花筵シヂマ
2026-06-06 23:20:01
27374文字
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玲瓏の花籠(3から4話まで)

後転男体化なので前は女の子のミズキが出てきますが、転生しておとこになり、例の村で父と再会します


 窓から雨に濡れた白い紫陽花が見えた。屋敷の庭にはいつも好き勝手に花が増えていることが多い。
 まるで誰かの心情を表しているようだと言ったのは誰だったか。どこか落ち着かないまま、ゲゲ郎は立ち上がって御簾の前に立った。
 来るまで待っていればいいものを、待てないほどにこの逢瀬に夢中になっている自覚があった。雨が降っているせいで廊下も薄暗い。霧もいつもより立ち込めている。
やがて果てが見えない廊下の奥から、赤い長襦袢を纏った水木が歩いてくる。頭から被った紫の薄布を唇で押さえながら。
その小柄な姿が間近に迫り、我慢できずに手を伸ばしていた。掌に吸い付いてくる若い肌に、欲望が目覚めていく。
ミズキの唇が開いたかと思うと紫の布がはらりと落ちていく。恥じらうように伏せられた操られた昏い目も、今はもう慣れてしまった。
厚みのある唇に触れ、唇を舌辿った。丸い舌が口腔から顔を出し、稚拙に絡めてきた。
「ふ、ぅ、……
唾液をたっぷり纏った舌でミズキの赤い口腔を弄った。
弾力がある尻を撫でながら、大きく育った胸を鷲掴んだ。布越しに指が沈み、柔い乳を楽しむ。ミズキの虚ろな目が徐々に溶けていき、接吻の合間に小さく鳴いた。
「ぅ、う、ん……ぁっあっ」
ミズキが立っているのが辛そうにみえたので布団の上にもつれ合うように倒れ込んだ。
勃ちあがった乳頭が長襦袢を押し上げて主張を始めた。指先でその可愛い乳首を挟んでこね回す。吸い付いてくる果実のようなそこに触れれば触れるほどミズキは甘い声をあげる。
「最初はここに触れたら嫌がっておったのに……可愛らしい声をあげよる……
「ぁ、あ、ぁっ!」
尖った乳首をぎゅっと乳輪に押し込んだ。ミズキのからだが小さく跳ね、一気に表情が溶けていく。力の入らない足を掴み、足を開いてももう抵抗されない。
大事な部分を覆う薄い布が透けて黒い陰毛が見える。割れ目に布地が張り付き、透明な蜜が滲んでいる。
ミズキと目が合う。溶けた濃紺がその先を求めて見ている。
「今宵はここを、舐めてやりたい」
「え、ぁ、っ」
布地をずらして閉じた花びらを舌でなぞった。ミズキは驚いてゲゲ郎の頭を押さえ始めた。離そうとしているのだろうが、力が入っていない。
愛液が溢れる花びらのなかを這う舌が、陰核を掠めた。無論、わざとだ。予想通り、ミズキの腰がほんの少し揺れた。
舌先で敏感な花芯を突き、舐めまわす。優しく丁寧に、離さないように執拗に。腰を掴みそこばかり弄る。
「ぁ、あ、ァっ、やぁ……ッ」
音を立てて花芯を吸い上げると、ミズキは首を振って涙を散らした。花弁を広げてなかの粘膜を見つめた。微かにそこが痙攣しているのが見てとれた。
 ミズキは陰核の愛撫で果てたのだ。
「はっ…………
 余韻に酔いしれるミズキの花弁を舌で舐め上げた。
「あっ! なにを……ッ」
「この奥も解してやらねば、子作りはできぬぞ?」
 粘膜をなぞるように舐めれば、ミズキは恥ずかしそうに目を逸らして布団の布を掴んでいる。
「わ、わかった……
 赤く熟れた頬に吸い付いたくなるが耐えた。舌を這わせている陰部に視線を向ける。
 己の舌が人間より長くて良かったと思った。より長く、ミズキを見悶えさせることができるからだ。
「げげろ、……っひ、ん……
