【用語解説】観測者




観測者【observer】
「方舟」に常駐している謎の青年。

「ノア」と呼ばれる人物の代わりに、かれこれ千年近くこの空間を管理しているとのこと。とはいえ、何か具体的な仕事や作業がある様子でもなく、大体いつも暇そうに本を読んだり絵を描いたり床に寝転がったりしている。無類の話好きで、時折客人を招いては書架に並んだ物語についてあれやこれやと話を聞かせているんだとか。

「観測者」はあくまで物語の結末を見届け、それを語るだけの存在に過ぎず、決して「作者」ではないことから、話の内容を書き換えるなど直接的な干渉は不可能とされている。

──本編サイト「水没世界に花唄を」より


 

✤概要

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自創作『方舟童話』の語り手にあたる人物。
基本的には司書ノアの2人を指しますが、『七番街の白雪姫』の登場人物であるグリムも時折方舟に出現するため、「『方舟童話』という物語を俯瞰しており、語ることができる人物」という意味で彼も「観測者」に含める場合があります。

上述したように観測者は作者ではないため、『方舟童話』は彼らが創作したフィクションというわけではありません。
加えて観測者は各作品の登場人物たちから決して認識されないメタ的な存在であり(グリムだけが例外)、彼らと同じ地平に立つことも許されていません。観測者たちにできることは、物語の結末を見届け、それをそのまま語るだけ。第四の壁を挟んだ「こちら側」にいる……という点では、むしろ読み手に近い立ち位置であるという点がそこそこ重要なポイントだったりします。


✤関連イラスト

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……まぁ、噛み砕いて説明するとね。
日頃よく名前が出てくる潮風やら洞窟やら港町やらといった連中は、全てこの「方舟」という空間で、観測者である司書が読み返していた昔話の中の存在だったというわけだよ。

糸車は回り 物語は紡がれる
夜明けを忘れた白紙の海で
方舟が語るのはいつかのお伽噺

ここは歴史の終着点であり始まりの一頁でもある。
季節も天気も朝も昼も夜も何一つ巡ってこない退屈な空間だけれども、それでもこの世界の「主」として、来訪者である君のことを心から歓迎させてくれ。

 ようこそ、僕たちの「方舟」へ。

──それじゃあお話を再開しようか。クリック?


“from underwater”