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Hizuki
2018-09-16 10:07:35
10500文字
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FF14
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14ふせったーログ[オル光・ルン光・アイ光・その他]
【FF14】オル光・ルン光・アイ光・その他。ふせったーに上げていた分のSSまとめ。
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『スノートラップ』(オル光)
誰かと共に歩く。
ただそれだけのことがこんなに嬉しいことになるとは、昔の自分は知る由もないだろう。
友が雪の家で生活するようになって数日。
彼女に誘われ、朝食後に散歩に出るようになった。
もちろん天候の関係もあるため、出るのは雪の降らない日に限られはするが。
「クルザスは新鮮なものがいっぱいだねぇ」
自分にとっては見慣れてしまった風景でも、彼女には眩しく映るのだろう。
まるで小さな子供のようにキラキラと目を輝かせている。
「あ、リンゴがある」
「急に走っては危ないぞ」
常時雪に覆われることになったクルザスで、雪に慣れない者が平地と同じように動くというのはとても危ない。
それが、世界に英雄とか呼ばれた者でさえも。
「平気平気
…
わぁっ!?」
ボフッと音がしたかと思うと、そのまま俯せに彼女が倒れていた。
「大丈夫か!?」
慌てて彼女に駆け寄ると、身体の向きを変え天を仰いでいる。
「
…
きれいだなぁ
…
」
珍しく雲はなく、太陽の光が差している。
その光を受け、積もった雪が輝いていた。
「そのままでは服が濡れてしまうぞ」
起こすのに手を差し出すとしっかりと握り返される。
にこりと笑う彼女に気を取られていると、視界が揺らいだ。
「む?」
背中に伝わる冷たい感触に、晴れ渡った空。
「引っかかった」
声の方を見ると雪原に寝転がったままの彼女と視線が重なる。
いたずらっ子のように笑う姿に自分の現状を理解した。
雪の上に寝転がるなんて、いつ以来だろう。
この景色を彼女は見ていたのか。
木々の隙間から差す光が、雪上とは異なる輝きを見せている。
「
…
綺麗だな」
「でしょ?」
彼女とならこうして大地に身体を預けて景色を見るのも悪くない、そう思った。
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