DRまとめ・考察 『ディセ』

デルタルーン・アンダーテールのネタバレが含まれますので、プレイ予定の方、未プレイの方ご注意ください。
仮説や考察はあくまでも個人的なものなので、その点はご了承ください。


●隠しイベント『1225』
このイベントは、chapter3のボールマシンに『1225』ポイントを投入する事で発生する隠しイベントである。
詳細は以前の記事にて触れているので、こちらを参照して頂きたい。
『1225』という数字、ここで流れるBGM『findher』、青いボールマシンから出てくる『小さくて黒くて三角形の、硬い樹脂のようなもの』
ギターピックだと思われる事から、このイベントはディセに関するものだと思われる。
ギターピックと思われる物体をカプセルから取り出そうとすると
『手をすり抜けて もう 見つからなかった。(But, it slipped through your hand And you couldn't find it anymore.)』と、ギターピックを見失ってしまい
そして『手が 見つからなかった。(You couldn't find  your hand.)』という不気味なテキストが表示され、イベントが終了する。

抽象的な内容だが、これがディセに起きた事や、彼女の現状を表している可能性がある。
そして、このイベントはクリスのみで進める事になる点や、『手が見つからなかった』という内容がクリスに関係している可能性がある事から、
クリスがディセの件に関わっている事を示しているのかもしれない(『your hand』とあるので、この『手』がクリスなのか、プレイヤーなのかが不明だが

更に、アップデート後に『1225』イベントと、chapter3のタマゴ入手イベントが結び付けられるという、奇妙な変更がなされた。
この事から、ディセと『忘れられた島』、そして『忘れられた男』に何かしらの関連性がある可能性まで出てきた事になる
『忘れられた島』や『忘れられた男』に関しては、こちらの記事を参照
参考動画:Lamb 【マイペースにデルタルーンネタ】様『Chapter3アプデ 完全新規追加シーンを見る方法【Deltarune小ネタ】【ネタバレ】』:


●『咆哮の騎士』=ディセ説
chapter3でついに姿を現した『咆哮の騎士』突然の登場や、超高難易度のバトル、そして騎士の正体はディセなのでは?という考察も話題となった。
個人的にも、騎士=ディセ説を推しており、非常に可能性が高いと考えているのだが、この説について考察していこう。
【騎士=ディセ 考察】
①騎士の見た目
 騎士の頭部には2本の角が生えており、第一印象から『騎士=ディセ』説を強く感じさせる要素である。
 なお、chapter4にて騎士が兜を被っている事が示唆されている事に留意が必要である。

②モーションと利き手
 剣を構える際、まるでバットを構えるようなポーズをとる。
 更に、騎士が剣を持つのは左手であり、騎士は左利きの可能性がある。

③BGMについて
騎士戦のBGM『Black Knife』のライトモチーフには、トビー・フォックスさん作曲のBGM『Nightmare Knight』のメロディが含まれている。
(『Nightmare Knight』はGigi DGさん作のWEBコミック『Cucumber Quest』のために作られた曲。Gigi DGさんは『DELTARUNE』の製作にも携わっている方である。)
参考動画:トビのゆっくり解説【Undertale】様『絶対に聴くべき神曲がコチラ...』:

この『Nightmare Knight』がライトモチーフに含まれているBGMは他にも存在しており、主に2種類に分けられる。
1, 闇の世界や、重要な場面に関係するBGM
『とびらThe Door』、『追跡(The Chase)』、『THE WORLD REVOLVING』、『Black Knife』
(参考動画では『闇の真実(The Dark Truth)』にもライトモチーフが含まれていると紹介されており、
 『Dark Place』、『alt_church_lobby』(サントラ未収録。『Dark Place』逆再生+減速したもの) も関連する事になる。
 下記参考サイトでは他にも数曲紹介されているので、詳しくはそちらを参照してほしい。)
参考サイト:deltarune wiki様 Leitmotifs The Dark Truth:deltarune.wiki/w/Leitmotifs#The_Dark_Truth

2, ノエルに関係するBGM
『となりのあのコ(Girl Next Door)』、『Lost Girl』、『観覧車に乗って(Ferris Wheel)』、『ふたりの距離(The distance between two)』、
『findher』(サントラ未収録。『Lost Girl』のギターアレンジ)、『noelle』(未使用。『となりのあのコ』のアレンジ風)
※『Lost Girl』に関してトビーさんは「ノエルが居ない場合でも使用される」と発言しており、実際スージィやラルセイのワンシーンでも使用されている。
 この事は、一応留意しておいて頂きたい
参考:tobyfox(@tobyfox)様:

この他、『バットを振りかざせ(Raise Up Your Bat)』、『Fountain』(闇の泉の没BGM)、『stealth』(未使用、もしくはchapter5で使用?)にも
同様のライトモチーフが含まれている。このうち、『バットを振りかざせ(Raise Up Your Bat)』は、ディセに関係する曲の可能性が高い。

参考サイト:deltarune wiki様 Leitmotifs The Door:deltarune.wiki/w/Leitmotifs#The_Door
      :deltarune wiki様 Leitmotifs Lost Girl:deltarune.wiki/w/Leitmotifs#Lost_Girl
参考動画:Super Kirby様『every Toby Fox Song with the "Nightmare Knight" Leitmotif (2.0)』:

参考動画:Doom64hunter様『[Deltarune] Nightmare Girl (Nightmare Knight + Lost Girl)』:


④chapter2のみ異なる騎士の行動
これまでの騎士の行動を振り返ってみるとまずchapter1では、騎士の姿は目にしなかったもののキングやヌイが「騎士が現れた」と明言している。
(なお、キング自身は騎士に会ったことはなく、ジェビルがキングに騎士の事を話した事が後に判明する)
そして、chapter3やchapter4では実際にクリス達の目の前に現れている。
一方chapter2は、騎士が闇の泉を作り出した事は他と同様だが、「騎士が姿を消した」とはっきりクイーンが口にしている点が他と異なっている。
なぜ、サイバーワールドのみ騎士の行動が異なるのか? 
chapter2は、他のchapterと決定的に違っている点が存在するそれは、ノエルとバードリーが闇の世界に居た事である。
もし騎士=ディセだとしたら、妹のノエルに姿を見られたくないあるいは、自分の存在を知られたくない等の理由で、
闇の世界から離脱した可能性はないだろうか

⑤ドラゴンブレイダー2の姉
スージィとバードリーの会話の中で
たとえばさ 「ドラゴン ブレイダー2」で 姉貴が 呪われるだろ?
姉貴の能力値は ダダ下がるけど それでも仲間は仲間だろ。

と、スージィが語る場面があるが、これがディセを示唆している可能性がある。
『ドラブレ2』の姉貴とディセが同じような状況にいるとしたらディセの身に何かが起きてしまっているのかもしれない
もしこれが、彼女が『咆哮の騎士』と化した事を指しているのなら、能力値が下がってしまった姉貴と、強大な力を手に入れた騎士(ディセ)は対極的である。

【騎士=ディセ説 残る謎】
騎士の正体がディセである可能性があるものの、いくつかの謎が残されたままになっている。
①角の形状
 騎士の角は鋭利な形をしているが、テナの回想シーンに登場したディセの角は、ルーディやノエルと同じ先端が丸い形だった。
 この場合、騎士とキャロルの角の形が酷似しており、一部のファンからは『騎士=キャロル説』が囁かれている。
 『騎士=キャロル説』については、別の記事にて触れているのでこちらを参照

②兜である事が判明している
 前述したが、chapter4にて騎士が兜を装備している事が示唆されており、そもそもあの角は兜の装飾である可能性も十分に考えられる。
 その場合、角は考察要素になり得ないため、騎士の正体は何も分からない事になる

③ガーソンと特別な関係がある?
 chapter4にて、ラルセイから「愛する人の記憶に基づいたダークナーは、特定の闇にしか現れない事がほとんどで、キャッスルタウンに連れていけない」という事が
 明かされた。

 という事は、教会に闇の泉を作り出した人物は、ガーソンと何かしらの強い関係があったという事になる。
 そこまでの強い関係があるといえば、真っ先に思いつくのはガーソンの家族息子のアルビンの存在であり、現在ディセ(=騎士)とガーソンの関係は不明である。
 chapter5以降、明らかになる可能性が高い。

