W.D.ガスター関連 情報と考察まとめ ゲーム以外の公式編

アンダーテール・デルタルーンのネタバレ、デルタルーンchapter3/chapter4のネタバレが一部含まれておりますのでご注意ください
今回は、ネットに乗っていた情報をまとめたものと、自身の考察で構成しております。


―――ここからは考察になります。

【ガスター関連の要素まとめ】

では、今回も5つの要素を書きだしてみましょう。
5つの要素については、前々回の記事を参照してください。

①メルマガVol.5(2024年冬号) 謎のバレンタインカード
謎のカードの英語版は全文『大文字』で書かれています。このカードの差出人は『忘れられた男』である事が判明しています。

②メルマガVol.7(2024年秋号) アルフィーの発言
『7は5が たいせつで だから しかたなく 6を けしちゃうとか
『6』という数字が出て来て居ますが、これは日本語版でしか触れられていません。

③9周年までの英語版公式アカウントのプロフ画像
英語版公式アカウントのみ、9周年までのプロフ画像が『6th+〇』という形で表記されていました。

④『DELTARUNE』配信時の公式アカウント
2018年10月30日、10月31日のDR chapter1(SURVEY_PROGRAM)配信以降、新しいchapterが配信される度に謎の人物が公式Twitterアカウント上に現れ、
連続でツイートを投稿しました。
この時の投稿は、英語版では全て『大文字』で書かれていました。(日本語は漢字+カタカナであり、これはDRで語り掛けてくる”謎の声”の字幕と一致しています。)

⑤『SURVEY_PROGRAM』
インストーラーを起動し、インストールを進めていくと、英語・日本語共通で全て『大文字』で書かれた注意が表示されます。
このプログラムのファイルバージョンや製品バージョンは『0.6.6.6』となっています。

⑥過去のDR公式サイトの画像
2015年、2016年にDR公式サイトで掲載されていた画像のファイル名は『him.png』であり、
文章は『Wingdings』で書かれていました。内容はUTの報告書17番や、DRのオープニングに酷似しています。

⑦スパムトン・ステークスの大文字表記部分
隠しページ含め、スパムトン・ステークスの随所には『大文字』によって書かれた文章が存在します。
スパムトンが大文字の字幕を使用するためガスター関連かどうかは微妙ですが、一部は意図的に大文字表記にされている可能性があるので、一応記載しました。

⑧『DELTARUNE Chapters 3+4 Piano Score Book』の66ページ
66ページは空白になっており、「This page is left blank so you don't have to turn pages in the middle of a song.」という一文が書かれています。

いくつか関連性があるかどうか分からない内容も含まれていますが、
信ぴょう性が高い内容だけでも『大文字』『6』『him』『Wingdings』と、4つの要素が確認できました。
これに加え、文章の内容や口調などから、ガスター博士がUTだけでなくDRにも関与しているだろう事が予測できます。
(なお、メルマガVol.7(2024年秋号)の『999999999』の画像部分を長押しすると『666666666』という番号で認識される、
という内容は、意図的に組み込まれたモノか偶然かが不明なため、今回は除外いたしました。)

【ガスター博士とDRの関係】

順番的に逆になってしまいますがまず、DRとガスター博士について考察していきます。
前回の記事に引き続き、ガスター博士とDRの深い関係性が浮き彫りになりました。
というより、DRが初めて配信された時の、謎の人物によるSNSでの投稿から『このゲームにはガスター博士が深く関わっているのではないか?』
という考察が一気に盛り上がっていたのです。
更に、2015年頃から存在した旧公式サイトに掲載されていた画像『him.png』は、両者の関係性をより顕著に表しています。
UTのRoom 264『room_gaster』で読める『17番』と全く同じ文章が掲載されていた事は、ガスター博士の存在を示唆しており、
DRで語られる『DELTARUNEの伝説』と酷似した文章が、『Wingdings』によって書かれていた事は、DRとガスター博士の関係をより強固なものにしています。

