MN*B
2024-06-19 01:05:45
13883文字
Public 蠱毒な夢術廻戦:pixivバックアップ
 

頭に響くは怨嗟の声

 前回はシリアスホラーな戦闘描写有な話でしたが、今回はギャグ有のノリ軽めです。
主人公ネームレスじゃないんですけど、出すタイミング逃しました。次話には出す予定です。
注意書きは1ページ目にあります。(シリーズの説明文のとこにもあります)

 前作の閲覧、ブックマーク、いいね、ありがとうございます。
すごい設定の小説なのに読んでくださって感謝してます。

 アニメの感想になるんですけど…9話を二回見て気づいたんですが、伏線の張り方えげつないですね。
映画館の受付のお姉さんの腕時計。映画館の掃除用具横に落ちている服。
人間の調達先がちゃんと描写されてるの、見習いたいところです。
 
 
 


#オリ主 #五条悟 #夢術廻戦 #伊地知潔高
2021年1月9日 22:00



五条悟の推論


 適応力ってあるじゃない?
環境に合わせて変化する、生存するための変化のことを適応っていうんだけど。
そんな力を持ってるんじゃないかと思うんだ。そういう術式を無意識下で発動させていた自覚のない呪術師。
元々呪力があったんじゃないのかな。え?今まで見えたことがなかった?
たぶん見えたことがなかったんじゃなくて、見えないように適応してたんだと思うよ。
周りに見えないものが見えるのってストレスだし、見えてるモノは危険だから。
呪力に縛りを課しているのかもね。
 ってかそもそもの話、相手に干渉されているのに見えないままの状態だったことがその証拠だよね。
呪霊に思いっきり襲われてて、その上特殊な場だったのに、ボコボコにされるまで見えなかったのって異常だからさ。
まぁでも今の君はいつでも見えると思うよ、呪い。

 今回の件では見る能力が必要になったそれも夜闇の中で。そんな環境下に置かれたから、その眼は適応したんだろう。
しばらく暗いとこに居たせいもあるのかな~。暗闇に適応しすぎて、明るいところが眩しく感じる眼になってるみたいだ。

 ここまでなら一応、まだ人間の範疇なんだけど。

 問題は透坂が行った呪術蠱毒。
あの辺りの敷地を、蠱毒でいう壺に見立てて行われた。中身の毒虫は呪霊、ついでに入っちゃった君。
 見立て儀式ってやつかな。
藁人形と五寸釘で人を呪うって聞いたことあるでしょ藁人形を呪う相手に見立てて行われる儀式が、丑の刻参り。
 話を戻すけど、その蠱毒ってやつは、最後に生き残った毒虫を使って人を呪う呪術なんだけどその最後の生き残りが君ってわけ。

 つまり君は、呪術からできた呪物。とも言える。
いや呪物というより呪いそのものに近いのかもしれない。
そもそも蠱毒というものは呪いを産み出すためのもので、最後の一匹が祀られれば完成する。
そう、今はまだ未完成の呪い。

 未完成の呪物という要素が、君という存在魂そのものに働きかけている。
そのせいで、今の君は在り方が曖昧な状態にある。
君の魂はそれを安定させようと、君を構成するものを調整しているんだと思う。そして適応するという能力も働いている。
 その結果、君の精神に適応した身体になった。