黑野羊
2024-03-24 00:33:08
4636文字
Public 意味不明小説
 

意味不明小説《2》

意味不明で、ちょっと怖い、不条理だったり、シュールだったりする、短いお話集
掲載作品)
白い悪魔/カランからん/質問。/少年と猫/小噺:マクラ/檻/歪/櫃/書/白



世界なんてものは、広大であり、ちっぽけな箱に収められた、くだらない時間の砂である。

定義なんてものは、ふざけた価値観と、科学という人間の驕りに整合性をもたせた、狭苦しい箱に収めた濁った視界である。

神なんてものは、人間の臆病な欲のために作り上げられた、人間の形の箱に救いという夢を収めたものである。

人間なんてものは、その驕りと浅はかさを知らない、欲情を詰め込んだだけの箱である。



このやたらと高飛車に語られる説明すらも、ネットと呼ばれる狭くて広い箱の中に漂う一つの文章である。