●未使用テキスト UNUSED
chapter1~chapter4の内部データを調べると、謎の未使用テキスト『UNUSED』が存在する。
内容は別の記事に掲載しているので、こちらを参照してほしい。
【文章について】
chapter1~chapter4まで連続した内容になっており、闇の中に迷い込んだ『誰か』の悲痛な言葉が記されている。
この『誰か』は、時間の感覚も これが悪夢なのか、それ以外が全て夢だったのかも 自分が生きているのか死んでいるのかも分からない状態に陥っており、
それだけ長い間ここにいるようだ
自分の声さえ響かない闇の中で、なぜか時々『カリカリという音(scratching)』が聞こえてくるらしい
これは引っかくような音であり、この音のおかげで自分の声が誰かに届いている気がしており、聞いてくれている人に「ありがとう」と呟いている。

英語版、日本語版ともに『誰か』の性別が分からないよう中性的な文章になっており、この人物の正体は不明なままだが
これは、どこかに迷い込んでしまったディセの声なのではないか?という考察が、ファンの間でささやかれている。

【『誰か』について】
現時点で判明している『誰か』の情報をまとめてみると
『太陽がのぼって たくさんの素晴らしい事が起きて、時間に意味があった。』、『朝ごはん 夜ふかしして見るテレビと発言している事から、
この人物は光の世界で暮らしていたライトナーである可能性が高い。
更に、日本語版の文章が ひらがな+漢字で構成されている事から、現在いる空間が闇の世界である可能性も高いように思える。
しかし、もしこれが闇の世界なのだとしたら、これまでの冒険の舞台になった度の闇の世界とも雰囲気が異なっている
光の世界のどこに作られた闇の世界なのだろうか? まさか、『シェルター』

【似ているテキスト】
『UNUSED』の一部は、ゲーム本編の台詞や、スパムトン・ステークスの隠しページの内容と似ている部分がある。
まずchapter2、初めてサイバーワールドに迷い込んだ際のノエルの台詞
* 助けて だれか
* お願い

「だれか」や「お願い」などが似ている。

そして、スパムトンの店『恐怖』について話した時、一度だけ聞ける台詞の中に
誰かいないの?
お願い 誰か 聞こえてるなら

この台詞は、『UNUSED』に酷似している。
更に、この直後スパムトンは「ワタ94には何も聞こえませんでした」と言い
が。、どう も アnタに 話レかけて る ようでレ た ネ。

と非常に意味深な発言をする。この『アnタ』はクリスの事なのか、それともプレイヤーの事なのだろうか

最後に、chapter4 Aルート限定で見る事ができる、ノエルの『ありがとうという謎のメッセージ
そして、スパムトン・ステークスの隠しページdeltarune.jp/chapter4/message/』の謎を解くと現れる『thankyou』や、
deltarune.jp/chapter4/thankyou/』で表示されている『ありがとう。』などは、
『誰か』が聞いてくれている人に対して言った「ありがとう。」という言葉と酷似している。

●ゲームから除外されている説
『ディセはゲーム自体から除外されてしまったのではないか?』というメタ的な考察が存在する。

【『スパムトン・ステークス』】
『ぶるどっ君目撃情報』の『おねえさん』から飛べるdeltarune.jp/december/』には、本来ディセから寄せられた投稿があったはずだが、
現在は『ページが見つかりません』という画面が表示されている。
前述したが、これは削除されたURL存在しないURLのサイトを開いた際に表示される画面である。
この事から、『ディセに関する情報あるいは、彼女自体がゲームから削除されてしまった』という事を示唆しているのかもしれない。

【ガスター博士?】
この『ゲームから除外された』という考察が、ガスター博士との類似性を指摘する声もある。
ガスター博士は、実験中に起こった何かしらの出来事によって時空の彼方に消し飛んでしまったと言われており、UTやDRにも関わっているとされている謎の存在である。
ファンの間では、ゲームから除外された後、ゲーム内部に介入したり、プレイヤーに接触できる存在になったという考察がなされている。
もしディセがゲームから除外されてしまったのなら、状況がガスター博士と酷似しており、ディセとガスター博士が一緒に居る二次創作やファンアートも存在するようだ。

【白い謎の存在?】
[UTの未使用エリア『Room 272 (room_water_redacted)』には、Wingdings(小文字)で『[redacted]( [編集済み])』と発言する謎の白い存在が居る。](https://privatter.me/page/672edd18eff6f?p=2#contents)
この存在の正体がディセなのではないか?という考察も存在するようだ。
二次創作やファンアートでは、髪が地面につくまで伸び、顔が見えなくなっている姿のディセとして描かれる事が多い。