hnt_ssk
2016-05-10 20:47:31
44642文字
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伊良部クトゥルフreplay_スープの夢

5月3日に行われたセッションのリプレイもどきです。
泥紳士様作「毒入りスープ」のネタバレ。
地の文ちょっと付け足した以外ほぼそのまま。そのままです!!
ほぼ初心者。身内ノリ。セッション後の感想含む。問題ありそうなところは教えて下さい。
この文章には(笑)などの表現を含んでおります。よろしく。


~下僕の部屋~

次郎 :下僕の部屋か。
あきら;行きたくねー! でも「いい子」なんでしょ……
次郎 :入ってみるしか。
あきら:その前に聞き耳を。
相摩 :「下僕の部屋だから誰かいるかもしれない」ということで聞き耳しよう。聞き耳プリーズ。

相摩 聞き耳(75)→92
あきら聞き耳(55)→95
次郎 聞き耳(50)→66
菘  聞き耳(65)→48

GM  :おっ、成功!
菘  ;やったー。
あきら:さすが! 「吉田くん、いいぞお!」
GM  :何も聞こえません。
一同 :(爆笑)
GM  :あ、扉は錆びた鉄扉です。
菘  :うわー。
次郎 :怪しい匂いがプンプンするね。
相摩 :錆びた鉄扉、か。中の人が辛い……(笑)。
GM  :なんかすごい古そう。
あきら:それ触って大丈夫?
GM  :ボロボロだけど一応扉の体は成してる。
あきら:触って手になんか付いたりとか……
GM  :サビが付くな。錆びてる~って感じ。
一同 :(笑)
あきら:ちょっとスッと戻って、もう一冊本持ってきて、適当な。
相摩 :駄目!
GM  :本持ってきちゃう?
相摩 :駄目!!
あきら:ダメ?
相摩 :駄目!!!!(必死) 本はとっても大事!! 「あきらくん、駄目だ!!」(笑)
GM  :(笑)
あきら:仕方がない。服の麻の部分千切れませんかね? 千切って、それでちょっと素手で触らないようにドアノブ回します。
GM  :ドアノブを回すと鍵がかかっていることが分かります。
相摩 :おっとー?
あきら:鍵開け36なんだけど(笑)。
相摩 :鍵開けちゃう? え……下は最後にする?最後のほうがいい気はするんだけど。
GM  :うーん、扉に目星してもらっていい?
相摩 :47。成功。さすが。
GM  :扉はボロボロで体当たりをすれば破壊できそうなことがわかります。
相摩 :まあそんな気はしましたよね! 古くてボロボロって時点でいけそうな気はした!
あきら:それだと次郎さんが体格でプラスじゃなかったっけ。
次郎 :なんかダメージボーナスついてた気がする。
GM  :ぶち壊す系はSTR対抗になるね。でも鍵開け持ってるならそっちからやれば?
あきら:36だけどね……

あきら鍵開け(36)→38

GM  :あー、惜しいね。
次郎 :(菘の)機械修理は?
GM  :機械修理でもいいよ。1/2判定だった気がするけど、そのままでいいか。
あきら:優しい世界……
菘  :優しい世界……
GM  :いや、うちの計算がめんどくさいから(笑)。

菘 機械修理(45)→62

GM  :失敗してしまった。
あきら:ありゃま、仕方ないね。
GM  :STR対抗かな。
あきら:じゃあ大きなおじさんにお願いしようか……
次郎 :STR9しかないんだよね……
GM  :STR高い人が有利なんだけど……低っ、みんな!(笑)
相摩 :こ、これは……(笑)。
あきら:鍵開けよりキック取っておくべきだったな……。悩んだんだよ、鍵開けかキックか。
GM  :(笑)

あきらSTR対抗→成功

 古い鉄扉には鍵がかかっていた。しかし見てわかるぐらい壊れそうだった扉は、小柄なあきらの体当たりによって鍵開けされることなく破壊される。その先には暗闇が広がっていた。

あきら:先ほどの部屋から蝋燭を持ち出せているはずなので―――って蝋燭誰が持ってるの?
相摩 :……僕かな?
次郎 :見つけた人じゃない。
相摩 :じゃあ見つけた僕が持ってるってことで。うわあ、行きたくねえー!(笑)
次郎 :ここは率先して。
あきら:相摩くんを先頭に入っていきます。警戒しながら。
相摩 :入口あたりで部屋を照らしてみたいんだけど。こう腕だけ。

