hnt_ssk
2016-05-10 20:47:31
44642文字
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伊良部クトゥルフreplay_スープの夢

5月3日に行われたセッションのリプレイもどきです。
泥紳士様作「毒入りスープ」のネタバレ。
地の文ちょっと付け足した以外ほぼそのまま。そのままです!!
ほぼ初心者。身内ノリ。セッション後の感想含む。問題ありそうなところは教えて下さい。
この文章には(笑)などの表現を含んでおります。よろしく。

~スープの部屋~

 文字書きとして、先日この身に起こった不思議な出来事について筆を執りたいと思う。
 まさに「Truth is stranger than fiction.(事実は小説よりも奇なり)」。いやこの場合、「夢は」と書くべきであろうか。兎にも角にも私は、私たちは不思議で不気味な夢を体験したのである。しかし私にはどうしても《あれ》がただの夢だったとは思えないのだ―――


 長い仕事を終え、くたくたに疲れた身体をなんとか動かしながら帰宅する。ただ眠りたい。その意識だけでなんとか部屋のベッドに身体を横たえた。すぐに睡魔は訪れ、意識はまどろんだ。深く深く、泥のように眠る。さしておかしなことなどない、ただ疲れた普通の日常、そのはずだった。
 ふと意識が浮上して、目を開けると、


風薔(以下GM) :気づけばそこは四方を白い壁に囲まれた見知らぬ部屋でした。
ひなた(以下相摩):おおう。
田尻(以下次郎) :うわ、やべえ。
イクト(以下あきら):えっと、あの、三人は一緒にいるんですか?
GM :三人は一緒にいます。寝た時の服装とは違い、麻っぽい布のような、
相摩 :麻のような服? 囚人服みたいだね(笑)
GM :三人は簡素なローブを着ているのみです。つまり持ち物などは一切ありません。
あきら:えっ
次郎 :えっー!
あきら:えっ、ちょっと待って。寝る時の格好ではないってこと?
GM :寝る時の格好とは違うってことだね。
次郎 :はあっ! えっ、ノーパン? ノーパンなの?
相摩 :そこらへん突っ込むなよ!(笑)
GM :(冷静に)幸運で振ってください。
あきら:(爆笑)
相摩 :えっなに? 「幸運で振ってください」?(笑)
次郎 :幸運は55。
GM :1d100ってうちのチャットに送って。
次郎 :はい。ちょっと待って……。あ、27でした。
GM :あ、じゃあ成功だね。ノーパンじゃないです。
あきら:え、待ってください!これやらないとダメなんですか。
GM :(爆笑)
相摩 :えっ、今のは次郎さんが聞いたからでしょ。(別にやらなくても)よくない?
次郎 :みんなノーパンだよ?
相摩 :やだよ! お黙り!
GM :まあ、(幸運判定は)ご自由にどうぞ。
あきら:いやです……
相摩 :パスで。
次郎 :まあ、私の心のなかでは皆ノーパンだから。
相摩 :お黙れ(笑)。
あきら:やめろー、お前……スイーツ好きのおっさんにそんな目で見られたくない!
相摩 :いやだー!!
GM :(苦笑)
相摩 :とりあえずそこは置いておこう、進めよう!
あきら:うちのあきらくんノーパンなんてダメだよう……襲われちゃう……
相摩 :そこ、そんな突っ込むところじゃないよねえ?!(二度目)
次郎 :そうだね(笑)
相摩 :次行こ、次!
あきら:セッションが全然進まない……(笑)

GM :だいたいセオリーでいくと、この部屋には何がありますかとか。
相摩 :あ、あー……もうパンツに気を取られ過ぎて……そういうことがなんにも……
あきら:(笑)
相摩 :えっと、みんな同じ時間に起きた、感じ?
GM :うん。
あきら:じゃあ多分他の二人と目が合うと思うんですけどあきらくん。
相摩 :はい。
GM :まあ広くない部屋だからね。
あきら:あきらくんは仕事柄、お話書いているので。
GM :うん
あきら:夢の中でそういう自分のネタになる話を見ちゃってるのかなと、「普段の仕事疲れかな」って言って、もう一度寝ます。
GM  :床で?!
相摩 :あ、床で寝てるの?!
GM  :冷たい床な気がします(笑)
あきら:正直夢だから。「なんだ夢か」って寝ます
次郎 :えーじゃあ次郎さんは、ちょっと倒れたのかなって心配になって叩き起こします。
あきら:おい、医者!!
次郎 :べちゃべちゃ、びちゃっ、ほっぺたをビンタします。
あきら:起きます。
次郎 :「だ、大丈夫か、君?」
あきら:殴りかかります。拳で。(一同爆笑)
次郎 :「や、やめてー!」
相摩 :とりあえず仲裁します(笑)。
GM  :拳くる(笑)あ、いいねいいね。ありがとう(笑)

