――そんな事考えなくても死ぬときは死ぬし、運が良ければ生き残るし。ただそれだけだよ。
そう言って寂しそうに微笑む赤い髪の青年が、鮮烈に記憶に焼き付いて消えない。
そんな顔をして欲しくなくて伸ばした手は、いつも何も触れられず空を掴む。
今日もそんな夢で目が覚めた。
部屋の窓を開ければ、憎らしい程の快晴で。
「もう一度」。
ただそれだけを胸に、俺は斧を担いで森へ行く。
ああ、何時になったらお前に
……。
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