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さもゆ
2024-12-06 15:52:46
10482文字
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BBB
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【ザプレオ】ツイログ
全て付き合ってないザプレオです。
2020.12.27 たまごのお粥pixiv投稿作品
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ワンドロワンライ
ひとかけら
ガリガリと飴を噛み砕く音が斜め上から降ってきて、僕はげっと顔を歪ませた。「ザップさん
……
」自分の口の中、小さくなった飴をからころ鳴らしながら窘めるように言ってしまう。「そーやって飴玉すぐ噛むのやめましょーよ、いくらなんでも早すぎっすよ」もったいないし、ともつけ加えると、隣に座って不機嫌そうに提出書類を睨んでいたザップさんは、やはり不機嫌そうにつったってな、と返した。「おめーも噛むじゃねーか。人のこと言えんだろ」僕はいやいやと首を横に振った。
「僕はちゃんと舐めてから、最後のひとかけらくらいになってから噛むんすよ。アンタより味わってます」
「食べ方が
……
きめえ
……
」
「シンプルに傷ついた」
なんで普通に食べてるだけでんなこと言われにゃならんのだ。とはいえほぼ日常的些事なのでそれ以上言及せず、黙々と手元の仕事をこなしていく。ザップさんはまた新しいキャンディを手に取るのかな、と思ったが、そうでもなく、しばらく僕の口の中のからころ鳴る音と、書類の紙が擦れる音だけが事務所を満たしていた。
からころ、からり。
歯に当たる音が小さくなり、味を感じる面積も少なくなって、そろそろ噛もうかと思ったら。
突如として隣から褐色の腕が伸び、顎を鷲掴んでくる。
「ぎゃっ」
驚いて無様に悲鳴を上げた僕の口に、ぬるりと柔らかいものが触れる。それはそのまま僕の口の中に侵入し暴いていったかと思うと、侵入した時同様礼儀挨拶もなく出て行った。涎が糸を引く。
目の前にあるザップさんの口から、ガリリ、と最後のひとかけらが砕かれる音がした。ガリ、パキ、ごくん。
「え、え
……
ええー
……
?」
僕は呆気に取られて、ひとまず、いやアンタの方が食べ方きもくね? と呟いた。
当然殴られた。なんでだよ。痛い。
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