 蝋燭で入口付近から部屋を照らす。慎重に部屋に入って行くと、ヒタヒタと裸足の足音のようなものが聞こえてきた。驚いてその場に立ち止まる。
「なにか、いる」
 しかしその足音はだんだんと近づいてくる。奥から静かに現れたのは、相摩の半分ほどしかない小さな人影だった。

相摩 :ど、どうする、これ。みんなも何か反応してくれない?(ビビリ)
菘  :「良いものを持ってるんじゃないの?」と言います。
相摩 :そうだろうけど……。近づくのこれ。近づかないとなの。やだなー!
次郎 :「もしかして僕達と一緒でここに迷って入ってきた人かも」
あきら:「相合傘の人かも!」
次郎 :「ちょっと近づいてみてください。僕は扉を守ってるので」
相摩 :じゃああきらを引きずりつつこちらも近づいていきます。
あきら:おい。
相摩 :だってあきら後ろにいるんでしょ? ちょっと後ろに保険を置きたい。そんな感じで。

 お互いに近づき、はっきりと視界に入ったそれは、真っ白なアルビノの美しい少女だった。
「子ども……?」
 少女も自分たちと同じような麻のローブを身に着けている。よく見るとそのローブは血濡れていて、小さな右手には、少女には不釣り合いな拳銃が握られていた。ぎょっとするも、対面してから少女がこちらに何かしてくる様子はない。
 虚ろな目をしたその少女は、何も言わずにただじっとこちらを見つめていた。
 こんな子どもに警戒するなんて自分はよほど疑心暗鬼になっているらしい。一つ息を吐きだして、にっこりと笑顔で少女の目線に合わせるようにしてしゃがみこんだ。

相摩 :「君は、だれ?」(言いながら名前を聞く時の下りを思い出しちゃって笑う)
あきら:同じようにしゃがみこんで挨拶をします。「こんにちは」
GM  :ぺこっとお辞儀します。
相摩 :おお、かわいい。えー、うーん……「喋れる? どうしてここにいるの?」
GM  :首を振ります。
相摩 :ああ、喋れないのか……。「とりあえずその銃を渡してもらってもいいかな?」(笑)
GM  :銃を相摩に渡します。
菘  :素直……

 抵抗する様子もなく素直に渡してくれた銃を受け取る。
「ありがとう」
 お礼と謝罪を込めて。頭を撫でると少女はぎこちなく小さく微笑んだ。

一同 :かわいい!
相摩 :なんかこうほんわかした空気が流れます。
あきら:とりあえず自己紹介します。「俺はあきら」
相摩 :「僕は相摩だよ」
GM  :ぺこっとお辞儀をします。

 謎の白い少女はあきらに任せて、相摩はこの部屋を詳しく調べることにした。
 奥へと進み、部屋全体見るように蝋燭で照らしていく。
 ふと視界の隅に何かあるのに気づいた。そちらに蝋燭をかざすと、それは日常的な生活を送る中では決して見ることのないであろうもの―――首のない死体だった。

相摩 :うわっ、見つけちまったぜ……。さ、SANチェックかなー?
GM  :SANチェックです(笑顔)。

相摩SANチェック(65)→63
相摩SAN値65→64

相摩 :GM、ダイス目が優しい。じゃあ子どももいるし、と顔をしかめるだけで抑えた感じで。
GM  :(笑) あ、でも成功でも1は減るんだ。
相摩 :とりあえず紙切れハンター相摩の名をほしいままにする(笑)。紙切れハンターすぎてびっくりするね。

 あきらはにっこりと少女に微笑んだ。小さな少女を怖がらせることがないように。
 少女は話せないようだが、「はい」か「いいえ」で答えられる質問なら身振りでなんとかなるだろう。自分たちのためにも、この少女のためにも、まずは情報を集めなければ。

