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roku
2025-09-27 09:04:55
7930文字
Public
その他CP
沢北月間
沢北月間に書いた沢右SSをまとめたもの
CP→深エジ/松エジ/イチ沢/流沢
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4.ヒガンバナ/イチ沢
暦の上ではとうに秋。今は残暑にあたる。だが温暖化の進む昨今、秋の足音など聞こえるはずもなく、エアコンのきいた部屋でただただ激しく残る暑さを避けて過ごす日々。例え「我慢の男が聞いて呆れる」と言われようと知ったことでない。
「イチノさーん!出かけましょうよ〜!」
日が昇りきる前に朝ランから戻った沢北はシャワーを終えて上半身裸のままエアコンの風を受け涼んでいる。
「嫌だよ、暑い」
「別に炎天下のもとバスケしたいって言ってるわけじゃないのに〜!」
「それでもだよ!ここから一歩も動きたくない」
意味もなくつけたテレビから流れる地元のローカル番組を見ながらソファに寝転がる。
「そしたらずっとデートできないじゃん!」
「セックスはできるよ?」
顔だけを沢北へ向けて不敵な笑みを浮かべる。
「しないっすよ!」
「残念」
全く残念な様子もない一之倉はテレビに視線を戻す。番組は『地元で見つけた秋の気配』と題して視聴者からの投稿を紹介していた。
あ、ヒガンバナ。真っ赤に狂い咲く姿が綺麗なんだよな。毎日こんなに暑いけど秋はもうすぐそこなのかもしれない。
そんなことを考えていたらテレビを消した沢北が「イチノさん!」と寝転がる一之倉の上に覆いかぶさってきた。
「暑苦しい」
「ひどっ!セックスできるって言ったじゃん!」
「しないって言ったじゃん」
そう返されればぐうの音も出ない。わかりやすくしゅんとしょげる沢北の瞳は心なしか潤んでいる。
「したいの?」
「イチノさんはしたくないの?」
いつもならば素直に首肯する沢北が珍しく抵抗している。どうかな?と返されることはわかっているのに。
「オレはいつだって沢北を抱きたいって思ってるよ」
「
………
え?」
予想外の答えに固まっている沢北。一之倉はそのハリのある尻たぶを掴んで「いつも我慢してるだけ」と耳に軽く噛み付いた。
「や、ぁッ
…
」
たったそれだけで沢北の下半身がズンと重たくなる。
「ふふっ。お前本当に可愛いよな」
さぁ沢北。
あの花のようにオレの上で狂い咲いてごらんよ。
夏が終わって秋がきて、冬になってもずっと
――
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