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sunny_seven224
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HQ【治北】ログ
HQ
治北のSSまとめです
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26.3.7 ワンドロ「こんな風に」
目が覚めると自室ではなく、さらに1人ではなかったので少しだけ思考が停止した。
ゆっくり思い出す。
「
…
ああ、そうか」
初めて、恋人の家に泊まったのだった。
「ギリ入った」セミダブルのベッドは、しかし平均身長をゆうに超える男2人には窮屈で、しかもぎゅうぎゅうに抱きしめられていたため身動きが取れなかった。
「つぶれてまいそう」
けれど、全く嫌ではなかった。
幸せだった。
「こんな風になるなんてなぁ」
あの頃の自分が聞けば、絶対信じないだろう。
隣で気持ちよさそうに眠る後輩と、恋仲になるなんて。
「いつから好きやったんやろ」
「
…
初めっからですよ」
「
……
起きとったんか」
ひとりごとを聞かれ恥ずかしくなり、緩みきった寝起きの頬をつまむ。クスクスと仕事中では聞けない小さな笑い声が聞こえた。
「おはようございます、寒なかったですか?」
「おはよう、お前のおかげでぬくぬくやったわ」
「そらよかった」
普段の凛々しい顔とは違う、ふやけたそれが愛おしい。つまんだままの頬を今度は優しく包み、鼻先に唇をくっつけた。腰をぐっと抱き寄せられ、再び動きを封じられる。
「俺、いつかお前で窒息死しそうや」
「俺は北さんが可愛すぎてキュン死しそう」
「なんやそれ」
額同士をくっつけて笑い合い、鼻と額に唇を押しつけられた。
「北さんとこんな風になれて、俺も幸せです」
「
…
そっから聞いてたんか」
「バレましたか」
笑って起き上がり手を広げるので、俺はその逞しい胸に飛び込んだ。
「だし巻き食いたい」
「もちろん。味噌汁の具はなんにします?」
「任せるわ」
「ええーどぉしょっかなぁ新たまにしよかなぁ」
「
…
お前も結構かわええな」
頬に口づけをすればきょとんとされる。その間抜けな表情も可愛らしくて、俺はまた幸せを噛み締めた。
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