【”声”とガスター博士の関係】

前回、”謎の声”がガスター博士である可能性が高い事と、彼が何かしらの実験を目的にプレイヤーに接触してきている可能性に触れましたが、
今回の記事では、その部分を更に深堀する形になりました。
まず、SNSに現れた『謎の人物』の文章の特徴(英語版は全て大文字、日本語版は漢字+カタカナ)や口調から、”謎の声”と同一人物だと考えられます。
更に『謎の人物』が投稿する時のアカウント名は6つの■6文字の名前に変更されます。『GASTER』という名前も6文字です。
この事からも、やはり『”謎の声”=ガスター博士』説には、かなりの信ぴょう性があるのではないでしょうか。

では、改めて彼の目的について考察してみます。
前回は、プレイヤーの『ケツイ』に関する実験ではないか?と考察し、その例としてchapter1冒頭の『器』作りや、
chapter3『咆哮の騎士』戦でのコンティニューについて取り上げました。
そして今回の記事で触れた『SURVEY_PROGRAM』こそ、この考察の非常に重要な部分となります。
『Survey Program』を和訳すると『調査プログラム』といった意味になり、このプログラムが何かしらの調査を目的としている事がはっきりと明記されています。
「見せたいものがある」と、前日に告知を受け当日、提示された規定に承諾してダウンロードし、それをプレイする事は
ガスター博士が携わった発明品のテストに参加する、という事を意味しているのではないでしょうか
UTでの”W.D.ガスター”は、あくまでも『かつて地下世界に居た偉大な科学者』という、ゲームの世界観に組み込まれた『キャラクター』でした。
しかし、DRに関連している”ガスター博士”は、ゲーム内だけでなく、SNS上に現れて投稿を行い、私達に接触してきました。
以前の記事の中で、『ガスター博士はゲーム(UTの世界)と現実(我々プレイヤーの住む世界)の狭間にいて、
ゲーム自体に直接干渉する事が出来る存在になったのではないか?』という考察をしましたが、今回の事例から、現実に干渉できる可能性も出てきました。
その証拠に、
私ヲ 捜シテ イマシタカ?
ジツニ 結構。
私モ アナタヲ 捜シテ イマシタ。

HAVE YOU BEEN LOOKING FOR ME?
HOW WONDERFUL.
I HAVE BEEN LOOKING FOR YOU AS WELL.

と、『SURVEY_PROGRAM』配信前日の投稿で述べています。
哲学者ニーチェの『深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ』という有名な言葉の通り
私達が彼について考察を練っている時、彼もまた私達を認識していた、という事になります。
恐らくchapter5以降も、『彼』の投稿は続いていくはずなので、次に彼が一体何を語るのか、なにを見せてくれるのか非常に興味深いところです。

【6と天使と悪魔】

そしてもう一つ『天使』というキーワードから、DRとガスター博士についての考察をしてみましょう。
『天使』はUTとDRに共通するモノであり、特にDRでは、ホームタウンで信仰されている宗教や、『DELTARUNE』の伝説に書かれている『天使の楽園』など、
物語の重要なキーワードである事が示唆されています。
また、前述した旧DR公式ページに掲載されていた画像『him.png』にも『天使の楽園』の一文が載っていました。
『天使』とガスター博士に何か関係があるのかは定かではありませんが、『6』と『悪魔』という点から考察してみると、別の観点から考察できるかもしれません。
ガスター博士と深い繋がりのある『6』は、キリスト教では良くない数字とされる事が多く、『悪魔』と関連付けられる場合もあります。
『6』との繋がりが強調されている事から、ガスター博士は、DRにおける悪魔的存在として描かれる可能性があるのではないか?という考察を考えてみました。

例えば、ジェビルやスパムトンを狂わせた人物がガスター博士だとしたら言葉巧みに人々を惑わせる『悪魔』のようではないでしょうか
プレイヤーがガスター博士と思われる”謎の声”に導かれ、『SURVEY_PROGRAM』の起動や『器』を制作した時も、
「これから起こる事の全てを受け入れるか」、「肉体的および精神的な痛みを受ける覚悟はあるか」と、不穏な問いかけをされながらも承諾しましたが、
これも見方次第では『悪魔の囁き』のように見えないでしょうか
また、chapter2のポップアップ戦にて、クリスのクリックするポップアップ広告の中に『ティーン必見!悪魔召還講座』があったり、
chapter4でのスージィとの会話から、「クリスが子どもの頃、キャッティーと悪魔を召喚しようとした」という事が明らかになります。