あきら:じゃあまず、「君はここの子?」って聞きます。
GM  :首を縦に振ります。
あきら:「お父さんかお母さんはいる? ここに?」
GM  :横に振ります。
あきら:あいえええ……。「他に、人はいる?」
GM  :部屋の外を指差す、かな。
あきら:「誰かまだいるのか」
GM  :でも部屋の外にはPCもいるからな。
あきら:あうち。
次郎 :そうだね。
あきら:じゃあ……「僕たち四人以外には誰かに会った?」
GM  :考えこんだ後、首を振ります。
次郎 :これお医者さんたちは関与できないんですか。話し声が聞こえるなあって。
GM  :行くか、連れて行けば関与できる。
あきら:「ここは暗いし、こんなところに子ども一人も危ないし、一緒に行くかい?」
GM  :頷きます。
あきら:それを相摩くんに。「この子も一緒に行動していいよね?」って聞きます。
相摩 :ちょっと待って、いいんだけど……。(ちょっと悩んで)「その子を真ん中の部屋に連れて行ってあげて。僕はもうちょっとこの部屋を調べるよ」

 あきらが手を差し出すと少女はおずおずとその手を握った。
「足元、暗いから気をつけて」
 手から感じる小さな温もり。この少女は守らなければと心の中で思った。

 死体の手に握られていた紙。その文を見て、書物庫で見つけた不思議な本の一文を思い出す。どちらも書かれていることが本当なら、おそらく《これ》はその解決策なのだろう。
 暗い部屋から出て行くあきらと少女の背中を見つめる。目を逸らしていた問題とそろそろ向き合わなければいけないようだ。

次郎 :部屋の奥に一人置いてけぼりはかわいそうなんで、次郎さんも部屋の奥の方に行っていいですか?
相摩 :死体、あるけど。言ってないけど。
次郎 :まだわかってないからちょっとだけ。
あきら:次郎さん、話しかけながら行けば。
次郎 :「奥のほうで何かあったのかい?」と言いつつ、奥の方に進みます。
相摩 :とりあえず死体を見せないように……
次郎 :見えちゃうんじゃない?
GM  :いやあ、横たわってるんじゃないかな、死体。
あきら:次郎さんに相摩くんがばっと近づいたら覆えないかな、視界を。
次郎 :なんでそこまで見せない?(笑) SANチェック成功するかもしれないじゃん。
相摩 :見たいなら、いいんだよ? 近づいてきて(笑)。僕としては、医者として死体を調べてほしいかな。
あきら:警察呼ぶしな。死体見つけたらコナンくんだって。
GM  :(笑)
相摩 :うーん、「(次郎さんに向かってこそっと)ちょっと死体が……」と言っておきます。
次郎 :いいよ。SANチェックするよ。

次郎SANチェック(55)→16

次郎 :「医者だから死体は見慣れてるんだ」
GM  :まあ医者だから、マイナス1もしないで0でいいよ。
次郎 :やったぜ。
GM  :医者も結構軽くされる。
次郎 :じゃあ医学してもいいですか、死体に対して。

次郎医学(80)→65

 床は血に染まっているが、乾いている。首がないこと以外の傷跡は見られなかったこと。以上のことから、その死体が断面から見ても数日は経っている男性のものであることがわかった。死因は見ての通りだろう。

次郎 :「たぶん銃で女の子に殺されたわけじゃないだろう」
相摩 :それで思い出した。銃を目星したいです。―――成功。
GM  :ただ銃って専門知識ないと……。ただ違和感はない。返り血などもない。
あきら:子どもに聞きたいです。「さっきの銃は君の?」
GM  :首を振ります。
相摩 :誰のだよ……。打たれるかと思ったのに(笑)。
あきら:「拾ったの?」
GM  :こくんと頷きます。
相摩 :子どもが(銃を)持ってるとは思えないし、この男性が持っていたのだろうか、と考えます。紙切れは他になにかわかる?
GM  :とくになにも。
相摩 :これなー、言いたくない……。紙切れはちょっと保留で。
次郎 :あー、じゃあ見つけたことも知らない感じか。
相摩 :部屋は他にはなにもない?

 部屋の隅には腰ほどの高さの箪笥が置かれていた。素人目にもやけに古びた、そして上等な造りのその箪笥を調べると、開かないところが二つだけあった。

GM  :なにかしらの専門知識があれば開けられます。
相摩 :真ん中の部屋に戻って、あきらくんか吉田くん、箪笥開けられないかな?って。
GM  :これ歴史で開けてもらおうと思ったんだけど。
相摩 :歴史なら持ってる!

相摩歴史(70)→15

相摩 :やったー! すごい! 働いてる!(笑)
次郎 :偉い!

