Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
黑野羊
2024-03-24 00:33:08
4636文字
Public
意味不明小説
Clear cache
意味不明小説《2》
意味不明で、ちょっと怖い、不条理だったり、シュールだったりする、短いお話集
掲載作品)
白い悪魔/カランからん/質問。/少年と猫/小噺:マクラ/檻/歪/櫃/書/白
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
白
白いシャツを着て、
白い壁紙の部屋でくつろぐ。
僕は白という色が大好きだ。
手に触れる家具も食器も全て、曇りのない白ばかり。
清純で、柔らかくて、優しい色だからだ。
白という色に包まれていると、自分は全てにおいて正しい気がする。
基本的に白という言葉は良い場合に使われることが多い。
白無垢に白寿、勝ちを意味する白星。
優しさという言葉は白百合の花言葉だしね。
白を好きになったきっかけは、小さい頃、僕のクレヨンにだけ白のクレヨンがあった事だ。
この世には白という色が存在する、その事実に誰よりもいち早く気付いた。
その優越感は何物にも変え難い甘味であった。
白以外に素晴らしい色はない。
しかし、最近白に囲まれてばかりで、ちょっとでも黄ばんでいると気になってしょうがない。
白以外の色なんて要らない。
全てが純白に包まれたら素敵なのに。
それなのに、何故なんだ!
こちらの壁を白くすると、あちらの壁が黄色くなる。
なんてことだ。
そうして僕は純白の世界を作るために壁を磨く。
いつまで磨けば全ては純白になるのだろうか。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内