もし『悪魔』とガスター博士が関係するのなら、これにも何かしらの意味があるかもしれません。
参考動画:光あられ様 『【DELTARUNE考察】あなたが結んだ○○の契約。滅びで終わるエンディング。
ガスターはなぜ666で表されるか&イラストメイキング【デルタルーン】』6:12~:

このように考えると、まるでガスター博士が冷酷な悪人であるかのような印象ですが、『悪魔的存在』が悪い事とは限りません。
『天使の楽園』が何を指すのかが重要となってきますが、例えば『天使の楽園』を破壊する事で誰かが救われる、または自由になれるのであれば、
『天使の楽園』の破壊を望むガスター博士は『悪魔』ではあるものの、悪人ではありません。
DRでは、『この世界がゲームである』事がしばしば強調されており、スージィのようにその概念を破る人物や、クリスのように自由を渇望する人物が存在します。
この先のDRで、ガスター博士が敵として現れるか、味方として現れるかDRの世界をどうしたいのかそれらが解明されていくのかもしれません。
『悪魔』といえば、UTのGルートラスト、キャラが自分の事を「名前を呼ぶと現れる悪魔」だと言っていましたが、そちらの関係である可能性も否めません

【『男』とガスター博士】

次は、『忘れられた男』と、謎のバレンタインカードについてです。
前回、『男』の字幕の特徴や、隠しキャラのように扱われている事などを例に、『男』=ガスター博士説もありえるのではないか?と、考察しましたが、
一方で、”謎の声”が『タマゴ』を問題としている事から、『男』も問題として認識されている場合、ガスター博士と『男』が別の存在である可能性にも触れました。
では、『忘れられた男』とガスター博士についても、もう一度考察してみましょう。

謎のバレンタインカードと、chapter3にて『忘れられた男』が語った内容は、『男』に関する考察においてかなり重要な情報源です。
当初、このカードはガスター博士が書いたものではないか?とファンの間で話題になりました。
それは、このカードの英語版が『大文字』によって書かれている点や、
カードの筆者がプレイヤーが『DELTARUNE』をプレイし、次のchapterを待っている状態である事も、
手紙に対してプレイヤーが声に出して返事をした事も理解している
つまり、現実世界を認知している事から、ガスター博士の可能性が高いと判断された事が大きいと思います。
しかし実際には、chapter3にて『忘れられた男』が、カードの内容と酷似した言葉を発したことで、これは『男』が書いたモノである事がほぼ確定となりました。
更に、『忘れられた男』の字幕の特徴が、日本語版はひらがな、英語版では全て大文字である事も確実になりました。
これらの事から、やはり『忘れられた男』がガスター博士である可能性はありえると思います。
もし今後、『男』とガスター博士が別々の存在である事が確定的になったとしても、
ガスター博士である確率が高い”謎の声”が、『タマゴ』や『男』を問題として認識している時点で、両者には深い関係性がある事になるため、
本人、または関係者という認識は間違いではないと思います。

【バレンタインカードを紐解く①】

では、例のバレンタインカードの内容について深堀していきます。

ゲーム本編中では未だに『男』についての詳細や、行動の目的などはほとんど分かっていません。
しいて言えば他者や『男』自身がやがて『男』の事を忘れてしまう事、『男』の予定、
『タマゴ』は『男』を忘れないために渡されており、次の日になる前にどこかに置かなければいけない事この辺りだけ判明しています。

しかし、このカードが『男』によって書かれたモノだと確定したため、『男』の人柄や、このメッセージの目的を知る事ができます。
『男』は『忘れられた島』でしか言葉を話す事ができません。しかし、このカードは目と心をこらせば読む事が出来ます。
chapter3のボールマシンから出てくるおみくじの中に『エース戦隊』からのメッセージカードがあり、そこには「ぜひ島を尋ねるように」と書かれていました。
忘れてしまう前ならば、『忘れられた島』から送られた文章でも通常通り読む事ができるようです。
参考動画:ヘルミナ様『DELTARUNE】ガチャの景品・おみくじ・1225P入れた時の隠しイベント 4:07~』:

そして、『男』は落ち着いた穏やかな口調です。
それはカードの本文も、『島』での会話も同じですが、バレンタインデーに対して「私達の毎日は愛に溢れているのに、愛を祝う祝日だなんて馬鹿げている」と、
やや皮肉屋な一面を見せたり、「上着を着て顔を洗いなさい!あるいは顔を着て上着を洗いなさい」「サラ ば!」などの独特な言い回しからは、
ユーモラスな部分が垣間見えています。

次に、『男』がカードを書いた目的についてです。
具体的に何をすべきか、という事は明確に書かれていませんが、「『男』には「力になりたい」と願う相手がいたが、それが誰なのか忘れてしまった。
もしかしたら、それは「自分」だったかもしれない」という事を語りつつ、「私の力になってくれないか?」と、プレイヤーに協力を要請します。
これが、このカードを書いた目的だと思われます。

【バレンタインカードを紐解く②】

では。「力になりたい」と願った人物は、一体誰なのでしょうか?
ヒントになるかは分かりませんが、個人的に気になった部分を抜き出してみます。
たすけたい あいては わたしじしん だっただろうか? いや さにあらず しかし あるいは そうかも しれない。
いずれにせよ あえば すぐにわかる。それは たしかだ。

WAS IT MYSELF?NO... WELL,PERHAPS.
REGARDLESS,WHEN I SEE THEM, I'M CERTAIN I WILL KNOW IT STRAIGHT AWAY.

太字の部分を比べてみると、日本語版と英語版で若干の違いがあります。
英語版には『THEM=彼ら』という言葉が使われており、助けたい自分自身、あるいは会うべき相手が複数人である可能性が出てきます。
一方、日本語では相手の人数については特に記載がありません。
この事から、『男』が助けたい相手は一人だけとは限らない、という事になるのかもしれません。

まず、クリスが挙げられます。
chapter1~chapter4まで、『男』と実際に接触しているのはクリスのみで、『タマゴ』を受け取ったのもクリスです。
また、chapter3で「キミも わたしを わすれてしまうかな?」と『男』から尋ねられ、『いいえ』と答えると
ほんとうに? キミはもう なんども わたしを わすれてしまった。
キミは わたしと であっても やがて わすれてしまうのだ。

と、言われます。この『キミ』がクリスを指しているのなら、クリスと『男』は以前から何度も出会っていた事になります。
更に、chapter4の『タマゴ』エリアは病院のような場所でした。
ここでは『男』が指さすキャンバスに『木』の絵を描き、診療代として『タマゴ』が入手できます。
これが『かつてクリスが病院でカウンセリングを受けていた』という事、あるいは、現在のクリスの精神状態が危うい事を表しているのなら、
それに『男』が携わっていたとしたら、「力になりたい」と願ったとしても自然ではないでしょうか
また、前回の記事で触れましたが、『バウムテスト』という一本の木を描く投影描画テスト(心理テスト)が実際に行われているとの事なので、
もしかしたら、クリスも以前『バウムテスト』を受けた事があるのかもしれません。

次に、『『男』=ガスター博士説』を軸に考察してみましょう。
もし、『男』がガスター博士なら、DRとは別世界の元々存在したUTの世界の住民である可能性も出てきます。
その場合、アズゴアやサンズなど、彼と関係のある人物達が思い浮かびます。
王室専属の科学者だったガスター博士なら、恐らくアズゴアよりモンスター達を開放するための研究を任されていたと思われるため、
アズゴア、あるいは国民達の力になりたいと願っていたかもしれません。
また、ガスター博士と何かしらの関係があったと思われるサンズやパピルス、時系列的に彼が科学者だった頃はアズリエルやキャラも存命だったと思われるので、
彼らの可能性もあるかもしれません。
とはいえ、この考察は完全な憶測になってしまいキリがないため、いったん打ち止めにしましょう

