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万丈
2025-04-23 15:41:10
3298文字
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小説
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破壊神の影
【AI生成】【二次創作】【天空戦記シュラト】
ルドラ神族が滅んでからアスラ神軍が誕生するまで。
インドラ様の明日はどっちだ。
🔄2025/05/31
前の話→
雷帝インドラの半生
前の話→
異動宮の夜、王の戯れ
次の話→
夜の鎖
大戦後の話→
雷帝の贖罪
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第四章:アスラ神軍の誕生
数ヶ月後、シヴァとインドラは天空界の辺境、黒い岩が連なる荒野に立っていた。
シヴァの黒の光流が溢れ、周囲に集まった神将や民を狂信者へと変えた。彼らはシヴァの眷族となり、黒の光流に支配されていた。
「破壊神シヴァこそ真の王! 破滅こそがすべて! 世界を破滅へ導け!」
彼らの目は狂気に染まり、シヴァを崇拝する声が荒野を満たした。
シヴァは笑みを深め、長い黒髪を風に揺らした。
「我が眷族よ、そなたらはアスラ神軍、全てを壊し、奪いつくせ。世界の破滅こそ、我らの願い」
アスラ神軍が誕生した瞬間だった。
シヴァを筆頭に、黒の光流に飲み込まれた者たちが新たな秩序を築いた。天空界の集落が次々と壊滅し、アスラ神軍が勢力を拡大する中、インドラはただシヴァの影として存在した。
ルドラの民の血が、新たな犠牲者の悲鳴が、彼の心を締め付けた。
すべてを諦めた彼は、シヴァに向き合い、静かに問いかけた。
「王よ、貴方の真に望まれるものは何なのですか」
その声は、忠義と内なる葛藤の狭間で震えていた。
シヴァは振り返り、赤い瞳でインドラを捉えた。
「インドラ、これから世界は変わる。すべての秩序は砕け、無限の混沌が生まれる。その終焉を、そなたと共に我は見届けたい」
彼の声は低く、畏怖を誘いながら、抑えきれぬ情熱を帯びていた。
「そなたは我の臣下、唯一の影。いかなる破滅が来ようと、そなただけが我のそばにいれば良い。それが我の望みだ」
シヴァの赤い瞳は、かつての親密さを思わせる熱を宿していた。
その奥には、歪んだ執着が渦巻き、インドラの苦悩を愉しむ光が笑みに滲んでいた。シヴァの視線は一瞬も逸れず、インドラを縛る鎖のようにその存在を強く刻んだ。
インドラはシヴァの言葉に息を呑み、瞳に戸惑いが過ぎった。
シヴァの執着に心が揺れる。だが、すべてを諦めた彼は、すぐに姿勢を正し、静かに答えた。
「我が王、私は貴方の意志に従います」
その言葉は臣下としての姿勢を崩さなかった。
だが、心の奥では、シヴァの歪んだ執着と破滅への道が彼を苛み、ルドラの民の血と共に深い傷を刻んだ。
やがて、天空界を守護するデーヴァ神軍が結成され、アスラ神軍と対峙する大戦が勃発した。
世界を二分する戦いは、天空界最強の戦闘集団と謳われた十二羅帝にも波及し、彼らの中にも黒の光流に飲まれる者が現れた。
シヴァの黒の光流は天空界を脅かし、破滅の道を突き進んだ。
インドラはシヴァのそばでその光景を眺め、立ち尽くした。
シヴァの赤い瞳は破滅の未来を見据えていた。
インドラの灰色の瞳は、悲しみを湛えたまま動かなかった。
アスラ神軍の誕生は、天空界の終焉を予感させた。
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