芹沢亀吉
2025-07-26 22:55:43
9583文字
Public 風刺
 

落選1~9

2020年11月29日~2023年4月10日にかけTwitterに投稿した暴虐な軍国主義者、楠木武が恥をかく物語の通算15、21、32、36、37、38、59、68、97話目、通称『落選』シリーズ1~9の加筆修正版をPrivatter+に投稿。


落選

(※Twitterへの投稿は2020年11月29日)

 浦添市議選に落選した金城きんじょういさおをはじめ、自身が肩入れする候補全てが落選し楠木くすのきたけし一等陸佐は頭の中が沸騰中。

「くそったれめ!沖縄の連中は何故俺が応援する候補に入れんのだ!?」

 楠木は機嫌が悪い時すぐ部下に八つ当たりする性質故、部下達は皆怯えている。

 曇り空が広がり重苦しい空気が漂う中、楠木が部下の1人、木口きぐち吾平ごへい一等陸士をギロリと睨む。

「木口貴様!俺の口髭を不潔だと陰口叩いていたそうだな!上官の陰口を叩くなど不届き千万!」

 勿論これは100%楠木の言いがかり、そして八つ当たりだ。そもそも門長かどなが四郎しろう前総理を「世襲の能無し」呼ばわり等楠木自身日頃から陰口を叩きまくっている身だが。

「楠木一佐!どうかもうご勘弁を!」

「男がメソメソ泣くな!この楠木は心を鬼にして上官の陰口を叩く貴様に軍人精神を注入してやっているのだぞ!」

などと言いながら嫌らしく微笑むあたり明らかにこの外道は号泣する木口への暴行を楽しんでいる。人間のクズというのは「軍人精神注入棒」を振るい部下の全身を痣だらけにするのを楽しむ楠木のような者を指す。

「木の棒では木口貴様の腐った性根は叩き直せんか。ならばこれだ!」

 何処からか持ってきた鉄パイプを振り上げた楠木ではあるものの、その鉄パイプに落雷が直撃し全身黒焦げに。愚劣な暴力主義者に天罰が下った瞬間と言えるだろう。(終)