では、ここからは『男』が力になりたい相手が『男』本人だった場合を考えます。
『自分自身の力になりたい』というのは、意味がよく分からない一文ですがここで、以前触れた『ガスター博士複数説』を用いて考えてみましょう。
これは、UTで登場したGフォロワー達の台詞や『彼の残骸』、DRのBGM『もうひとりの彼(ANOTHER HIM)』から着想を得た説で、
時空の彼方に消し飛び、その残骸が複数のガスター博士という存在になったという考察です。

この説を軸に、『男』=ガスター博士だと仮定すると意外にも、力になりたい相手が他者でも自分自身でも辻褄が合うのです。
つまり、『男』が助けたい相手は、もう一人の自分複数存在する別のガスター博士である、という事です。

ここまで色々と考察してみましたが、個人的には『クリス説』、あるいは『他のガスター博士説』を推したいと考えています。
クリス説なら、chapter5以降も『タマゴ』を集める事や、『男』に会う事に大きな意味が出てきますし、
他のガスター博士(=自分)説なら、カードの「助けたかったのは自分自身だろうか?」という言葉の辻褄が合う気がするからです。
もちろん、今後DRに登場する新キャラクターである可能性もありますし、予想外のキャラクターである可能性も十分あり得ると思います。

【ミステリーマンはガスター博士なのか?】

最後に、UTのグッズやUT10周年イベントを通して、ミステリーマンについて考えていきたいと思います。

『ミステリーマン=ガスター博士説』についての話題は、ガスター博士の謎の中でも非常に注目されているポイントです。
その結果次第では、これまでファンが築き上げてきたガスター博士のイメージ像や考察が劇的に変化する事になりますし、
もしミステリーマンとガスター博士が別人だった場合今度は『ミステリーマンとは一体何者なのか?』という新たな謎が生み出される事になります。
前々回の記事では、ミステリーマンが消える際の効果音『snd_mysterygo』や、FUN値『66』などから、ガスター博士との関係性を考察しましたが、
それ以外に両者を結ぶ決定的な証拠はなく、この説を否定する事も肯定する事も非常に難しいのが実情です。

そこで、今回取り上げた『ミステリーマンがグッズ内に現れては消える現象』を軸に考えてみましょう。
まず、一部例外はあるもののグッズに描かれた隠しキャラの中で、このような現象が起こっているのは基本的にミステリーマンのみです。
(例外はLP盤サウンドトラック『undertale 2xlp vinyl soundtrack』の冊子のみ)
隠しキャラが描かれる事自体が稀ですが、それがよく分かるのは『undertale 2xlp vinyl soundtrack』のジャケットです。
Gフォロワー2は描かれておらず、Gフォロワー1と3、クラムガール、ゴナーキッド、Room 272の白い謎の存在は後々まで描かれているにも関わらず、
実際に発売されたジャケットから消えたのはミステリーマンだけでした。
ミステリーマンは一度描かれた後、消えている……これは、意図的に姿を消した、あるいは消された事を示唆しているのではないでしょうか?
この事から、ミステリーマンは隠しキャラの中でも特別な存在である事が伺えます。

では、なぜ、ミステリーマンは姿を現わしたり消えたりするのでしょうか? 考えられる理由は2つあると思います。
①公式側が消している説
何らかの理由で、ミステリーマンが現れる度に公式側が画像の差し替えなどを行い、彼の痕跡を消しているのかもしれません
その理由が何なのか、ガスター博士と関係があるのかは今のところ不明です。
仮にミステリーマン=ガスター博士だとしたら、まだ彼の姿や存在を公にする時ではないという判断から、このような形で処理をしているのかもしれません。
しかし、DR配信時にガスター博士と思われる『謎の人物』が公式SNSに現れた際、投稿が終わった後は何事もなかったかのように普段のアカウントに戻っていたため、
この線は薄いかもしれません。
本当に公式が隠したいのであれば、ミステリーマンが消えたのと同じように、謎の人物の投稿も消されるはずです。