「こんな感じかな……
 以前にも同じような仕掛け箪笥を見たことがあった。記憶を頼りに、順番通りに引き出しを開け閉めすると開かなかった二箇所がスッと引き出てきた。
 一つには書物庫にあった小箱から出てきたものと同じ小さな紙が2枚、もう一つには文章が書かれた紙が1枚入っていた。

相摩 :「もう何もないみたいですね。照井さん、戻りましょう」
次郎 :「そうですね! 戻りますか!」
相摩 :(笑)
あきら:ねえ、ほんとにこいつおっさん?
次郎 :違う。照井さんは見た目が怖いから、子どもに好かれるような喋り方を心掛けてるんだよ。
相摩 :なるほど。すごい、キャラ設定いいね(笑)。
あきら:二人がそうやって調べてる間、あきらくんはアルビノちゃんを吉田くんに紹介しておきたいんですけど。

「吉田くーん」
「その子はだあれ?」
 あきらの手に繋がれて小さな少女を見て、菘は首を傾げる。
「下僕の部屋の中にいたんだ。そういえば名前聞いてないや」

あきら:この子は手に平に指で文字を書いたりできる?
GM  :できないね。
あきら:声が出ないっぽいから名前もはわからないんだよね。あだ名決める?
相摩 :ま、待たれよ! 待たれよじゃない!そこでちょうど入ってきたことにします!
菘  :待たれよ(笑)。
GM  :面白すぎだろう(笑)。
相摩 :待たれよとは言わないごめん!(笑) どうやって入ってこようかな……
   「(二人に)色々見つけたよ」
次郎 :「な、なんだ、その美少女は?」
相摩 :照井さん普通にすれ違ってないの?(笑)
あきら:照井さんから庇うように、女の子を後ろにします。
次郎 :ひどい。
あきら:だって怖い顔のおじさんを見たら小さい子泣いちゃうかもしれないし。
次郎 :その子には、怖いとかそういう感覚はあるんでしょうか? 照井さんのこと怖がってます?
GM  :怯えてる様子はないです。
次郎 :「ほらー。大丈夫じゃーん」
あきら:「やばい、やばい、守らなきゃ」
相摩 :メモと箱の中にあったような紙切れがあったことを伝えます。メモには、

~一人一人が持てば 導かれ合う ピース~

相摩 :「―――と書いてあるので、四枚の紙切れのことなんじゃないかな」 たぶん!
次郎 :合わせてみる?
あきら:持ってた二枚を取り出します。
GM  :一回全部をくっつけてみると、ピタッとくっつきます。
次郎 :なにか文字は見えます? 四枚くっつけると。
GM  :見えません。
次郎 :目星とかしても?
GM  :とくに。
次郎 :ついに火炙りの時がきたか……
一同 :(笑)
相摩 :「一人一人が持てば、とあるから、僕ら、とりあえず大人が一枚ずつ持てばいいんじゃないかな?」
あきら:その前にアルビノちゃんに、「この紙知ってる?」 と聞きます。
GM  :アルビノの子は首を振ります。
あきら:わかりました。じゃあ一枚ずつ持ちますか。

「そうだ。そのアルビノの子だけど名前はないみたいだよ」
 一瞬空気が止まる。
……なんでそんなこと知ってるんですか?」
 胡乱げな目を向けてくるあきらに、相摩はただ笑顔で答える。
「他にもメモがあったんだ」
「ふーん……。じゃあ俺たちが名付け親になろう!」

GM  :メモマスターだな(笑)。
次郎 :全部手に入れてる(笑)。
相摩 :最高だよ、目星(良い笑顔)。
GM  :めっちゃ高いからな。
あきら:じゃあ僕たちが名前を考えてあげよう。
次郎 :アルビノだからビーノちゃん。ダサい? ダメ?
相摩 :いや、普通にかわいいと。
次郎 :じゃあビーノちゃんで……。え、嘘、決まっちゃうの?(笑)
あきら:ビーノちゃん?ビーノ?
次郎 :アルビノのビーノちゃんで。
あきら:じゃあ、「ビーノちゃんでいい?」 って聞いてみましょう。
GM  :首を縦に振ります。
次郎 :マジか(笑)。

「よろしくね、ビーノちゃん」
 次郎の提案で決まった名前であきらが呼びかけると、少女はにこっと笑顔で答えた。愛らしい少女とのやりとりで何処か緊迫していた雰囲気が確かに和んだ。その空気に胸が痛んだ者がいることを、他の三人はまだ知らない。