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RonpaDearB
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:)1章
みんな、コロシアイなんてしたくないよね!
分かっています、でもやってもらわなくっちゃこっちが困っちゃう!
お願いだよ、___のみんな。
___と一緒に レッツコロシアイライフ!ゴーゴー!
――――
いつまで経ってもコロシアイが起こる気配はない。
それもそうだろう。彼らは殺意に慣れているわけでもなければお互いを憎み合っているわけでもないのだから。
何もなくて殺人を犯せる人間の方が貴重だ。
才能を持っているという共通項があるとはいえど、無作為に選ばれているように見える彼らが全員貴重な思考の持ち主だったら。この国の治安を心配した方がいいかもしれない。
ミナゴロシかもなんて脅しも、レイの死も。全部が夢だったらよかった。
なんとか日常を過ごして、傷をちょっとだけ舐め合ってみて。
それで恐怖から逃れようだなんてそんなこと、許されるはずがなかったのに。
ご機嫌いかがですか?よく眠れましたか?
貴方が楽しいひと時を過ごせていたなら、とっても嬉しいと思っちゃうんです。
【負傷】空
けど、どうか。私のことも忘れずに。
機械音はどこか拗ねたような口調だった。コロシアイを忘れるな、と怒っていた。
次は本当に全員をこれで殺しちゃうよ、なんて。
可愛い口調で怖いことを言うものだから。
――――
空「もう平気だ。すっかり
……
とまではいかないが、だいぶ良くなった」
仙道「
……
本当に?あんまり無理はよくないからね。痛くなったらすぐに言うんだよ」
空は安心させるようにと腕を振った。それをゆりかが心配そうに見ている。
死ななかったのは不幸中の幸いかもしれない。まあ、全部あの機械音声の計算通りなんだろうけど。
柳生「そういえば、いつまでに事件起きなかったら〜とかのタイムリミット ありましたっけ。曇天さんは覚えてる?」
勘解由「覚えてないっていうか言ってなかったかも
……
どうしよう、明日とかだったら。ああ、あ もしかしてフラグたてちゃったかも」
やっちゃった!と縮こまる曇天に、天照は太陽のような笑顔を向けた。
そんなことにはなんないよ、なんて。側から聞けば無責任なことを言っている。
恋茨「まあ、実際それがわかんないことには対策も立てようがないよね。焦ればいいんだか、のんびりしていいんだか」
夜真「
……
のんびりしていい、ってことはないだろ。間違いなく。わざわざ釘刺しに来たぐらいなんだぞ」
倉稲「あ、え、でも
……
死なないために人を殺すだなんてお、おかしいですよお
……
」
RedーE「そうだね。これで人を殺してしまうようなら、そもそも結構危険な考え方をしていた人なのかもしれない
……
と思うけど」
RedーEはアダムの方を見る。何故ならアダムはそういったことの“経験者”だろうからだ。
人を屠り、その手は血に染まっている。それは彼の才能を聞けば明らかなことだった。
アダム「
……
俺は、そんなことしない」
沈黙。重い空気をぶち破ったのは、天井から降り注ぐものとは違う機械の音声だった。
オパール「疑心暗鬼になってても仕方ないよ ここでギスギスするのは、相手の思う壺かも?それより楽しいこと考えようよ」
服部「それは例えば
……
どうやったらコロシアイを回避できるのかとか、そういうことでしょうかね?」
オパール「うん そういうこと」
風野「それならさ!俺いいこと知ってるぜ〜!ここって異様に広いだろ?だから歩いても歩いても全然端っこに辿り着く気配ないんだけどさ」
暑灘「おい、なんでそこで言い淀むはえ?まさかテキトーなこと言って蠅たちのこと騙そうとしてるんじゃないはえよね?」
三郎はそんなわけないだろ〜と笑っている。対して蠅は
……
どことなく機嫌が悪そうだ。いつものことではあるが。
三郎が言いたいことはただ一つ。
この不思議な建物は大きな円状である、ということだった。
最初から端っこなんてないのだ。同じところを巡るだけ。
けれど、とそれを見ていた天照は疑問に思った。
この間散歩をしていたら、その“端っこ”に行けたような気がしたのだが。
気のせいだったのかもしれないな、なんて。
誰にも言わずに飲み込んでしまった。
――――
不運なんて、生まれ落ちたその時に全部使い切ってしまったものだと思っていた。
オレは人から見たら幸運に思えるらしい。その才能を冠してしまうくらいなのだから。
でもそれなら もっと周囲の人を幸せにできてもおかしくないはずなのに。
ねえ、曇天さん。オレ、お前のこと幸せにできたかな。
ちょっとでもできてたなら嬉しいから、教えてくださいよね。
多分君は、答えてくれないかもしれないけど。
あー でも。
もう聞くのも無理か。ごめん。
やり残しないように生きたいって思ってたのになあ。
【1章シロ】柳生天照
――――
なんで。
なんでなんでなんでいつも私ばっかりこんな目に遭わなくっちゃいけないんですかあ!?
私悪くない!なのにどうして酷いことするの!
この世界って優しくない、でもそれって私のせいじゃなくて意地悪な人のせいで。
お狐さんだってそう言ってた、私は
……
珠萌は悪くないって。
だから、悪いことなんてしてないんだもん。
正当防衛なんです。たった一度、背中を押しただけ。
私、いい人なんですよ?だから、お願い、見逃して。
絶対
……
誰にも何にも言わないからあっ!
あ。
【1章シロ】倉稲珠萌
――――
見つかったのは二人の遺体だった。
まるでペンキをぶちまけられたような酷い有様の現場は、その場にいるだけで酷く気分が悪くなる。
事実、表情は見えないが曇天は酷く苦しそうだった。
誰にだってきっと赤い血が巡っている。
そんな当たり前のことを確かめたかったみたいに、塗られたそれは。
まるで悪魔か何かの所業にも思えた。
――――
『アイの色』って、何色だと思う?
それを教えて欲しかっただけなんだよ。
人の本性って、死ぬ間際に一番現れるってよくいうだろう?
だから、最後のその一言が。愛に溢れたものであるならオレはとっても嬉しいなあなんて思うんだ!
兄弟愛に自己愛!違う形だけど、どっちだって「アイ」なことに変わりない!
ああ、綺麗だった。二人のアイの色、見てくれたでしょう。真っ赤で素敵だったでしょう?
That's great!称賛の言葉を贈らせてよ!
【1章クロ】RedーE
本当はさ、全滅するのも悪くないなあって思ってたんだけど。どうも抑えが効かなかった!
どうしようどうしようって考えて、それでもやっぱりオレはこの色が見たかった!
キミのアイが見てみたかった!
……
あーでも。ここで終わりなんだな。
最後にキミに触れられてよかった。
次はさ、最初からキミに嫌われないような。青い宇宙人にでもなりたいかも。
――――
:)おたんじょうびおめでとう!天照くん、珠萌ちゃん、RedーEくん!
《次は そうですね。何がいい?》
《病気でもばら撒いてみちゃおうかな!》
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