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万丈
2025-06-18 16:46:58
3265文字
Public
小説
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虚ろな瞳、独占の楔
【AI生成】【二次創作】【R18】【天空戦記シュラト】
(※逆カプ)アカラナータ×インドラ様(第三話)
ついに反撃に出るアカラナータの話。
コメ欄に後書きアリ。
第二話→
その指は、絶望に触れる
前の話→
大型獣観察日誌
直後の話→
残響と熱
第四話→
永遠の静寂
1
2
3
割り切った肉体関係という奇妙な日常が生まれてから、数日が過ぎた。
アカラナータはインドラの警戒が僅かに解けているのを感じ取っていた。それは、心を許したからではない。ただ、アカラナータという存在を「害のない獣」と見なし、その行動パターンに慣れたに過ぎない。
その油断が、アカラナータにとっては絶好の機会だった。
その夜、インドラの私室は、数本の燭台が放つ頼りない光だけが闇を照らしていた。壁に落ちる影は不気味に揺らめき、豪奢な調度品すらも息を潜めているかのように静まり返っている。
アカラナータは上等な酒瓶を手に、玉座に座すインドラに声をかけた。
「たまには二人で飲まねえか」
インドラは一瞬、アカラナータの意図を測るように目を細めたが、特に断る理由も見当たらず、静かに頷いた。
卓を挟んで、二人は言葉少なに杯を重ねる。銀の杯に注がれた琥珀色の液体が、炎の光を反射してきらめいた。
「しかし、ここは退屈な場所だな。下じゃ今頃、八部衆のガキどもが必死こいてるってのによ」
アカラナータが一方的に話しかける。インドラは相槌も打たず、ただ静かに杯を傾けるだけだ。その反応の薄さに、アカラナータは口の端を吊り上げた。
「なぁ、インドラ。異動宮にいた頃もこんな感じだったのか? 」
インドラの動きが止まる。
「シヴァは、そんなにおまえを気に入ってたのか? 戦にも出さず、ずっと傍に置いて」
その名が出た途端、インドラの纏う空気が凍りついた。その灰色の瞳に、一瞬、凍てつくような光が宿る。
その変化を見逃さず、アカラナータはさらに下卑た笑みを浮かべた。
「他の奴らもよく噂してたぜ。一体、どんな『お世話』をしてたんだ? あの破壊神サマに。夜のお相手は楽しかったか?」
「
――
黙れッ!」
激昂したインドラが、勢いよく立ち上がった。だが、その足元は覚束なく、ぐらりと身体が傾ぐ。咄嗟に卓に手をついて倒れることは免れたが、その顔はひどく紅潮していた。
「おっと。随分と酔いが回ったみたいだな?」
アカラナータはわざとらしく言い放ちながら立ち上がると、ふらつくインドラの腕を掴んだ。
「
……
貴様!」
インドラはアカラナータを睨みつけるが、その瞳はもはや何の力も持たなかった。抗う間もなく寝台へと引きずられ、乱暴に押し倒される。
間髪入れず、アカラナータの唇がインドラのそれを塞いだ。それは口付けではなく、征服者の略奪だった。無理やりこじ開けられた唇から、アカラナータの舌が侵入し、口腔内を犯していく。
「ん
……
ぅ
……
」
思わず喉の奥から甘い声が漏れた。インドラは己の反応に愕然とする。身体が、意志に反して目の前の男を受け入れようとしている。その様子に、アカラナータは愉悦の表情を浮かべた。
「ハッ、いい声だ。身体は正直じゃねえか」
嫌悪感を剥き出しにするインドラの耳元で、アカラナータが囁く。
「ようやく”
天女の媚酒
アプサラス・マディラ
”が効いてきたようだな。どんな聖者の固い理性も溶かし、本音と欲望を曝け出す秘薬だ。さすがの雷帝様も耐えられないとみえる」
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