第2話「冒険者となった機工士と日の下に出た忍者の話」

1話から1年後のお話。
ようやく二人の名前が出てきます

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――そんな事考えなくても死ぬときは死ぬし、運が良ければ生き残るし。ただそれだけだよ。

そう言って寂しそうに微笑む赤い髪の青年が、鮮烈に記憶に焼き付いて消えない。
そんな顔をして欲しくなくて伸ばした手は、いつも何も触れられず空を掴む。

今日もそんな夢で目が覚めた。
部屋の窓を開ければ、憎らしい程の快晴で。
「もう一度」。
ただそれだけを胸に、俺は斧を担いで森へ行く。

ああ、何時になったらお前に……

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