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普賢とその他CP
トリミング その他いろいろ編7
twitterにアップしていた極短編まとめです。乙普、楊普、玉普、望乙、玉雲、紫陽洞、楊戩と太公望ほか。お題をいただいたものやワンドロに参加したものなど。腐向けもあります。
「今回が最後だって言ったよね」
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【乙普】お題アンケートより/ごめんね、諦めて。
人一人に与えられた時間は有限で、仙人であっても同じだと思う。そしてそれをはっきり自覚できるのは、きっと終わりが見えたときだ。少なくとも今の自分たちに遺された時間は決して多くはなく、一秒たりとも無駄にはできないはずだった。
「だから、ごめんね。諦めて」
そういって身を翻そうとしたとき、腕を掴まれた。
「今しかないのに?」
「今しかないからだよ、普賢。今、そんなことを言っている場合かい?」
笑いながらそう答えたが、見上げる目が苛立っているのがわかった。もちろん、こんな押し問答をしている場合ではないのは承知の上だ。ずっと先延ばしにしていた返事をするタイミングが、今しかないのもわかる。
「ひとことだけ、聞かせてほしい。嘘でもいいから」
困ったなと、太乙は眉を寄せた。
「前にも言っただろう。そういうのは、すぐに決められることじゃない。ちゃんと話し合って、お互いの気持ちをすり合わせて
――
」
ぐいと首元を掴まれ引き寄せられた。
「その言葉を素直に聞いて待ち続けた僕の気持ちにもなって」
はじめて聞く切羽詰まった口調に、ため息をついた。この子は今までどれだけいい子を演じてきたんだろう。もうすこし時間があれば「冗談でもそんなことを言ってはだめだ」と諭したのだけれど。
「嘘でもいいんだね」
太乙は掴まれた手にそっと手を添えた。
「私はきみを好きになんかならない。本当だよ。だからこんなことで手間を取らせないで」
ただ彼の時間を生きてほしいことは言わないまま、額にふれるだけの口付けをした。
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