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ちよど
2025-01-10 11:52:47
12144文字
Public
わし様など
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練習1P 500個記念企画短編化まとめ
#練習1P、のタグで書いていたもの。このたび、読んでくださったみなさまのおかげで500個書けたので記念企画としていくつか短編化しました。
リクエストしてくださった方々ありがとうございました。
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ビマヨダ+カルナ
「
…
どういう意味だ?」
■原文■
「かわいい、かわいい、わし様のぽめぽめ。おまえはわし様のために生まれてきたのだな」
膝の上のポメラニアンを撫でながらそう歌うと隣に立つカルナが首を振った。
「ドゥリーヨダナ。拾ったものは元に戻すべきだ」
「ここ最近、犬を探しているなどという話は聞いた事がない。捨てたものをもらって何が悪い?」
きゃわん、とかわいい鳴き声がしてわし様はぽめぽめの顔を覗き込んだ。
「おまえも前の飼い主の元に戻りたくなどないだろう?」
顔をくすぐってやると、小さな舌が指を舐める。
その可愛さにうっとりとため息をついた。
あまりの好みの外見に拾ったはいいが、当初はあまり懐かなかったぽめぽめも今ではわし様の魅力にめろめろだ。
呼べば来るし、取ってこいは出来るし、腹も撫でさせてくれる。数字も時間も分かるようだ。
最近は一緒のベッドで眠るが、夜中顔を触られて目が覚める時がある。
撫でてやると顔を舐めるので寂しがりなのだろう。
「かわいい、かわいい、わし様のぽめぽめ」
キスしてやると嬉しそうに尻尾が振られる。
それを見てカルナが何故かため息をついた。
「知っているか。ビーマセーナが行方不明だそうだ」
■短編化■
「なぁんだ捨て犬ではないか。ふむ。かわいい顔をしているな。わし様が飼って
…
あいたぁあ!!」
ぽめぽめとの出会いは最悪だった。
カルデアの廊下を彷徨っていたぽめぽめを保護しようとしたわし様の慈悲に、こやつは手に噛みつくという無礼で応じたのだ。
これは懲罰してやらねばならない。わし様は暴れるぽめぽめをひっ捕まえて熱湯ですら無いお湯につけ泡だらけにした後熱風で虐待し、畜生にしか食べさせられないような食事を与えてやった。
最初は貧相な皿に尻込みをしていたぽめぽめだったが、空腹に耐えかねたのか一口食べ、二口食べればあっという間にがっつき、すぐに皿を空にしてしまった。
つぶらな瞳でこちらを見上げるぽめぽめにさらなる虐待を与えたかったが、わし様は慈悲深い君主。大人しくなったぽめぽめを抱き上げてわし様と同じベッドで寝かしてやる。
洗ったばかりのふかふかの毛を撫でるとぽめぽめは一瞬歯をむき出しにしたが、わし様の犬撫でテクニックにすぐにめろめろになった。
かわいいやつめ。
ぽめぽめは最初は何度か反抗的な様子を見せていたが、わし様が可愛がるとすぐ大人しくなった。かまって欲しかったのだろう。かわいいやつめ。
トイレもすぐに覚えたし、お手もおかわりも取ってこいも出来る。
「さすがわし様のぽめぽめ!」
撫で回して褒めると嬉しそうにきゅうきゅう鳴く。かわいい。
ぽめぽめは本当に賢かった。
7時に起こしてくれ、と頼むと7時ぴったりに顔を舐めて起こしてくれる。
ボールをふたつ取ってこい、と言うと二往復してボールを取ってくる。
そしてわし様が褒めるとそれは嬉しそうに笑うのだ。
「かわいい、かわいい、わし様のぽめぽめ。おまえはわし様のために生まれてきたのだな」
膝の上のぽめぽめを撫でながら歌うと隣に立つカルナが首を振った。
カルナはあまりぽめぽめが好きではない。拾って来た当初も「短絡が過ぎる(ポメラニアンをぽめぽめと名付けるのはどうかと思います)」と言ったくらいだ。今も。
「ドゥリーヨダナ。拾ったものは元に戻すべきだ」
正論を吐くカルナに今度はわし様は言葉を返す。
「ここ最近、犬を探しているなどという話は聞いた事がない。捨てたものをもらって何が悪い?」
きゃわん、とかわいい鳴き声がしてわし様はぽめぽめの顔を覗き込んだ。
「おまえも前の飼い主の元に戻りたくなどないだろう?」
顔をくすぐってやると、小さな舌が指を舐める。
その可愛さにうっとりとため息をついた。
誰かの髪色を彷彿とさせるぽめぽめの毛並みはわし様が丁寧に丁寧にブラッシングしているおかげでいつもふわふわだ。
寂しがりやのぽめぽめといつも一緒のベッドで眠っているが、夜中目を覚ませば必ずぽめぽめがわし様の顔を覗き込んでいる。
わし様が起きたと分かった途端に顔をぺろぺろ舐めてくるぽめぽめのかわいさは黄金の山でも代えがたい。
「かわいい、かわいい、わし様のぽめぽめ」
抱き上げてキスしてやると嬉しそうに尻尾が振られる。
それを見てカルナが何故かため息をついた。
「知っているか。ビーマセーナが行方不明だそうだ」
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読んでくださってありがとうございます。
少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。
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