(・・・ッ、カーーンッ!!)木槌の音
《ソールド!!
他にはおられませんようですのでッ!
260AKドル、出っ歯の方落札!!》
うひょーッ!?
ミーが落札したざんすっ!!
落札したざんす!これで絵のオーナーざんす!
《・・・ありがとうございます・・・!!
それでは次は・・・本日のお値打ち品ッ!
同じく超マイナー画家のピッグマンの作。
『奇妙な花の絵』
170AKドルから!スタート!!》
ミーも上流社会の仲間入りざんす!
美術品の蒐集家(しゅうしゅうか)の
華麗なる一歩ざんすー!!
まさかチミがマツノ・コンツェルン
トップの御曹司だったとはびっくりざんす!
ミーもお金持ちの仲間になりたいざんす!
落ち着け。次の競売品だ。
・・・さあ、うちへ戻ってこい。
俺が持ち主だ。
うひょひょ!
落札した絵の受け取りサインをしてくるざんす。
久々に大きなお買い物をしたざんす!
まあ、もう少し待て。
えー、そうざんすか?
うーん、わかったざんす。
《・・・180AKドル、右の方190AKドル、
はい、電話の方220AKドル!230!
240!250AKドル!260!270!》
(チャッ)
3だ。300AKドル!
(ざわざわ・・・)
《青い上着の方から300AKドル!
・・・他にはおられませんか?》
ええっ!?爆弾!?
聞いてない。
聞いてないよね。
・・・すぐに逃げないとダメ?
・・・・・・誘導とかしないの?
一般市民の人が巻き込まれないように。
・・・えーと。
・・・ほら。
俺達は美術品の方の警護だから。
な?
うん!そうそうっ!
だから、ここを動けないの。
他の人に知らせてあげてください!
・・・どうして・・・
(・・・ッ、カーーンッ!!)木槌の音
・・・ソールド!落札です!
ありがとうございました!・・・》
フッ、落札だ。失礼する。
すみませーん・・・!
ちょっと通ります・・・!
しぇ?どこへ行くざんす?
ミーも、もう受け取りのサインをしても
いいざんすか?(キョロ、キョロッ)
《いやぁ、見事に振り切りましたねえ!
こちらへどうぞ!さあ、どうぞ裏の方へ!》
やった!落札したぞ!はっはー!!
・・・裏に入っていったざんす。
(バリッ!)
よし!さっさとずらかるぜっ!
カラ松!どうだったッ?
競売人としての俺のパフォーマンスは?
まあ、流石で恐れ入ったという所だな。
本物以上だったんじゃないか?
ん~?
・・・どうして・・・どうして
すぐに逃げないのっ!?(ガッ!)
あなた達ただの警備員じゃないわね!?
わわわっ!?なにソレ!?
可愛いのに力持ちですね!?
可愛いけど、ただの警察官じゃないな?
可愛いけど、怪しーい!!
可愛いのは知ってる!!
つべこべ言わないで・・・
退避しなさーい!!
(ドゴーン!!)
ぶほッ!?
・・・あ!
おそ松ー!?ええええー・・・!?
ちょっと!?すごい音したけど!
大丈夫ーッ!?
あ!可愛いおまわりさん。
可愛いけど!
なんで撃ったの!おまわりさん!?
可愛いけど。
お前・・・警官じゃないな?
可愛いけど!何者だー!?
爆弾犯って自分じゃないのーッ?
ボゥエ!!
(ジリリリリリリリ!)警報の音
シェー!!何事ざんすッ!?
なんだかものすごい音がしたざんす!
ば、爆弾・・・!?シェエエ!!
(バッ・・・!)
ここに居合わせたのも巡りあわせ!
名探偵の出動ざんすーッ!御用!御用!
だ、誰だ!可愛いな!?
シェエエエ !?
こんな所にちれいなおまわりさん!
助けてちょーよッ!!
もう!なんで次々出てくるの~!?
ちょっとどいて!?
(ドゴーン!!)
(ドゴーン!!)
(ドゴーン!!)
・・・・・・。ぶほっ・・・!
てめーッ!何しやがったーッ!!
(バシッ!!)
シェー!?何するざんすッ!
ミーは何もしてないざんすッ!!
ただの巻き添えざんすーッ!!
あっははははは!!
金庫は頂いたわ!!じゃあね~!!
(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)
(ドゴーン!!・・・)
あ!!壁が・・・!!
ちょ、ちょっとーー!?
ああっ!金庫が逃げるぞ!?
ええーっ!?ヘリで吊り上げてるのッ!?
・・・・・・外が見えるな。
うん、壁が抜けてるね。
俺達がやったみたいに見えるね。
そうだね。逃げた方が良さそうだね。
だじょー・・・。
ウシシシッ!