 黒髪の小さな青年は、自分をビンタで叩き起こした人相の悪い男に向かって殴りかかろうとした―――のを大柄の茶髪な青年が、笑顔で間に入って止める。

相摩 :「まあまあ、まあまあ」
あきら:「なにすんだてめえ、このおっさん!」って言って怒ります。
次郎 :「なんだ、君!いきなり人に殴りかかろうとするとは!」
あきら:「お前が、叩いてきたんだろうがよ!」(笑)
次郎 :「いや、僕はただ、心配になっただけで……
相摩 :「とりあえず、とりあえず情報整理しませんか?」(笑)
あきら:「てか、誰だよお前ら!」
次郎 :「それは、僕も、同感だ……(震え声)」
あきら:(笑)
相摩 :(笑) 「ほら、人に聞く時はまずは自分からですよ?」
あきら:うわー、なんか展開に入ってからまともな人かと思ったら、結構タカビーだぞこいつ、嘘だろう……(笑) え、じゃあ、自己紹介していきますか? 「えっと、名前は黒崎あきら。で、23歳で小説家やってます。はい、おっさん」
次郎 :「照井次郎、35歳ぐらい」
一同 :くらい(爆笑)
次郎 :「お医者さんやってます」
あきら:「医者?! 待て、医者なのにあんな人のことべちべちべちべちやったの?」
次郎 :「や、あれはちょっと、突然倒れたもんで心配になっちゃったんだよ」
あきら:普通倒れたやつって頭触らないようにとか、結構慎重になったりするもんじゃないの(笑)
次郎 :スルーで。スルーで!
あきら:はい(笑)
相摩 :「相模相摩、国際ジャーナリスト27歳です。気づいたらここに居たんですけど、皆さんは何してたとか覚えてますか?」
次郎 :「いや」
あきら:「いや」
次郎 :「最後で覚えているのは、寝る前に部屋で寝ていただけだったなあ。うーん……
あきら:「僕も仕事疲れで、徹夜していた分いっぱい寝るぞと思って寝たぐらいっすね」
相摩 :「こっちも同じですね……。とりあえず部屋に何かあるか探しましょうか」

 相摩の提案で一同は部屋を見回す。不自然なぐらい正方形の白いその部屋で、すぐに目に入るのは中央にある机が一つ、そしてその上に置かれている真っ赤なスープだった。

あきら:あーやーしーいー。
GM  :それ以外は裸の、
あきら:あ?
GM  :裸の電球が一つぶら下がっているのみです。
あきら:あ、びっくりした。だってさっきノーパンとか話が出たからさあ……。裸のおっさんとか横たわってるのかと思って……
次郎 :怖い。
相摩 :で、赤いスープがなんだって? 机の上に乗ってる?
GM  :赤いスープが一つぽつんと……。あ、ごめん椅子もあるわ。
相摩 :椅子の上に赤いスープ?
GM  :ううん、机の上に赤いスープ。
あきら:椅子の上(笑)
相摩 :ちょっと机が聞こえなかったんだよ!
あきら:それ以外になにか見つけられることはありますか?
GM  :じゃあ目星をお願いします―――あー、って言ってうちが振るんだな。
相摩 :まずあきらくんからで。

あきら目星(55)→67

GM  :あきらの結果は67だったんで、失敗ですね
あきら:ぐふう。
相摩 :じゃあ僕で。

相摩目星(80)→48

相摩 :成功ですね。
あきら:いいなあ、55だよ。
GM  :低っ。
相摩 :じゃあその紙切れを読みます。見ます?
あきら:なんて書いてあるの?
GM  :二枚あって、一つには「毒入りスープを飲め」という警告文。
相摩 :「毒入りスープを飲め」という警告文。斬新な警告(笑)
GM  :画像を送るんでチャットの方を見てください。全体チャットのほうで。……あーどうしようかな。面白そうだから個人チャットにしよう。
次郎 :えー。
あきら:えー、お前。
GM  :あー、でも見せるよね?
相摩 :えー? うん、まあ……
あきら:まあでも相摩くんが隠すっていう選択肢をすれば、うちら見れないから。
GM  :どうする?
相摩 :ど、どっちでも……
GM  :まあ危ないもんじゃないよ。
相摩 :とりあえずどっちでもいいから送って……
GM  :じゃあとりあえず最初は個人の方で送るか。
あきら:おいおいおいおい。
GM  :いや、最初三人がさあ。
相摩 :うん。
GM  :仲違いしそうだったから(笑) こいつには見せないでおこう……みたいな。
相摩 :そうだね(笑)とりあえず自分で見るってことで。

 相摩が机のあたりをよく見ると、椅子の上に二枚の紙切れがあることに気がついた。
―――この部屋以外にも四つ部屋があるみたいですね。調理室、書物庫、下僕の部屋、礼拝堂」
 一枚は簡易的な地図、もう一枚は警告にも似た謎の文章だった。

