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DUNGEON DE RONPA End

本編まとめ【https://x.com/DeRonpaEnd】


✣4章
――――――

あとどれくらい経てば、あたしたちは解放されるんだろう。

最初と比べると随分少なくなっちゃったな。それが無性に悲しくて、あたしは俯いた。

三神「おい、大丈夫か?ヤバいなら俺のこと頼りやがれよ!」
『あ……うん!ありがとう!』
三神「ふん、もっと感謝しな!……まあ、こんなこと起こってる最中だし、大丈夫な方がおかしい気もするけどな」

『それは……

誰のことを言ってるの?って聞こうとしたけど、何となく踏み込めなくて。

三神ちゃんはあたしよりも色んなことを……最悪な未来まで考えてるんだと思う。
それを回避するために行動できる凄い子でもあるわけで。

三神「おお!これ、めちゃくちゃカッコいい……こんなもんいつの間に作ったんだ!教えろ!」
翠枢「そ、そこまで言われちゃ仕方ないわね!ここを探索していたときのことなのだけど……

あたしはといえば、外への手がかりも、このコロシアイについても一向に掴めないままだった。
それというのも、あまりにも情報が少なすぎることが原因だった。

あたしたちの共通点って、モンスターであること、くらいしかないし……

チコ「ねえ、大丈夫?」
『わ!え、えっと大きい声出しちゃってごめんね、大丈夫だよ……!』

今日はやけに心配される日だなあ。
そんなにあたし、大丈夫じゃなさそうに見えるのかな?

チコ「それなら良かった。……あのね、今からみんなでお菓子食べるんだけど来ない?」
『いいの!?嬉しい、ぜひ参加させて!』

のんべん堕らり「キミも来るんだね。のんべん堕らりは歓迎するよ、きっと大勢いた方が楽しいだろうからね」
服部「……俺は行かないからな」
水無月「俺もパス、んな腹減ってねーし気分じゃねーし」

二人に断られたのんべん堕らりちゃんは、そうかい、と返して微笑んだ。
……大人の対応だ!

阿久津「二人とも、嫌なことがあったみたいだね。心配だから様子を見てくるよ」
シャンシャン「あ、わ、わかりました……ボクはここのじゅんびのおてつだい、が、がんばりますね!」

このまま、次のコロシアイなんて起きない気がしていた。
ずっとこうやって仲良く過ごせると思っていたのに。

🦄

久しぶりにみんなで楽しく過ごせた気がする。
少ない人数でのおしゃべりも楽しいけど、せっかくならみんなと話したいから。

最近はモノリィさんたちも滅多に顔を出さないし、もしかしたら隙を見て逃げられるかもしれない。

……もちろん、みんなも一緒に。大好きなみんなと一緒に、ここから出て……

そうして、幸せに過ごすの。

痛いのも、怖いのもないところで、ずっと。

嫌なことは全部、知らないままの方が良いかもしれないからね。

🦄

最悪だ……!考えてたどの結果よりも最悪な未来が訪れてしまった。

お前らにとって、最悪なことって何だと思う?
世界滅亡?大切な人に裏切られること?ありえないくらいダサい姿を晒すこと?

確かにどれも最悪だ。でも一番は、自分が死ぬことだろ!死んじまったら全部終わりなんだからさ!

本当に情けない気持ちになるぜ。

あーあ、誰かを庇って死んだとか、みんなを守るために死んだとかなら格好ついたのによ。

これじゃあ、カッコ悪いよな。

🦄

はあ、失敗ね。完璧に偽装できたと思ったのに!
お前らをみくびっていたみたい。

その道のプロじゃないからだとかは関係ないのよ。

あたしが考えて考え抜いた策が見破られたことが悔しいのよ!

仕方ないじゃない、早く外に出たいのよ、あたしだって。
お前らはいつ終わるかもわからないこれに不安を抱かなかったわけ?

……確かに、お前らはお人好しよ。救いようがないくらいにね。
鬱陶しく感じたけれど、友達になれて嬉しかったわ。

けど、それとこれは別物でしょう?
悲しいけど、友情は無敵じゃないのよ。


4章シロ→チコ様、三神カガミ様
4章クロ→翠枢永伊様