②ミステリーマンは、ゲームの世界と、現実世界(=グッズの中)を往来できる説
自分の存在を誇示したいのか、あるいはただの興味や悪戯心なのか、何か意味があるのかは分かりませんが
ミステリーマン本人の意思でグッズの中(=現実世界)に現れ、しばらくすると姿を消して元居た世界へ戻っているのかもしれません。
もしそうならば、『ガスター博士は現実世界とゲームの世界の両方に干渉できるようになったのでは?』という考察とも繋がるので、
『ミステリーマン=ガスター博士説』の信ぴょう性が高まるのではないか、と個人的には考えています。
もちろん、これは個人的な考察の域であり、何より作者のトビーさんが「グッズについては(バガパン以外)公式設定ではない」事をSNSに投稿しているので、
ミステリーマンとガスター博士の繋がりは現在も謎のままという事になるのでしょう。
(ちなみに、筆者は「10周年に発表されるグッズにミステリーマンが再び現れるかもしれない」と注目していましたが、その予想は外れました。)

しかし、2025年の記念すべきUT10周年記念イベントの公式実況配信にて、色の付いたミステリーマンの扉が登場するという衝撃の事態が起こりました。
厳密にいえば、扉の向こう側がどうなっていたのか、ミステリーマンが居たのかは不明であり、『ミステリーマン=ガスター博士説』の決定打とはなりませんでしたが、
前述のように、あの扉がサンズとパピルスの家の扉と同じ物である確率が非常に高く、ガスター博士とサンズ、パピルスには何かしらの関係性がある事を付け加えれば
ミステリーマンがガスター博士である可能性がより高まったようにも感じます。

【灰色】

更に、なぜ10周年公式配信で登場した扉には色が付いているのに、私達がプレイしたUTでは灰色の扉になっているのか?という疑問についても、
ファンの考察によって、意外な方角からヒントが得られる事になりました。
それは、DR chapter3の『忘れられた島』にいる『エース戦隊7人組』の1人の
コピーって モノクロだけど
COPIES ARE MONOCHROME,

という部分です。
私達がプレイしたUTには、FUN値イベントでのみ会える灰色のモンスター達や、灰色のミステリーマンの扉など、不自然な灰色のモノが点在していました。
それに対し、トビーさん達がプレイした公式配信のUTには、それらの灰色の存在はなく、新公開のエリアを含めてほとんどの場面が色鮮やかでした。
『コピーはモノクロ』……
つまり、私達がプレイした『UNDERTALE』は改良されたコピーであり、公式が配信した『UNDERTALE』こそがオリジナルだったのではないか?
という考察が、ファンの間で話題になりました。
参考動画:トビのゆっくり解説【Undertale】様『10年越しに出てきた考察がヤバすぎる...』:

そういえば、UT終盤に訪れるニューホームと、その先から見える城下町は、なぜか色彩がなく灰色でした。これは、10周年公式配信のUTでも同様です。
これは、ニューホームや城下町が、序盤に訪れたホームや遺跡をコピーしたエリアである事を表しているのかもしれません。
だとしたら、『コピーはモノクロ』という伏線は、2015年のUT発売当初から存在していた事になります

という事は、FUN値イベントで登場した灰色のモンスター達は、コピーの存在だった事になりますが、それは何を意味するのでしょう
彼らのオリジナルの存在はどうなっているのでしょう?まさか、存在するのはコピーだけで、ゲームから消されてしまったのでしょうか
だとすれば、ゴナーキッドの会話の本当の真意は……
灰色のGフォロワー達がガスター博士について語るのは、どういう意図なのでしょうか
彼らのオリジナルは、ガスター博士のように消えてしまったのでしょうか
そして、扉が灰色なのにも関わらず、ミステリーマン本人は白と黒で彩られているという事は、ミステリーマンはオリジナルの存在という事になりますが
ならば、なぜ彼は灰色の扉の向こうに佇んでいるのでしょうか
もし、ミステリーマン=ガスター博士だとしたら、時空の彼方に消し飛んだはずの彼は、なぜ灰色ではないのでしょうか
あの公式配信の時、色の付いた扉の中を確認できたなら、そこにはどんな光景が広がっていたのでしょうか

まさか、10年目にこれほどのBIGな情報と、新たな疑問が与えられるとは、思ってもみませんでした。
2026年は、DR chapter5がリリース予定であり、UTは11周年を迎えます。
11じかんでも 11ねんでも DELTARUNEは まっている。

『男』の謎の言葉が、今年(2026年)のUT、もしくはDRの何かしらのイベントを指しているとしても、不思議ではありません