~いらっしゃい諸君。 帰りたいなら毒入りスープを飲め。飲むまでは君じゃあここから出られない。 飲めなかったらお迎えが来るぞ ~

あきら:待って、待って、下僕の部屋って何。怖い。
相摩 :ちょっと気になりますね。
あきら:ちなみにここは?
相摩 :ここはここ? いや現在地書いてないんだから分かるわけないでしょう。
あきら:んー、なんだ。
相摩 :「毒入りのスープがあるっていうことはスープの部屋なんじゃないですかね」
あきら:でだ。
相摩 :でだ。毒入りのスープを飲めという警告文、他なにか分かることありますかGM?
GM  :他……周りを見渡すと、相摩が持っている地図のとおりにそれぞれ扉があることが分かります。
相摩 :一つの壁に対して一つのドアがあると。
GM  :形式的に扉は北南西東と呼ぶことにします。上が北っていうことで。
あきら:ちなみにスープの部屋はどこ?
相摩 :真ん中。「でもこの地図を見る限りじゃあどこが出口かわかりませんね」
あきら:その紙ってなにか特殊な紙だったりしますか。
GM  :紙質? 触った感じとか?
あきら:紙質かな。
GM  :触った感じは普通の紙だね。
あきら:透かしたらなにか見える?
GM  :あー透かしたら……見えるかもしれない。
三人 :「「「え」」」
あきら:マジ?
GM  :じゃあ目星かな
あきら:全員で目星振りたいんですけど。
相摩 :どうぞどうぞ。あきらくんが成功したら紙開放する。あきらくんか次郎さんが成功したら。
GM  :あははは、あきらくん目星ファンブルした(笑)。
相摩 :(爆笑)
次郎 :ひどい……
あきら:なんか私のあずかり知らぬところでそんな失敗されてもそんな……
GM  :私がGMで良かったな。
あきら:ファンブルで何が起こるんだ……
GM  :私がGMの場合は、ファンブルは基本的に考慮しないんで。その代わりクリティカルも。
相摩 :僕は目星成功。で、照井さんは?
次郎 :あ、やってない。今振る。

次郎目星(50)→27

あきら:ちょっと相摩くん普通に気がついてよ。そんな裏に書いてあるんだから……
相摩 :透かさないとわからないやつなんでしょ!
GM  :いや裏も見ますって言えば。
相摩 :あ、そうか……。いやそんなこと考えないよ!!
あきら:使えねー!相摩使えねー!(笑)
相摩 :うるせえ!!(笑)
GM  :紙にさらに目星とかでもわかった。
相摩 :なるほど……OK!ちょっとまだ初心者なんですよ……

 警告文の紙を透かしてみると裏にも文字が書かれているのがわかった。しかし紙の裏に書かれていたのは、およそ想像もしなかった不気味な一文だった。

~嗚呼、 暖かい 人間の 血の スープ 冷めない 内に 召し上がれ~

あきら:え、なんかめっちゃおっかないんですけど……
相摩 :こわっ。
次郎 :やばい匂いしかしない。
GM  :この文字を、この文を見てしまった三人、
相摩 :うげっ!(あきらに)お前えええええ!
あきら:え、三人も? え、見つけた人じゃないの、それ!
GM  :アイデアロールですね。
あきら:(失敗)あきらくんは何もわかりませんでした。
相摩 :あきらくんのほうが役に立たないじゃないか!
GM  :あきらくんはあれじゃない、電球の光に目がやられて「うわあ!」ってなっちゃったんじゃない?
相摩 :(爆笑)
あきら:いやあれだよ。いつもパソコンに向かって小説打ってるからさあ、もう目がショボショボなんだよ。
相摩 :目薬させよ。

アイデアロール
次郎(65)→38
相摩(55)→59

次郎 :振った。大丈夫だった。成功じゃん。
GM  :アイデアに成功すると、気づいちゃうんだよねえ。
次郎 :ちくしょう!ちくしょう!(一同笑)
GM  :相摩は失敗。
相摩 :僕は失敗? や、やったぜ? え、なにに気づくの?
GM  :……中の人はもう気づいてるけど、アイデアに成功すると、

 裏の文字を読んだ次郎には、部屋の真ん中にある赤いスープが人間の血のスープであるという文章が事実であるように思われた。血のスープを飲む、その想像から生まれた不安感が次郎の胸を騒がせる。

相摩 :医者だから血が分かるんだ……
GM  :この事実に気づいた次郎さんは0または1d4のSAN値減少。
あきら:これは成功したほうがいいんだよね?
GM  :そう。SANチェックに成功するかしないかをまず。

次郎SANチェック(55)→51.

GM  :おお! 危ない、成功! じゃあ0です。SAN値減少はありません。
あきら:次郎ちゃん精神弱いから……。お医者さんなのに血を見てそんなあなた……
相摩 :次郎さんは血のスープだっていうことを教えてくれるの、くれないの?
GM  :とりあえずここで止めておこうか。