 濡れた舌をゆっくりと蜜壺に沈めていく。愛液が滲んだそこは舌を難なく飲み込み、うねり、絡みついてくる。吐息交じりに時に陰核に触れ、内壁を舌で弄った。膣口の入口近くのざらつきを執拗になぞるとミズキの内腿が跳ねている。徐々に溢れてくる愛液が、快楽を訴えていた。
「ぁ、あぁっ……ぁあっ……
 汗ばんだ手がゲゲ郎の長髪に絡みつく。少々強く引っ張られても痛みよりも、この淫らな蜜壺をもっと味わいたかった。人間のおんなの肉体を知らないゲゲ郎にとって、ミズキの肉体は未開の地だった。誰にも踏み荒らされていない神聖な場所だ。舌を締めてくる肉壁は初めて異物を受け入れたようだった。
 ーー生娘の証はあるだろうか。
ミズキはおとこを知らない、ならばあるはずのものを確認したかった。
ミズキの柔らかな肉体を痛めないように舌を進ませた。砂かけ婆から聞いたことがある。いわくおんなは純潔である印があるらしい。薄い膜が子袋の手前に張っているらしい。自分の舌がいかに長いとはいえど、触れられるかどうかわからない。それでもそろり、と伸ばした舌で輪のようなものに触れた。
 処女膜だ。
「んっ……
ミズキが苦しそうに眉根を寄せている。舌であっても圧迫感を覚えるのかと慌てて指で腫れあがった花芯を擦った。愛液が滲んでぬるついたそこは指先に吸い付くようだった。
「やぁ、あっ、そこ擦らないでくれ……っ」
悲鳴じみた声で叫ぶくせに、隘路がうねって舌を締める。
嘘だ。恥じらっているだけに違いない。
いやらしく膨らんだ花芯を摘まみ指で擦りながら舌で抽挿を繰り返した。
「ぅあ、ぁん、ンッ、んぅ、ああぁっ!」
 激しく舌でナカをかき混ぜながら、花芯を押しつぶした。堪り兼ねるとばかりにミズキが腰を浮かし、ぎゅうと舌を締めあげて絶頂した。ぷしゅっと尿ではないものが膣から溢れ半開きの口から舌を出して「ァアァッ」と叫んでいる。
 透明のそれが潮であると、ゲゲ郎はすでに知っている。
ゲゲ郎の愛撫でミズキは絶頂したのだ。果てさせてやった達成感に頬が緩む。
ずろっと膣から舌を出して赤く充血した陰核から手を離した。それでも物足りないのか、ミズキは足を広げたまま腰を浮かせている。
「ミズキ、大丈夫か……?」
放心状態のミズキの頬を片手で包んだ。甘えるように頬ずりされ、赤い舌で親指の付け根を舐められた。
「げげろお……いつものシて……ぇ」
 焦点の合わない眸に、ゲゲ郎のなかの欲が主導権を握り始める。まだ早いと思っていた。しかし濡れた花びらの奥のひくつく赤い魅惑の壺を見ると、もう良いのではないかと思ってしまう。
 背後に回ってミズキのからだを膝に乗せた。力の入らない足を這い上がり指をミズキの花びらに寄せる。何度触れても怖いのか、ミズキが息を呑む気配がした。
 ゆっくりと人差し指を沈めていった。
 二本沈め、少し締め上げてくる肉壁を緩めるために陰核を親指の腹でなぞった。
「ぁ……んぁ……っ」
 ミズキの強張っていた肉体から少しずつ力が抜けていく。愛液と唾液で濡れた蜜壺はゲゲ郎の指を包むように受け入れていく。
「ぁ、……っや…………
 か細い声に抵抗が滲む。いくら操られているとはいえ、本能的に好まない行為なのだろう。無理に組み敷きたくない。
「恥じらうことはない……気持ち良いと言うてごらん」
……っん、……気持ち良い……ッ」
 ミズキはゲゲ郎の肩に頭を預け、素直にそう言う。
 触れて欲しそうに膨らむ乳頭を指先で擦った。華奢な肩が大きく跳ねる。
「そうじゃ……なんと健気で愛らしい……儂のために、こんなに濡れて……
「あっ、あ……そこ……ぁっ!」
 ひくひくと戦慄き出した蜜壺が奥へ奥へと誘うように蠢く。
 ーーーー優しくしなくては。
 それだけが頭の中で点滅していたが、指の動きは激しさを増していく。
