ユキ
2025-11-01 21:49:51
7802文字
Public 🌙🎏
 

月鯉小ネタ詰め合わせ

ふせったーや🦋のツリーに投げていた小ネタ詰め合わせ
いかがわしい雰囲気のものにはパスワードを付けています


『苦い、甘い』

🌙🎏(転生現パロ)

珍しく時間通りに取れた昼休憩
手早く昼食を済ませて🚬室へ向かい、狭い部屋の中で一人壁にもたれて一服しているとガチャリと扉が開いた
あ、と小さく聞こえた声に視線を向けるとそこには最近入社した青年が
確か🎏ととか言ったか
整った顔と高そうなスーツに包まれた身体はモデルのようで、これは騒がれるのもわかるなと考えていると件の青年が視線をさ迷わせたあとすみもはん、と聞きなれない言葉と共に退出しようとしたのを引き止める
「🎏とさんが嫌じゃなければ」
名前を呼んだ時に驚いたような顔をした青年に思わず笑ってしまう
おずおずと隣に並んだ彼とは初めて話したはずなのにらしくないな、と感じた

懐から出した小さい箱の中から取り出した🚬を咥えてライターで火をつける仕草は随分と手馴れていて、見られているのに気がついたのか一度煙を吐き出した彼が少し照れたように笑う

「昔教えて貰って」
ぽつぽつと取り留めもない話をしている中で聞いた🚬を吸い始めたきっかけ
その言葉と表情ににじむ甘さに恋人だろうかと邪推する
もやり、と胸の内に感じたのはそういう話とはとんと縁が無いゆえの嫉妬だろうかと自分の狭量さに少し落ち込んでいると手首にはめられた高そうな時計を見た🎏が慌てて火を消す
自分の手首の時計も休憩の終わりを示していてぎゅっと手元の火を消した

別々に行くのもなんなのでそのまま一緒に仕事場まで戻り、🌙の机の近くでぺこりと頭を下げて遠ざかっていくスラリとした背中を見送る
最後まで感じていたこの人らしくない、というよく分からない違和感に首を傾げながら仕事に戻った🌙が、背を向けた🎏が泣きそうな顔をしていたことには気が付くことはなかった

という感じの記憶無し🌙と記憶有り🎏の話

🎏に教えたのは前の🌙で、ここから少し仲良くなった頃に🎏が🚬が好きな訳では無いことに気がついて、なんで吸っているのか聞いた時に
苦いから好きじゃないんだが、どうにも口寂しくてな、と言って
ぺろりと舐められた唇に触れたいと思って自分の気持ちに気がつく🌙とか見たい