、今度は自身の昂りへと持っていった。

……ん、ぅ……

苦しげに、しかしどこか悦びに満ちた声を漏らしながら、ミトラは自らを慰め始める。

「インドラ……

彼は熱に浮かされたような瞳で、インドラに助けを求めた。

「手伝ってくれ……

その姿に、インドラの中で何かが弾けた。

「お返しだ」

低く呟くと、今度はインドラの手が、ミトラの欲望を捉えた。先程、自分がされたことをなぞるように、執拗に、そして激しく。

「ひっ……ぁ、インドラ……、そんな……やっ……!」

快感に悶え、苦しげに喘ぐミトラの姿。そのいつも冷静な友が、自分の手によって蕩けていく様は、インドラの昂りを再び呼び覚ますには十分すぎた。

やがてミトラが限界を迎え、湯の中に白濁を散らした、その瞬間。

「ミトラ……っ!」

インドラは、我慢できずにミトラの身体を強く抱きしめ、その唇を貪るように奪った。

「ん…………

驚きながらも、ミトラは嬉しそうにその口付けに応える。二人の間にあった最後の壁が、完全に崩れ、消え去った。
唇が離れ、互いの額をつけ合わせたまま、荒い息を繰り返す。

……好きだ、ミトラ」

インドラが、囁くように言った。

「ずっと前から、お前だけを」

……私も、インドラ」

ミトラは歓喜に声を震わせ、インドラの首に腕を回した。

「ずっと、お前に触れたかった……

インドラの瞳に、欲望の光が宿る。

「ミトラ……部屋に戻ったら……もう一度、いいか」

その言葉に、ミトラは一瞬目を見開いた後、幸せそうに顔を綻ばせた。
そして、照れながらも、はっきりと頷く。

「ああ。望むところだ」

雨上がりの夜は、まだ始まったばかりだった。