黑野羊
2024-03-24 00:33:08
4636文字
Public 意味不明小説
 

意味不明小説《2》

意味不明で、ちょっと怖い、不条理だったり、シュールだったりする、短いお話集
掲載作品)
白い悪魔/カランからん/質問。/少年と猫/小噺:マクラ/檻/歪/櫃/書/白


質問。


さて、皆様。
このような事を考えた事はございませんか。


アナタという存在、何処にいらっしゃいます?


あ、いや、
ごろごろと自室のベッドでくつろいでいるよ、とか、
今居る場所ではございません。


次元、の話です。


アナタ、ちゃんと自分で思考してますか?
自分の意志で動いています?

実は別次元の誰かが書いたストーリー上の人物であるとか、
そんなことありません?


アナタがソコで、存在している、証明は出来ますか?





あぁ、ワタシ?

ワタシはもちろんできますよ。

だって、こうやって文字の上でアナタに話し掛けていますから、
ワタシは文字の上にしか存在しておりませんよ。


正確に言えば、各駅停車に乗ったとある人間が、携帯電話のメール機能で暇潰しに書きはじめた文章の上の存在です。


さて、皆様。

アナタが何処に存在しているか、お答えください。