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普賢とその他CP
トリミング その他いろいろ編7
twitterにアップしていた極短編まとめです。乙普、楊普、玉普、望乙、玉雲、紫陽洞、楊戩と太公望ほか。お題をいただいたものやワンドロに参加したものなど。腐向けもあります。
「今回が最後だって言ったよね」
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【道徳と太乙と天化】天化三歳
玉虚宮からの帰り道、いつもの曲がり角に見知った人がいた。なにをしているんだろう、生垣の方を向いたまま立ち尽くしている。
「やあ。どうしたんだい」
声をかけながらひょいとのぞき込んで、思わず「あ」と声が出た。俯いた彼の目線の先、足元に、小さい人がしゃがみこんでいる。小さい
……
まだ幼児だ。
「
……
誘拐?」
「人聞きの悪いこと言うんじゃない」
渋い顔で、道徳は太乙の額を指で弾く。
「黄天化。今度弟子入りさせる予定なんだ」
「弟子
……
へえ」
えらくまた、小さいうちから目を付けたもんだ。子供がしゃがみ込んだまま見入っているのは蟻の行列だった。瞬きも忘れるほど真剣な横顔の、頬はまだふっくらと紅く、手も足もなんだかぷくぷくしている。
「またこんな小さな子をたぶらかして」
「だからそうじゃない」
少しずつ体を慣らすんだ、と道徳は言った。
標高が高いところにいきなり連れて来て修行では、体も気持ちもついていけない。まずは一週間、間をおいて一カ月、次は一年。そうして頃合いを見て正式に洞府に招くのだという。気の長い話だが、この男がそこまで計画しているのなら、きっとこの子は伸びると確信しているんだろう。
「それで、蟻の観察にも付き合ってるわけ」
「これは予想外だったけど」と道徳は苦笑する。
「まあ、家に帰りたいと泣かれるよりはいいだろう」
ふーん、と笑って太乙も子供の隣にしゃがみ込む。
「あれ!見て!」
子供が指さした先に、一匹の蟻が何かの塊をせっせと運んでいる。
「おいしいものを見つけたんだ。どこまで運ぶか追いかけてみようか」
頭を撫でれば屈託ない笑顔で頷く。初夏の風みたいな子だなと太乙は思った。
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