はいで
2025-11-16 13:32:02
24560文字
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鏡合わせの挑戦者

文字数:約22,000文字(本文のみ、あとがき含まず)
もしもサバージオスが分離に成功して、オデュッセウスと試合をしたら?
「俺と戦ってくれ」
軽やかな徒手空拳。躍動する四肢。飛び交うファンネル。
相対する二つの巨大ロボット。
「「終焉の大木馬(トロイア・イポス)!!」」
よく似た、しかし異なる意思を持った声が、輪唱する様に唱和する。

筆者は観戦したい。
…この激熱展開、どうやったら見られる?
「せや!!六騎目の霊基にサバジ移したろ!!」
つー訳で形にしてみました!
俺の考えた最強のバディ・バトル展開を食らえ!!


〇オマケ
藤丸「ところでさ、サバージオス」
サバ「なんだ?マスター」
藤丸「キュベレーって誰なの?」
サバ「ああキュベレーか
藤丸「サバージオスに縁が深いのはなんとなくわかるんだけどさぁ調べても色んな伝承がありすぎてよくわかんなくって」
デュ「実は俺も気になってたんだ。聞いてもいいか?」
サバ「その辺りはなかなか複雑でな。
 まず、俺は殆どの記憶が欠落している所為で、思い出そうとしても上手く出てこない」
デュ「サーヴァントは元々の人格の一側面に過ぎないからな、記憶の問題はあるあるだが」
サバ「特に俺の場合は零落による欠損もあるから余計に、な。
 それから、俺が何度も習合を経た神霊なのは知っているだろう?
 豊穣神としての伝承が追加されてゆく過程で、一緒に地母神信仰がついてきてな。
 俺の家族という事になっているんだがそれは後付けの話なんだ。
 つまりいつの間にかそんなに親しくない相手が『実は家族でした』という事になった関係だ。
 だから正直、俺はキュベレーとどういう距離感で接していたのかよくわからん」
藤丸「え、ええー?」(戸惑い)
デュ「なんだと?」(愕然、家族大好きな人なので)
藤丸「なんかお母さんだとか奥さんだとかって俺が読んだ話では書いてあったんだけどそれもハッキリしない感じ?」
サバ「どうだったかないつの間にかいた。
 だが魔法いや、現代では魔術だったか。
 ともかく魔術の方向性の決定には役に立つから、詠唱へ名前を織り交ぜている」
デュ「……ちょっと俺は複雑な気持ちだぞ、サバージオス。
 なんでよりにもよって俺の弓の詠唱に、微妙な距離感の相手を持ってくるんだ
サバ「いや、俺がお前の妻の名を叫ぶ訳にはいかんだろう。例えそれが弓の名だとしてもな」
デュ「うんそう、それはそうなんだがな
藤丸(一応配慮した結果だったんだ
サバ「で、俺の伝承の中で一番差し障りのない相手がキュベレーだった」
藤丸(雑な扱いしてる相手の名前を持ってくるのはどうかと思うけど
サバ「まあ正直、キュベレーとの関係性については戸惑いの方が強いんだが思い出せる範囲では、嫌ってなどいなかったさ」
デュ「ちなみにどんな相手だったか、聞いてもいいか?」
サバ「秘密だ。記憶が朧気な相手について中途半端に語りたくはない。
 だがそれなりには親しかった、詠唱へ織り交ぜてもいいと思う位にはな。それで勘弁してくれ」
デュ「ならそれでいいさ。俺とペーネロペーの事を大切にしてくれて、ありがとうな、サバージオス」
サバ「なに、当然の事さ」