 指を動かす速度が増せば増すほど、果実が潰れたような粘着性のある音が響きだす。ゲゲ郎は無意識に喉を鳴らしていた。この濡れたいやらしい穴倉を、もっとかき混ぜたくて仕方がない。
「はっ、あ、あ、や、……ぁ、う、……っ!」
 ミズキが首を振るたびにパサパサと力無く髪が肩を叩く。力の入らない手でゲゲ郎の着流しを掴み、逃げられない快楽にひたすら身悶えている。
「ミズキ……可愛い……早う儂のものにしてしまいたい……
 しどどに濡れた蜜壺の入り口のざらついた部分を撫であげながら、陰核を指で軽くつねった。
「あ、あ、ア、……ッア〜〜ーーーッ!」
 ミズキは大きな濃紺の双眸を見開き、全身を震わせた。ピンと伸びた爪先が悪戯に畳を擦り上げている。肩で息をしながら果てるミズキは、穢らわしさなど一つもない。ただそんなミズキを見ていると胸の奥から熱い感情が湧き起こってくる。
 自分の手淫でこんなに感じてくれている。
 それが堪らないのだ。
 濡れた指を抜けばすっかりふやけていた。蜜が糸を引いてまとわりつき、離れないでと訴えるようだ。
「もう一度、ちゃんとここで果てれることを覚えておこうな」
 戸惑う視線をよそに、熟れた唇を貪る。吸い付き、舌を絡めあって濡れた蜜壺へと指を戻した。
「は、ん、……うンッ!」
 ぐりぐりと陰核を指の腹で弄りながら、最初から激しく肉の壺を犯した。ミズキの太腿が跳ね、絶頂が近いのか腰が浮き上がる。
 小さく丸みを帯びた舌を吸い上げ、指を曲げて内壁を押し上げた。
「んうっ、ん、んン〜〜ーー……!?」
 ミズキは腰を浮かせたまま、絶頂を迎えた。
 名残惜しそうに舌を絡めながら離すと、無垢な眸が涙を流して見上げてきた。
「はっ、はあ…………また、……っおれ……
 恥じらいなのか困惑なのか、ミズキは視線を逸らして俯いてしまった。さらに、しっとりと濡れた股を、膝を重ねて閉じようとする。
「ほれ、気持ち良いと言わねば、もう触ってやらぬぞ?」
「あ、あ……気持ち………いい……
 ミズキの戸惑いの眼差しが渇望の眼差しへ変わっていく。ミズキも触って欲しいのだ。
 ふと、よからぬ企みが脳に浮かび上がる。善性よりも好奇心の方がこれを上回っていた。
「儂の……目を見てみよ」
 ミズキの濃紺の双眸が揺れ動き、徐々に定まっていく。ゲゲ郎の目をひたと見つめる眸のなかに、自らの姿をねじ込んだ。
 ミズキの双眸が転がり落ちそうなくらいめいいっぱい広がる。
「ミズキは儂のすることは全て、気持ち良く感じるようになる。それは恥ずかしいことではない」
 ゲゲ郎は一度、唾液を飲み込んだ。
 この先を口にするといけない。理性ではわかっているのに止められない。
「儂を、……愛しておるから気持ちよく感じるのじゃ」
唇が震えて、最後は消え入りそうな声になった。ミズキは目を伏せることなく、ゲゲ郎を見つめ続けていた。冷たいものがゲゲ郎の手に触れた。それがミズキのものだと気づいたときには、手を強く握りしめられていた。
「わかった……ゲゲ郎がすることは、気持ち良いこと……ゲゲ郎を愛してるから……
 ミズキはそう言い、ゲゲ郎の首筋に腕を絡めてきた。力は強いものではない。だがゲゲ郎は自然とからだをミズキに傾けた。ミズキの桃色に染まった唇を優しく吸い上げた。そこは柔く、とても甘い味がする。
 長襦袢越しに腰の曲線を撫でおろし、尻肉に触れた。ミズキは髪が短くなったせいでさらに中世的で少年のような顔立ちになっていた。それなのに肉体はしっかりとおんなのものだ。
 みっちりと肉の詰まった尻も、ゲゲ郎の胸筋を押す乳房も他の誰よりもおんなの色香で満ちている。
 それなのにおとこの言葉遣いをする。その倒錯的な魅力もまた、ゲゲ郎を虜にしていた。
「儂も…………愛しておる」
 卑怯な言葉を囁き長い舌を喉奥に潜ませ、ゲゲ郎は目を伏せた。