MN*B
2024-06-19 01:05:45
13883文字
Public 蠱毒な夢術廻戦:pixivバックアップ
 

頭に響くは怨嗟の声

 前回はシリアスホラーな戦闘描写有な話でしたが、今回はギャグ有のノリ軽めです。
主人公ネームレスじゃないんですけど、出すタイミング逃しました。次話には出す予定です。
注意書きは1ページ目にあります。(シリーズの説明文のとこにもあります)

 前作の閲覧、ブックマーク、いいね、ありがとうございます。
すごい設定の小説なのに読んでくださって感謝してます。

 アニメの感想になるんですけど…9話を二回見て気づいたんですが、伏線の張り方えげつないですね。
映画館の受付のお姉さんの腕時計。映画館の掃除用具横に落ちている服。
人間の調達先がちゃんと描写されてるの、見習いたいところです。
 
 
 


#オリ主 #五条悟 #夢術廻戦 #伊地知潔高
2021年1月9日 22:00



 「じゅじゅそしって、なんすか?」

どういう内容の疑いがかけられたら、こんな手枷を嵌められることになるんだ
俺が本当にわからないのを察したらしい。五条悟は気の抜けた顔をした。

え、そこから?マジで?」

「マジ」


「やっぱり君って一般人?言っとくけど、あの日から丸三日は経ってるから」

はーとため息交じりに言われた内容が、すぐには頭に入ってこなかった。 
 
みっかァ!?マジか!!」

「マジで。一日目が病院で点滴打ってもらってて、二日目からはここで座りっぱなしなんだよ。点滴があったとはいえタフだね~」

思ったより時間経ってるなまぁこの身体、絶食には慣れてるから大丈夫なんだろ。

「えぇとまぁ呪詛師かは置いといて、呪術師を男性を殺そうとしたでしょ、化け物と結託して」

「あ、それなら心当たりあるな」

『殺そうとした』ってことは、もしかして死ななかったのかアイツ俺もだけど。
死んでなかったにしても喋れないだろあれ。どうやって知ったんだ?
それを聞く前に、先に質問を投げかけられる。まぁ別にいいか。

「心当たりあるんだちなみに理由は?」

手枷が邪魔だなそう思いつつ、指折り数を数えながら答えた。

「俺を人扱いしてなかった、なんか化け物と殺し合えって言ってた。あとヒイラギさんカッコカリがソイツぶっ殺そうとしてたから」

どっちかってーと殺人ほう助だな、うん。殺されかけたのはこっちだし正当防衛だろ。
そう付け加えて言えば、五条悟は額に手を当てて呻いた。


 ん、そういえば俺、刃物食らって腹裂けてなかったっけ?そこに腹パン食らったってこと?
いやあの時はもう限界だったから痛みとかわかんなかったけど、鬼かコイツ

「あのー俺って病院にいたらしいけど、腹どうなってんの。何針か縫ってたり?」

服を脱いでみないとわからないが、痛みなどはなかった。
俺の言葉を聞いた五条悟は『何言ってんだコイツ』って顔をした。目隠しで隠れているが、絶対そういう系統の顔をした

「はぁ?君怪我なんてしてなかったよ」

いやいやいや、俺ヒイラギさんにトオザカセンパイって人と一緒にスライスされかけたんだけど。で、その手から生えてた刃物が折れて俺の腹に突き刺さったまんまだったんだが!?」

手枷が邪魔でボディーランゲージもできないが、ここら辺をやられたのだと訴えた。
しかし相手は首を傾げる。

「え~、嘘だあ。刃物なんて刺さってなかったと思うよ。あ、電話だ。はいもしも~し」

おい、ちょっと待て、話聞けよ。
彼は悠々と電話をとり、俺を放って話している。電話は仕方がないが、なんだか腹立たしい。

「うんうん。そっか、わかったよ。そんじゃあね~」

電話が終わったらしい彼は、ケータイをポケットに仕舞うとこちらを見て笑った。


「君、無罪放免ね」